ああヒロシマよ君を泣く。その21

J1リーグの開幕以降、サンフレッチェのことをほとんど書けずにいた。ちゃんとチェックはしていたのだが、あまりにも暴利を貪るDAZNへの怒りから解約したままにしていて、ライヴで特にアウェイのゲームを観られなかった。それで、なんとなく書きづらかったのである。しかし、この度再びDAZNに加入し、サンフレの試合も観ている。

しかし、9試合負けなしという割には、最近満足度が下がっている気がする。それはやはり積もりゆく引き分けが影響していると思う。ことに直近2試合の引き分けは、非常にフラストレイションの溜まる、と言って言い過ぎなら満足度の実に低い試合だったような気がしてならない。要するに、オフェンスの決定力不足という論点がそぞろ顔を出しているのだ。

確かに、外国人が全員戦列を離れているし、そうでなくてもオフェンスの層は薄くなっている。しかし、何とかして点を取らないと勝てるものも勝てないし、見ていて面白くもない。今は負けてないことで良いかもしれないが、このまま引き分けばかりじゃ栄冠には届かない。昨年の満田離脱時の悪夢が蘇りかねない。

いや、どうもこのところサンフレと当たる相手チームのプレイが荒い気がする。なんか、怪我させてもいいからファウルで止めてやろうという意図があるのではないかと疑いたくなるプレイが見受けられるのだ。要は安く見られているのだ。その負の連鎖を止めるためには、残った者が必死になって点取って勝つしかないのだ。

私の期待は、昨年も書いたが越道草太だ。すでに昨年もクロッサーとしての能力の高さは十分見せつけたところだが、あと必要なのは自らのゴールだ。確かに加藤陸次樹や大橋祐紀への質の高いボールも大事だが、いざとなると自分からゴール前に侵入するいい意味でエゴイスティックなプライも見たいところだ。

話は変わって、過日のWEBニュース記事で、カープの矢野が取り上げられていた。なんでもベンチのヤジ将軍となっている矢野を、スワローズの某選手がベンチ裏に呼んで締め上げようとした、らしい。別にそれだけのなんの発展性もない話なのだが、一部カープファンがいたく反応しているらしい。そりゃそうか。領導様の大好きな矢野が無碍に扱われてるんだもんね。

しかし、私に負わせれば、悔しかったらレギュラー取ってみろというだけの話だ。バカープファンはもう矢野はレギュラーと思っているのかもしれないが、そんなの片腹痛い。去年までと比べてバッティングが進歩しているんだという触れ込みだが、私に追わせたらなんの進歩もない。だから、野次ったらそれがギラついて逆に標的になるのだ。だいたいこうやって締めてこようとする輩も、また同様にチンピラなんだから。

要するに、矢野なんて相手チームの扱いはその程度であるのだ。それをさも攻守にわたり素晴らしい選手として褒めそやすことは、本人のためにもならない。彼を伸ばすためには、もっと打撃を頑張れという叱咤激励である。いや、守備だってそうかもしれない。先日のNHKでの、宮本慎也と鳥谷敬の解説を聞いていたが、矢野を褒めようとしたアナウンサーの振りに対する2人の反応は些かクールだったから。

今の自分の現在他を矢野がどう感じているかは知らない。ただ、少なくとも攻守ともに相当頑張らなければならない立場であることは、思い知るべきではないか。だから、今のような優遇起用なんて本来してはいけないのだ。それを矢野が理解できていれば見込みはあるが、どうかな。

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コメント

“ああヒロシマよ君を泣く。その21” への2件のフィードバック

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    クイーンに思い入れがあるわけではないが、フレディ・マーキュリーが亡くなる直前にリリースされた”The Show Must Go On”は魂を揺さぶられる。33年ぶりに聴いている。

    Empty spaces, what are we living for?
    虚無の空間、何のために生きている?
    The show must go on
    (何があっても)ショウを止めるわけにはいかないんだ
    Inside my heart is breaking
    例え心が砕かれても
    My makeup may be flaking
    無様な姿が露わになったとしても
    But my smile still stays on
    僕は笑顔で居続けるよ
    Whatever happens, I’ll leave it all to chance
    何があっても、全てチャンスに変えてみせる

    フレディにぞっこんの我がパートナーは、最期の魂の叫びを聴いて働き方を180度変え、海外へ飛び立った(国境なき・・・)。あれから33年か・・・                                
                                                          ところで、プロ野球選手の理想型は、言うまでもなく5ツールプレーヤーである。
    5ツールとは・・・
    1.ミート力(打撃)
    2.パワー(打撃)
    3.走力(走塁、守備の走力)
    4.フィールディング(グラブさばき)
    5.スローイング(肩の強さ正確さ)

    残念ながら現在のカープに、5ツールプレーヤーは1人もいない。可能性のあるプレイヤーは、久保・二俣・佐藤の3名くらいだろう。
    無難に守れ打撃力に期待できる選手は、高木・小園・田村。やや守備に難アリだが長打力がある選手は、林・仲田・末包。
    来シーズンに希望を繋ぐために、今のうちにこの9選手に出場機会を多く与え、慣しておくことが新井のミッションじゃないか。

  2. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    Иван Ивановичさんに便乗させていただくと、

    捕 手 高木
    一塁手 仲田
    二塁手 二俣
    三塁手 林
    遊撃手 小園
    右翼手 田村
    中堅手 久保
    左翼手 末包

    これは現在・未来にも期待できる素晴らしいオーダーですね。

    それに引き換え・・・
    會澤翼
    田中広輔
    上本
    野間
    矢野
    まったくお呼びでない!
    この五名はカープから去れ!

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