今年もまた大晦日は我が家を離れるのであって、何かとバタバタしているところである。夜くらいゆっくりしたいこともあって、昔やっていたように黄白にツッコミを入れながら、という段にはなりそうもない。まあ、やらなかったからといって誰も困りはしないのだが。
紅白歌合戦についてはもちろんリアルタイムでテレビで見るつもりであるが、いちおう録画予約のセットも完了した。これで紅白に何かハプニングがあったらチェックすることもできる。ただ,肝心の紅白自体は出場者やら歌唱曲やら曲順を見るだけでも興醒め、どころかまあつまらないことは確定的である。きっと大泉洋の空騒ぎが空しく響くだけのものになるだろう。ひょっとしたら並行して「ももいろ歌合戦」見るかもね。
さて、今年一年を振り返るに、カープもついてははっきり言ってコロナ禍がどうたらこうたらいう以前に、全くもって残念な一年だったというほかない。これに関してはもう年内に散々書き尽くしたところであるので繰り返さない。3年前以来ずっと書いているところであるが、結局カープの構造的問題でしかないし、それに対する危機感がある種のカープファンの中では共有できていないことが元凶としかいいようがない。むしろ、それを黙殺して自分たちだけ楽しければいいという立居振舞いになっているのが忌々しいのだ。
サンフレッチェについては、よくここまで立て直したと思う。リーグ戦3位、天皇杯準優勝、ルヴァンカップ優勝という結果は誇ってよい。あとは、安定してそれだけの結果が開幕から出せるかである。リーグ戦の後半の息切れは残念だったし、天皇杯のPK負けも残念だったでは本来済ませてはいけない。まあ、スキッベのことだから来年は何かを変えていかないといけないことは理解しているだろう。あとは、組織としてもっとライトなファンの取り込みを考えなければならない。でないと、2024年の新スタジアム元年が悲惨なことにもなりかねない。
と、いうわけで、弊ブログは常に素朴な疑問を大事にして、おかしいと思ったものには何か裏があるのではないかという探究心を持ち続けていきたいと思う。大本営発表を速報で書いておしまいというくらいならサルにでも出来るし、そんなのは消えてなくなれと思っている。他の人はどうか分からないが、私の場合はとにかくひとりで細々と起案から構成から何から何までやらなければならない家内制手工業なのである。私の能力と筆力の限界からくる完成度の拙さは否めないのだが、それゆえに私にしか出来ないというものをもっと前面に押し出していきたいと思っている。
もちろん、弊ブログをご愛顧いただいている皆様のために、一寸の虫にも五分の魂とばかり,とにかくしつこく書き続けていきたいと思っている。来年の7月を過ぎると弊ブログも丸18年目を迎え、また9月からリニューアルした弊ブログにも、今日までの約3か月で15万アクセスを刻んでいるのであって、まことに身の引き締まる思いである。これに甘えることなく、私自身も、単なる下手の長談義に堕することのないよう、森羅万象に対してアンテナを張り巡らせ、かつ一層の文章修業に励みたいと思う所存である。
相変わらず波乱に富んだ2022年も残すところあと12時間を切った。来るべき2023年が、皆様にとって、そして我らがサンフレッチェ広島と広島東洋カープにとって本当によい年となることを祈るばかりである。
皆様にとりましては、よき年を迎えられることを祈念いたしますともに、
この1年の御愛顧を感謝申し上げます。