昨日が節分と言うことは、今日は立春、暦の上では今日から春である。もちろんまだまだ特に朝晩など冷えるのだが、今日も午後の日差しは非常に暖かかったのであって、いよいよ春が近いのかなという気がする。
暦が如月になったと言うことは、もう4週間もしたら弥生、そして卯月と時が進む。ここからの時の進みは、非常に早い。今月にはJ1が開幕するし、プロ野球もオープン戦が始まる。そして3月になったら大相撲三月場所に選抜高校野球が始まって、そうこうしたらプロ野球の開幕だ。いわばスポーツ尽くしの季節の開幕を告げるといっていい。
もちろん、本業のほうでも何かと気ぜわしい季節である。もっとも、もはや会社に忠誠を尽くさぬ無責任男である私にはどうでもいいことだ。むしろ、娘の大学入学と新生活準備のほうが大事だ。そこへ向けて万全を尽くしたいと思う。仕事?プロフェッショナルとしての矜恃だけかな。
ところで、昔のことを見返していたら、2年前の昨日は高橋里志さんの訃報に接した日であったことを思いだした。その前の秋、だから2020年の11月。「Member’s高橋」に久しぶりに出向いた私は、里志さんから癌で闘病中であることを告げられた。年末に仲間を連れて押しかけることを告げて別れたのだが、コロナ禍で叶わず、結果的にそれが今生の別れとなってしまった。今でも残念でならないのである。
思えば、国貞さんも店を閉められ、水沼さんもコロナ禍とおそらくは体調不良で長く店を開けられていない。今やカープ球人に話を聞けるのは「Haraya」か「カープ鳥きのした」くらいになってしまった(「カープ鳥おさない」もあるが行ったことがない。いつか開拓したいが)。当たり前だが私が年を取ったということは、私が子どもの頃に見た球人はもっと年を取るということだ。今のうちに、もっと話を聞いておきたい。そんな思いにも駆られた立春だった。
話を切り替えると、この3月、久しぶりに家族を連れ立って上京する。しかも結構自分だけの自由時間がある。昔暮らした下北沢のあたりとか、遊び場だった新宿西口とかをひさびさに歩いてみたい。両方とも大幅に変わったと聞いているから、昔と比べてどう変わったかということを見てみたいのだ。
あとは、家族でランチを取れるいい店を探したい。東京住まいの頃からは18年経過したから、昔のデータが通用しない。これからのリサーチだが、こういうのは楽しいのである。それとも行き当たりばっかりで行くかな。






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