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幸運は自ら手繰り寄せるもの。

思えば、サンフレッチェの選手にとってはまさに今針のむしろにいるようなものだっただろう。確かに開幕戦のあのけしからぬ誤審が原因とはいえ、なにをやってもうまくいかない無限回廊に入っていたようなものだったし、今日もエゼキエウのPKが阻止され、そのうえ後半になって先制されるという最悪の展開だった。今日はルヴァンカップの初戦とはいえ、これを落とすようなら今シーズンは相当危ないと思っていた。

しかし、満田がそれを打ち破った。ここまでまったくいいところなしといってもよかった、エースの称号を継ぐべき男が決めた。それで流れがようやく変わったか、ササショーが勝ち越し弾、ダメ押しはオウンゴールである。スコアだけ見たら順当だが、この白星がサンフレ戦士に与えた影響は相当大きいといっていいだろう。でもそれは、チームの主力選手が必死に足掻いた結果というべきだ。そうでなきゃ、こうはうまくいかない。

もちろん、あとはリーグ戦で早く勝ち点3を取らないとまずいことには変わりはない。しかし、あのけしからぬ主審とVAR団で奪われた勝ち点2の恨みを晴らすことはできたのではないか。まあ、サンフレッチェが大人の対応をして審判には恩を売ったはずだし、それこそ「情けは人のためならず」かもしれぬ。きっと、潮目は変わると信じたい。

一方で赤い帽子の野球チームだが、今日のバファローズスタジアムでの教育リーグ、またしても惨敗した。スコアは0-3だったじゃないかって?3安打完封負けだよ。山崎福也に捻られたばかりか、ドラ1ルーキーや育成のピッチャーに手も足も出なかったんだよ。それなりのオーダー並べて。これを惨敗と見えないようでは、目の玉ほじくって犬の目と替えた方がいい。

はっきり言わせてもらうが、今のカープの選手、特にオフェンスの選手には、必死さがない。そりゃ一生懸命やってないという気はないが、死に物狂いの一生懸命さに欠けるといいたいのだ。そりゃそうだ。必死にやったって出してもらえないんだもん。それどころか、当局の好き嫌いで試合に出る選手とか一二軍の振り分けが決まっているような現状で、やる気を出せという方が間違っているのかもしれない。

しかも、オフェンス自慢で入ってきた選手を、このチームはことごとく壊している。奨成、林、健人、末包。この中に田村が入らないことを祈るばかりだ。一方で当て逃げが得意で少しばかり足が速い選手は重用してもらえるのである。そりゃ選手はやる気なくすよね。さらにけしからぬのはそれを一部のもの知らぬファンが後押ししていることであって、その共通言語が「守り勝つ野球」である。アホか。

これでは、ツキとか幸運とかいうものは、永遠に手に入らない。それこそこれは必死に死に物狂いでやった結果手に入るものである。このところカープ界隈には、矢崎の離脱や森下の調整暗雲などとよろしくないニュースばっかりながれてくるが、その潮目を変えたくても、今のていたらくではとうてい無理だ。まあ、田中あたりをヒーローに仕立て上げたいという勢力がいるうちは、あかんね。

私は、新井というのはもっとものの分かる人かと思っていたのだが、どうやらそうでもないようだ。そうなると、今シーズンも相当殆い。もちろん戦術的戦略的運用能力は分からないが、その点でも今の立ち位置は初年度の佐々岡と変わらないのだ。要するに、過大な期待はできない。もの知らぬファンを諫めるために敢えて彼らに迎合しているのなら立派なものだが、どうかな。

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やっぱりだめなものはだめだ。

早いもので、Jリーグも開幕し、今日はサンフレッチェにとってのオープニングゲーム、コンサドーレ戦がホームゲームで行われた。結果はスコアレスドローで、勝つに越したことはないけれどもまあ悪くはない。内容も昨年の微妙な中身ではなかったから、まあよいのではないか。決定機を取れなかったことは反省点だが、少々の課題も見えたほうがこの時期はよい。事実、申し分ない勝ち方をして降格することだってあるのだから。

