今のカープに「広島」の冠をつける資格なし

サッカー

昨日は、カープのくだらない試合と新井のデタラメなスピーチを観ていた一方で、サンフレッチェの対ゼルビア戦を見ていた。まあ負けたかと思ったが、菅大輝のパーフェクトなCKからジュソンの打点の高いヘッドが炸裂して同点、そしてササショーが取ったPKをトルガイが決めて逆転。先制点を取られたのさえアクセントかというくらいの銭の取れる試合だった。

夜はドラゴンフライズの開幕戦がアウェイであり、こちらも勝利を収めた。ドラゴンフライズは今日も勝って開幕連勝。一昨年シーズンの大下剋上日本一の経験があるだけに、今年も期待できそうだ。本当に、早くアリーナを作ってあげたい。そうすればバスケットボールだけでなく、コンサートの「広島飛ばし」も少なくなるだろう。

話をサンフレッチェに戻すと、今日アントラーズがドローに終わったため、2ではあるが勝点差が縮まった。なんせ2013年の例もあるから、最後まで諦めなければ何かが起こる可能性がある。そして、天皇杯もルヴァン杯もベスト4であって、一気に胸に輝く星が増えるかもしれないのだ。

さらに言えば、近時こそ低迷しているがサンダーズだって2013年シーズンに悲願の優勝を果たし、シルヴァーコレクターを返上している。サンフレッチェ、ドラゴンフライズとともに、日本一の称号を得て広島に錦を飾っているのである。

それに比べて、カープはどうか。2016年からの3連覇こそあったが、日本一には届かず、日本一から遠ざかること41年という情けない結果となっている。2年前のタイガースの日本一と昨年のベイスターズの日本一で、21世紀に日本一になっていない唯一のチームとなった。これを恥と言わずして、なんというべきか。

しかし、それを否定しているのがいる。言うまでもなく松田元だ。ハジメは何度も言う通りチームを弱体化して私腹を肥やすというビジネススタイルを確立した。三木谷なんかそれをそっくり真似してるんじゃないかと思うが、まあよそさんのことはさておき。

カープが日本一になれない、いやもうまともに勝てなくなってさえいることを、否定的に捉えないファンの存在があることは事実である。彼らはあたかも弱いチームを応援することが尊いことのように思っているようで、それが本当のファンのあり方のように吹聴しているが、大きな間違いだ。本当のファンなら、推しの対象が強くなるようにハッパをかけるものである。

本当に、こういうファンは有害だ。しかもハジメと結託して強いカープを求める声を圧殺しようとする。カープを応援するがあまりカープが強くなることを否定するなんて他球団のファンには信じてもらえまいが、厳然たる事実なのである。私もカープファンを四十数年やっているが、今が一番暗澹たる気持ちになっているといえる。

はっきり言って、今のカープに「広島」を名乗る資格はない。かつてジョー・ルーツが口酸っぱく説いたように、そして古葉竹識監督が実行したとおり、カープは勝つことによって、強くなることによって広島という地に恩返しができるのだ。日本シリーズ連覇の時も、1984年の日本一の時も、日本一のチャンピオンフラッグが挙げられることがファンとして誇らしかった(広島市民ではなかったけれど)。今は、その誇りを持つことすら一部ファンにより否定されるのだ。

だったら。今のカープは「広島」なんて名乗る資格はない。さっさと返上すれば良い。「松田カープ」で十分だ(MAZDAに迷惑がかかるから「マツダ」とすべきでない)。こんなチームが広島の代表なんてちゃんちゃらおかしいし、カープが強くあることを否定する輩が「ファン」の代表なんて冗談の域を出ない。

はっきり言うが、ここまで言われて悔しかったら反論してみろ。私の立論に誤りがあるなら指摘してみろ。私は所詮由緒正しきよそ者広島市民で、いつ広島を見捨てて脱出しようか思案しているところであるが、それでもこんなのが「広島」の冠を持つことは、我慢ならない。というより、端的に言って広島の恥だろう。

思えばサンフレッチェだって、経営が迷走した時期があった。久保允誉氏がいなかったら、今ごろ3部に低迷していたかもしれない。まあいまだにサッカー会社としてのサンフレッチェ広島はお世辞にも褒められたものではないが、少なくともチームは4度のタイトルを取り、今やJの強豪チームとなっている。まさにサンフレッチェは広島の誇りと言っていい。それに比べたら、カープなんて、ほこりはほこりでも「埃」の方ではないか。いや、埃に失礼かな。

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