ついに国立競技場の呪縛を解いた。

サッカー

訳あって今私は徳島にいる。それはどうでもいいのだが、今日のルヴァンカップ決勝戦は、映像で見ることができなかった。よってスマホの速報だけが頼りだったのであるが、なんか気がついたら3-0になっていて些か拍子抜けした。後半はレイソルの猛攻にさらされたようであるが、なんとか逃げ切って2度目の戴冠、来シーズンは星5つをつけることが確定してのである。

かようなわけで、試合の中身について語ることはできないのだが、私としては国立競技場で勝ってタイトルを取ったということに感慨を覚える。なんせサンフレッチェは、前身のマツダFCや東洋工業時代を含めて、国立で勝って戴冠したのは1969年以来なのである。その間、勝つことはできないどころか、天皇杯ではずっとスコアレスだったのである。

そんな屈所かにまみれた歴史も、過去帳入りすることになった。決して崩して点を取ったわけでもなないようだし、セットプレイとロングスローが契機の得点ではある。しかし、スポーツは点を取ってなんぼである。得られたチャンスをものにてできれば、サッカーというスポーツは勝利に近づくのである。

残念ながら、リーグ戦制覇は極めて難しくなっている。しかし、カップ戦とはいえユニフォームに星をつけられるタイトルで見あることには代わりはない。これで残された天皇杯にも弾みがつくだろう。やはりスポーツは、勝ってこそなんぼの世界である。

しかし、ヒロシマ球界ではその道路が通用しない。勝てないチームを詰ると、みんな一生懸命やってるから何も言うななどと、明後日の方向から非合理な横槍が飛んでくる。しかしそれはおかしい。プロフェッショナルは勝ってなんぼである。勝てなきチームにレゾンデートルを認めてはならないのは。当然のことだ。

サンフレッチェは、紆余曲折あったが少なくともそれができるチームになった。それなのに、かつてそれができていたカープができなくなって開き直るというのは、おかしくないかと思う。カープって、こんなつまらないチームで良いのだろうか。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    日常の中でふと感じる「面白くない・つまらない」に関する疑問に答え、経験者の口コミや解決策を紹介するウェブサイト『ツマランラン』の[フィジカルサッカーがつまらない理由とその改善策]を読むと、9割方同意。この標題の投稿に加え、コパ・アメリカでウルグアイを率いていた名将マルセロ・ビエルサ監督の発言「フットボールは衰退に向かっていると確信している」という悲観的なコメントを載せたタグマ!(コラム)を併せて読むと、世界的にサッカーがツマラナクなってると感じていた俺の感覚は間違ってなかったと確信した。

    ジュニアとユースに所属していた経緯から、愛着があり熱狂的なグーナー(アーセナルのサポーター)の俺でさえ、イングランドプレミアリーグの試合をほぼ観なくなったからなぁ。極論を言えば、戦術が過度に緻密になり、自由なプレーが減少してオモンナイ。その上、イングランドプレミアリーグはラグビーのような体当たりが慢性化し、ファンタジスタと呼ばれるようなドリブル巧者や個人技に長けた選手が減り、代わりに組織力を重視する戦術が主流になり、どのチームも似たり寄ったりで個性がない。ひとこと「退屈」。

    これはサッカーに限らず、データ偏重の傾向が強まるMLBやNPBでも、試合の面白さが年々失われ、ワクワク感がなくなっている。取り分けNPBのレベル低下が顕著で、リーグ戦が143試合もあって、CSや日シリも含め、息を呑む攻防が繰り広げられたり、球史に残る名勝負って、1試合でもあったっけ?

    画一化が進むスポーツ界を俯瞰すれば、「プロフェッショナルは勝ってなんぼ」という贔屓チームへのスローガンも、もはや空虚な広告文句にしか聞こえない。

  2. HKB より:

    おでかけお疲れ様です!
    リーグ優勝は厳しくなりましたが、戴冠できるシーズンがあるだけでも嬉しいです。
    せっかくチャンスがあるんだからぜひ二冠してほしいです。

    ところで2022ルヴァンカップも国立競技場開催だった覚えがあります。ご確認ください

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