今日はNHK広島で中継されていたのであるが、その中で強調されていたことは背番号の継承というべきものである。今季から川村拓夢が8番、満田誠が11番を付けているのだが、サンフレッチェにとっての8番は風間八宏、森﨑和幸が背負い、11番は佐藤寿人が背負った番号である。これに昨年から、森保一、森﨑浩司が背負ってきた7番を継承している野津田岳人を加えると、一つの物語ができあがる。

Jリーグだって創設三十年を超えるのだから、背番号にはそのチームの顔という役割を与えられていることになるのはいうまでもない。確かに当初は変動背番号制(必ず試合に出場する選手は1番から15番の背番号を付ける)だったが、それにしてもやはりある程度固定化はされるところだ。背番号がその選手のキャラクターを雄弁に物語るのであって、それはグラウンドの選手が付けている背番号がはっきり見えることで担保されるのである。

だからこそである。もはや八十年余りの歴史を誇るプロ野球にあっては、なおのこと背番号の物語性というものを尊重しなければいけないのであるし、それがぐらついているチームに強いチームはないといっていい。正直、それがないということは、人間に番号を付けて管理しているのと変わらないのであって、要は囚人管理と変わらない。

それから思うに、やはり今年のカープのユニフォームは、おかしいと思う。背番号はグラウンド上で選手を見つけるマーキングになるというだけではなく、カープがその選手に託した思いや歴史の象徴でもあるのだ。森下の18番には長谷川良平や福士明夫、佐々岡真司、前田健太の姿を、栗林良吏の20番には北別府学や永川勝浩の姿を、小園海斗の51番には前田智徳や鈴木誠也が育っていった姿を、映し出されているはずだ。

それだけに、それが見えにくい、あまつさえまともに見えないようなデザインは、やっぱりペケだろう。私には、これを正当化する理由は見いだせないし、否定する論拠なら両手に余る。

何度も言うが、普通なら与党総会屋がしゃしゃり出てきて大きな声で圧殺するのだが、今のところおとなしい。やはり、みんな心の中ではおかしいと思っているのではないか。でもそれを言うことは体制に異を唱えること、はっきり言えば球団当局に逆らうことになることをおそれて何も言えないのだろう。ばかばかしい。

はっきり言う、今からでも、このユニフォームは改めるべきだ。百歩譲ってホーム用はいい。背番号が見えなくはないから。アウェイ用だけ何とかしよう。背番号を金とかピンクとか緑にするだけでも違うと思う。以前も書いたが、ユニフォームのデザインに芸術性はいらないのだ。Avant-gardeなのは野球だけでお願いしたい。

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あらたまの歳の最初の御挨拶

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

弊ブログを御愛顧していただいている皆様には心より御礼を申し上げます。旧年中は、書きたいことを書きたいときに、まさに好きなときに適当に更新していたにもかかわらず,たくさんのアクセスとコメントをいただき、誠にありがとうございます。おかげさまで、昨年は楽天ブログで1550万アクセスを突破し、その後独自媒体立ち上げ後も15万アクセスをいただき、一層身の引き締まる思いでございます。本年もまた好きなようによしなしごとを書き散らかすと思いますが、なにとぞ御指導御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、今シーズンのヒロシマ球界は、サンフレッチェは天下を本腰入れて取りに行く年、一方のカープは失った信用をもう一度取り戻す年になった。いずれもなかなか険しい道が待っているようだけれども、特にカープは、よほど体制としてしっかり天下取りというものを見つめ直さないと行けないのだが、残念ながら特に取り巻きにその危機感がない。困ったものである。

この2023年を飛躍の年にするか、それとも転落の詩集となるかは、本当に組織次第である。カープはもちろんのこと、サンフレッチェもその辺が些か緩いから、なんとも気がかりである。とにかく覇権奪還と行きたいところであるが、また混迷を極める可能性だってあるのだ。まさに昨年以上にどのように戦うかということが問われる1年になるだろう。

まあ,元旦早々アジっていたら世話はないが、要するにこれまでとスタンスに変化はないということである。敢えていうなら、まず文章により磨きをかけて、名実ともにブラッシュアップしていきたいと思っているところである。

