天使:♪わーかきちーにもゆーるもの、こうきみてるわーれらー、けいおー、けいおー、りくの、おうじゃ、けいおー♪
悪魔:どうした、いきなり「若き血」を歌いだしてからに。しかも最初と最後のキセルやないか。
天使:だって、選手権決勝に慶應義塾が進むというんで、こちらの慶應OBがうるさいのよ。すっかり耳についちゃって。
悪魔:でも惜しいな。「陸の王者」は、本式には「りくのおうしゃ」や。藤山一郎先生(註・慶應普通部出身、この歌ができたときに歌唱指導もされた)は、ちゃんとそう歌ってはる。
天使:ああ、確かに何人かそう歌ってたっけね。でもいいじゃない。みんな「おうしゃ」なんて読みできないんだから。
悪魔:それにしてもあれか、管理人もこの決勝は慶應推しか?確かあの学校とは縁がないはずやけど。
天使:いや、17年前の決勝と同じ流れになるんじゃないかって言ってたわ。
悪魔:あー、あの年は三連覇を目指した駒大苫小牧対ハンカチ王子の早稲田実業か。北の強豪対東京の古豪の構図やな。まあ、今は慶應義塾は神奈川代表やが。
天使:となると、また延長再試合になるのかしらね。確か決勝はタイブレイクないんでしょ?
悪魔:延長15回再試合やな。でも、そうなると仙台育英が有利そうな気もするが。
天使:でも、決勝戦って14:00からなのね。あれだけ暑さ対策って言う割には画竜点睛を欠くんじゃないかしら。
悪魔:ナイトゲームにしてやればええのにな。まあ、甲子園球場を格安で借りてる以上、タイガース戦と視聴層が被ることはやりたくないんやろうけど。
天使:なーんとなく、高野連の御都合主義的なところがあって嫌よね。ほんと、強欲ジジイの集団なくせして。
悪魔:そんなの、4、50年前よりましやで。カギ括弧付きの「高校生らしさ」なんて言葉が大手を振って通用していた時代や。みんな「佐伯天皇」に跪いててな。
天使:だから慶應野球部の髪型に物申さずに済まない莫迦が多いのね。丸刈りで野球が強くなるんだったら、仏教系の学校が毎年優勝するはずじゃない。
悪魔:あんなもんな、戦前の中学野球の「伝統」引きずってるだけやのにな。それと、もうひとつは長嶋茂雄のせいや。もともとプロ野球なんてみんな長髪でやってたのに、彼が短髪で試合に出続けたから、野球選手は短髪でないと、という風潮が強いんやろ。
天使:なんかね。いまだに長嶋茂雄信仰を捨てきれないジジイが多いからいやよね。
悪魔:ジジイだけやないで。若い世代にも浸透してるから。それを上手く使うたのが渡邉恒雄や。本当にな、閻魔さんや使いの鬼が手ぐすね引いて待ってるで。
天使:そういえば、この前「立教三羽烏ビッグ・ショー(近日来演)」って告知を見たわよ。
悪魔:・・・・・・本屋敷錦吾さんもまだ御存命やで。怖いことをいうんやない・・・(TENSHI and AKUMA will be back soon……)






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