今年もまた、緑色マシンガン乱れ撃ち、心あるあなたのハートを狙い撃ちしていく所存です。今後とも変わらぬ御愛顧をよろしくお願いいたします。

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またしてもコロナ禍に明け暮れた年の最後の御挨拶

今年もまた大晦日は我が家を離れるのであって、何かとバタバタしているところである。夜くらいゆっくりしたいこともあって、昔やっていたように黄白にツッコミを入れながら、という段にはなりそうもない。まあ、やらなかったからといって誰も困りはしないのだが。

紅白歌合戦についてはもちろんリアルタイムでテレビで見るつもりであるが、いちおう録画予約のセットも完了した。これで紅白に何かハプニングがあったらチェックすることもできる。ただ,肝心の紅白自体は出場者やら歌唱曲やら曲順を見るだけでも興醒め、どころかまあつまらないことは確定的である。きっと大泉洋の空騒ぎが空しく響くだけのものになるだろう。ひょっとしたら並行して「ももいろ歌合戦」見るかもね。

さて、今年一年を振り返るに、カープもついてははっきり言ってコロナ禍がどうたらこうたらいう以前に、全くもって残念な一年だったというほかない。これに関してはもう年内に散々書き尽くしたところであるので繰り返さない。3年前以来ずっと書いているところであるが、結局カープの構造的問題でしかないし、それに対する危機感がある種のカープファンの中では共有できていないことが元凶としかいいようがない。むしろ、それを黙殺して自分たちだけ楽しければいいという立居振舞いになっているのが忌々しいのだ。

サンフレッチェについては、よくここまで立て直したと思う。リーグ戦3位、天皇杯準優勝、ルヴァンカップ優勝という結果は誇ってよい。あとは、安定してそれだけの結果が開幕から出せるかである。リーグ戦の後半の息切れは残念だったし、天皇杯のPK負けも残念だったでは本来済ませてはいけない。まあ、スキッベのことだから来年は何かを変えていかないといけないことは理解しているだろう。あとは、組織としてもっとライトなファンの取り込みを考えなければならない。でないと、2024年の新スタジアム元年が悲惨なことにもなりかねない。

と、いうわけで、弊ブログは常に素朴な疑問を大事にして、おかしいと思ったものには何か裏があるのではないかという探究心を持ち続けていきたいと思う。大本営発表を速報で書いておしまいというくらいならサルにでも出来るし、そんなのは消えてなくなれと思っている。他の人はどうか分からないが、私の場合はとにかくひとりで細々と起案から構成から何から何までやらなければならない家内制手工業なのである。私の能力と筆力の限界からくる完成度の拙さは否めないのだが、それゆえに私にしか出来ないというものをもっと前面に押し出していきたいと思っている。

もちろん、弊ブログをご愛顧いただいている皆様のために、一寸の虫にも五分の魂とばかり,とにかくしつこく書き続けていきたいと思っている。来年の7月を過ぎると弊ブログも丸18年目を迎え、また9月からリニューアルした弊ブログにも、今日までの約3か月で15万アクセスを刻んでいるのであって、まことに身の引き締まる思いである。これに甘えることなく、私自身も、単なる下手の長談義に堕することのないよう、森羅万象に対してアンテナを張り巡らせ、かつ一層の文章修業に励みたいと思う所存である。

相変わらず波乱に富んだ2022年も残すところあと12時間を切った。来るべき2023年が、皆様にとって、そして我らがサンフレッチェ広島と広島東洋カープにとって本当によい年となることを祈るばかりである。

皆様にとりましては、よき年を迎えられることを祈念いたしますともに、
この1年の御愛顧を感謝申し上げます。

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サッカー スポーツ つれづれ よしなしごと ラグビー 蹴球世界杯

待宵月がとってもきれいだったので。

先月も書いたようだが、今日も帰宅途上でふと空を見上げたら、非常に月が美しかった。明日は十五夜の満月であるが、この頃の月はやはりあはれに趣深いものである。そして今日は二十四節気のひとつ、大雪。本格的な冬の始まりと新春準備の始まりを告げる候である。いよいよ2022年も押し詰まってきたのかと思う。

そんな今日は、朝は電車の中に手袋を落とすという失態から始まり、昼は例によってくだらぬ仕事に忙殺されてなんともすっきりしない一日を過ごした。そのくだらなさは年末に向けてピークを迎えるところなのであって、考えるだけでぞっとする。大雪にかこつけてそろそろ年始準備を始めたいところであるが、なかなかやる気が起こらぬ。そろそろ年賀状の準備とかしなければならないが、どうも億劫だ。

一昨日、正確に言えば昨日明朝の行状のせいで昨夜は知らぬ間に眠りに落ちてしまったから、件の蹴球世界杯のことなど書くことにもならなかったが、まあ一昨日の記事に追記した以上でも以下でもない。敢えて蛇足ながら付け加えれば、クロアチアにはモドリッチがいたが日本にはそれに比肩しうる選手がいなかったということだろうか。それがライトなファンをたかだか30年続けてきただけの私の感想だ。

それに、やっぱりPKについてはもっと訓練が必要だろう。今年のサンフレッチェが天皇杯決勝の肝心なところで満田誠と川村拓夢、ある意味サンフレッチェ躍進の象徴であったわけだが、彼らが外してしまって敗北し、ルヴァンカップ決勝ではそこまであまり結果が出ていなかったが大舞台経験豊富なピエロス・ソティリウが難なく沈めたことがその証左だろう。南野拓実をくさすわけではないが、今の南野がキッカー一番手というのは、あり得なかったと思う。なら誰がよかったかといわれると辛いものがあるが。

まあ、私にとってはこれからどのチームが勝とうがどうでもいいから、少なくとも寝不足を託つことからは解消されそうだ。これからは、フットボールはフットボールでも楕円形の球、すなわちラグビーのシーズンだ。高校選手権、大学選手権に2年目を迎えたリーグワンと楽しみが増える。ラグビーもJSPORTSでこまめに放送してくれるから、この冬もまたチェックしたいところだ。

ところで、昨年来受験モードであった我が娘に、昨日合格通知が届いた。第一志望だった大学への入学が叶って、ひとまずほっとしている。今後は娘の様子を見ること(ちなみに西宮市民になる)にかこつけて、広島脱出の機会が増えそうだ。長いこと行けなかった京セラドーム大阪や、ラグビーの聖地花園ラグビー場にも行ってみたい。

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サッカー スポーツ つれづれ よしなしごと 蹴球世界杯

国際試合はつらいよ。(後記あり)

蹴球世界杯のノックアウトステージ1回戦、ポイチジャパンの対クロアチア戦は、日本時間12月6日0時にキックオフ。これを書いている今の約3時間後である。

当たり前のことだが、テレビ桟敷で観戦するのにもっとも都合がいいのは19時からせいぜい24時までである。それが叶わなければいっそのこと前の対スペイン戦のように早朝4時からのほうがまだましだ。早寝して早起きすればよいのだから。一番始末に困るのは、実は今回のような時間帯なのである。ずっと起きていればよいのだがそうすれば睡眠時間が削られるし、早寝して起きるという時間帯でもない。かつて駿台で講義を聴いた表三郎師は21:00就寝、1:00起床という超朝型生活を実践されているそうだが、なかなか真似はできぬ。

なので、きっと私は24:00まで起きてそのまま試合を見ることになるだろう。録画しておいて早起きして(それこそ朝4時にでも)見るという手もあるのだが、うっかりスマホに入ってくる速報を見てしまったら無意味に帰するという欠点がある。やはり、ライヴで楽しむならば、そうせざるを得ない。

私はかつて東京勤務時代に、ほとんど毎日終電で帰宅の途につき、だいたい25:00頃に帰宅、風呂に入ったりWEBチェックなどをして就寝2:00頃という生活をしていたことがある。はっきり言って、こんな生活二度としたくないし、だから心身を壊したんだと思うのだが、その頃の記憶を呼び覚ませばよいのかもしれない。でも、本当に嫌だ。だいいちあまり遅く起きるとまず定時の出社に間に合わないし、遅れたらいかなる言辞を弄そうとも絶対に理由はばれる。それだけに、意地でも定時出社したい。明日は所用で早上がりする予定だから余計である。

と、書いていて思いだした。ノックアウトステージは当たり前だが延長戦もPK戦もあり得る。となると、まあ最悪3時終了だ。そうなったらどうするか。思い切って完徹するかな。

だから、ポイチジャパンには、もう意地でも勝ってほしい。中途半端に粘って負けましたというのが一番後々辛いし、やってほしくない。こんなことを言ったら怒られるが、どうせ負けるなら前半に華々しく散ってほしい。そうしたら諦めて眠れるし、奇跡が起こったら喜びも倍加する。

奇しくもクロアチアといえば、ポイチさんを上司と仰いだミカことMihael Mikićの母国である。そして旧ユーゴスラヴィア代表といえばヨーロッパのサッカー強豪国のひとつであったから、生やさしい相手ではなかろう。さあ、どうなるかな。

(後記;12月6日、広島午前3時)

PK戦だけはもはや運だからどうしようもない。けれども、PKのキッカー1番手が南野はねえ。こういうときは今シーズンもっとも当たっている選手か、鬼のようなメンタルの選手じゃないといけない。こういうところが今の日本代表にもっとも欠けているところだと思う。

こんなことを言っても詮無い話だけれども、それこそドーハの世代、カズ、ラモス、井原だったら余裕で沈めていたかもしれないね。今の日本代表に必要なピースは、ホンモノのスタアかもしれない。申し訳ないが、三笘や堂安じゃまだ足らない。4年後へ向けての大きな宿題だろうね。

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歓喜で明けた日のゆふべに。

昨日は21:00に就寝し、4:00からの決戦に備えた。とはいえ若干寝過ごして4:30の目覚めとなったのであって、最初の失点シーンには接していない。でも、まあ前半を見る限りはやっぱりねと思うしかなかったのである。そうそう柳の下にドジョウは何匹もいるまいと。

しかし、起こったのである。堂安の同点ゴールも、三苫の折り返しからの田中碧の勝ち越しゴールも、ほんの一瞬の出来事だった。正直、我が目を疑ったくらいである。試合全体としては攻められる展開が多く、ボールポゼッションの割合は極めて低かったようだが、それでも結果として勝った、ポイチさんが艦長のチームジャパンがArmadaを打ち破った事実は消えない。

これでまた手のひらを返すのが大好きな自称サポーターの御方々は森保讃美に傾くのかもしれないが、私の見方は些か違う、というか予選ラウンド3試合を通じて変わらない。ポイチさんはぶれてもいなければやったことも同じだ。ただ嵌まったか嵌まらなかったかの違いだと思う。だから逆説的ではあるが、スペインだったから、ドイツだったから勝てたという側面はあると思う。プライドの高い彼らが、日本相手に恥も外聞もない戦術をとってくるはずもなく、実際そうではなかった。逆にコスタリカにはそれをやられたが、ポイチさんはまったく打開できなかったことは事実だ。

決勝トーナメントは、そうはいかないと思う。負けたら終わりの闘い、きっとポイチさんの闘いを丸裸にして対策を練られるかもしれぬ。そのときにどの目が出るかは、正直分からない。コスタリカがやったような闘いをされるか、それとも己の優位性を信じてガツガツくるか、それだけでも違うだろう。

それにしても、ポイチさんに横内さん、下田さんとサンフレッチェゆかりのスタッフでこれだけの結果を出したということは、ビッグクラブ信仰の強い、ことに関東の伝統クラブでなければ人に非ずとでも言いたげな自称サポーターの御方々の鼻を明かしたようでなかなか楽しい。こうなったらポイチさんにはぜひ勝てるところまで勝ち上がってもらって、少なくとも岡田武史や西野朗よりは格上だというところを示してもらいたいと思う。

次の試合は5日24:00試合開始、というのはいかにも辛い。試合が終わったら2:00、そこから4時間睡眠でというのは苦しいが、仮病でも使うかな。

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C’est la réalité.

私はワールドサッカーに詳しいわけではないので、今日のコスタリカ戦の内容についてどうこう言うことはできないのだが、ひとことで言うならまああんなミスが出たら負けるよねというほかない。完全にセーフティファーストで行かねばならないところで何やりたかったんだろうと思うし、これが原因で敗退でもしたら違う国なら生卵投げつけられるだけじゃすまないほどの大失態である。だから、手のひら再翻しでポイチさん叩く奴がいたら、相当頭弱いんだねえと思うほかない。

まあ、古いサンフレッチェファンから言わせていただければ、やっぱり彼はサンフレッチェの監督のときから何も変わっていないねと思う。もともと彼は非常に有卦に入ると強いが、守勢に回ると弱い。さらにいえば交代枠の使い方があまりうまくなく、枠を余して勝てなかったことすらある。その段で行けばやっぱり今日みたいな試合は向かなかったよねというほかないのではないか。

それと、今の日本代表選手は昔と比べて世界の舞台で戦っている選手が多いから、テクニカルな面では昔の比ではないのかもしれないが、メンタル面では劣るのかもしれない。実際、失点直後のプレイは明らかに下がっていた。闘争心の塊のようなのとか、突破力のあるエゴイストがいないのかなと思う。てゆーか、なんかみんな泣きそうな顔になってたからね。これじゃあいけない。

それほど、国旗を胸に付けてがちんこ勝負をするというのは、いかに海外といえどもドメスティックのリーグ戦とか、国際試合とはいえクラブの代紋のもとで戦うのとでは違うのだろう。そのあたりのメンタリティというのは、やはりトップクラスの国からはまだまだ劣るのだろうなと言う気がする。

敢えて蛇足ながら付け加えれば、どうも日本のファンというのは、これは代表を見る観点だけではなくておよそすべてのスポーツにいえるのかと思うが、どうも負けることに対するものわかりがよすぎるのではないかと思う。そういう層が多いほど、推されているチームは大一番で弱いというのが私の仮説である。カープなんてそうでしょ?負けてるのを応援するのが愛おしいとか、強いチームを応援したければよそを応援しろなどと言ってるファンもどきがいるから、弱いんだよね。

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午後11時のモノローグ その126

それにしても、驚いた。いうまでもなく昨夜の蹴球世界杯の日独戦である。まあ前半を見ていたら大人と子どももいいところで、挙げ句権田のつまらないミスでPKを献上する始末。これじゃああかんという思いと、きっとポイチさんにはこれを打開する手はないだろうなという思いに、なんで権田がGK?という疑問とが頭の中をぐるぐる回っていた。

それが、後半のオフェンスの駒5枚並べ詰めとでもいいたい交代で、試合の流れを変えてしまった。サンフレッチェ時代のポイチさんはこんなドラスティックな手は打てたかなと首を捻ったくらいである。まあ、やればできるということなのだろう。聞くところによるとカタールの人権問題がらみでドイツの選手のモラールもさほど高いとはいえなかったようだが、それはこの結果の素晴らしさを左右しない。立派なものだといわざるを得ない。

サッカーというのは確かにディフェンシヴに戦うことに一定の説得力があるスポーツだし、これがラグビー、アメフトと変化するにしたがってオフェンシヴ優位になるとところであって、要するに昨日の試合など0-1で粘ってという闘いになりがちなのだが、昨日ポイチさんが見せた戦術は半ばやけくそともいえるオフェンシヴサッカーである。やはりサッカーとて点取れないと勝てないスポーツだから、オフェンシヴに戦うことの意義は大きいのだろう。また、その方が見ていて楽しいことは、確かだ。

そういえば、競技こそ違うが今年の高校野球夏の選手権大会、優勝した仙台育英高校は投手力のみフィーチャリングされがちだが、本当に結果を左右したのは攻撃力であるとみる。その一方で絶対的大本命と言われた大阪桐蔭高校は、やけにディフェンシヴというか、妙に犠打に拘ってというか、あれだけの攻撃力がありながら無理にスモールベースボールをやって沈没したというか、そんな感じがする。だから下関国際高校が金星を挙げる余地が出てきたのだ。

況んや、プロ野球をや。今シーズンのカープが開幕6連勝から大失速したのは、つまらないスモールベースボールもどきに邁進したからだといわざるを得ない。それが間違いなく筋悪だったことは、今年オフェンス面で残した数字のひどさが雄弁に物語っている。今年のオフェンスの差配が河田によるものだったのかそれとも東出によるものだったかは知らないが、いずれにせよとんでもないミスキャストだったとしかいえない。

もはや、現代スポーツにおいてディフェンシヴに戦うというのは風車に楯突くドン・キホーテのようなものだ。もはや時代は、そんなものを求めていないし、無理矢理求めたら勝負の神様に嫌われるようにできているのだ。勝ちたければオフェンスを強くしろというのが現代スポーツの常識といっても過言ではない。「投手を中心に守り勝つ野球」なんて、もう過去帳送りにしてしまいたい。

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晴れ時々pridegreen #137

天使:それにしてもすごい試合だったわよねえ、参入プレーオフ。双方の必死さが伝わってくるようだったじゃない。

悪魔:そりゃなんというてもやな、勝てば極楽負ければ地獄。それほどまでにJ2の闘いは過酷やからな。J1経験チームどころか、オリジナル10がJ1に上がれず沈没状態やしな。

天使:結局試合を決めたのは前半の一瞬の隙だったわよね。試合自体はロアッソさんが押してたようだったから、ほんとわからないものよね。それこそウタカさんがあれほど必死にディフェンスやってるの初めて見たかも。

悪魔:まあロアッソにとっては来年へ向けてのええ宿題になったやろ。それ以前に、今のメンバーが来年も揃えられるかという点もあるけどな。

天使:そういえば、サンフレッチェからリースしているイヨハ理ヘンリーくんがいたわよね。やっぱり帰ってくるのかしら。

悪魔:そうやな、J2でだいぶ経験も積んだしな、そろそろ復帰もあり得るかもしれん。確かに野上、荒木、ササショーのスリーバックは強力やけど、そろそろバックアップの強化も必要やないかな。まあない話ではない。

天使:もし来年ACLを戦えるとなったら、当然バックアッププレイヤーは必要だもんね。そう行かなかったとしても、カップ戦を勝ち進んだら過密日程になるのは目に見えてるわけだし。

悪魔:そうやな。まあ足立くんのお手並み拝見と行くか。まずはもうひとり、獲得したことにインパクトのある外国人がほしいな。

天使:外国人といえば、カープがデーヴィッドソンさんを獲得したじゃない。彼って大丈夫なのかしら。メジャーでは相当三振が多かったらしいじゃない。

悪魔:実績は十分なんやがその点がな。もっとも、中途半端なのを取って毒にも薬にもならんよりは、当たればホームランという選手が今のカープには必要やろう。

天使:でも一部カープファンに受けるかしらね。てゆーか、当たるのを待ってられるかしら。なんせ上本さんとか羽月くんのような選手をありがたがる節があるし。

悪魔:申し訳ないが、そんなファンには消えてもらわにゃいけまい。今のカープに必要なのは、パワーや。問答無用でスタンドにぶち込むことができるバッターやろ。

天使:そういえば、今日になって二俣くんが支配下登録されたわよね。楽しみなんだけど、ちょっと不安もあってね。

悪魔:あー、みなまでいうな。キャッチャーから野手に転向して大物打ちが期待できる選手を置いて、自分でよう育てきれなかった奨成を放出する布石やないかということやな。そんなことしたら、特級のアホや。

天使:それをいったら、今のカープファンってバカばっかりじゃない。挙げ句の果てにはタイガースの糸原さんとのトレード説まで流してね。ほんと、死ねばいいのに。

悪魔:あんたがいうな、あんたが。本当に今のカープファンを自称するものの堕落ぶりには管理人もあきれ果ててる。その道大ネタを打って問題作をものしてやろうとの企みがあるやに聞いてるで。

天使:それはやっぱり、年末かしらね。私たちが年末の御挨拶をした後くらいに。

悪魔:そうかもしれんな。まあ、わしらは前振りの狂言回しをしていくのかもな。

天使:早くやっちゃえばいいのにね。あー、それでも悪口言ったらおなか減ったわ。今夜は冷えそうよねえ。

悪魔:ひさびさに「かずさん」でも行こか。あそこのラーメンは低く見積もっても広島一や。(TENSHI and AKUMA will be back soon……)

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