試合終了後は、怒りを通り越して呆然としてしまった。PCの前に座っても、言葉が出てこないのである。なので気分を変えてこの時間までカープだとか野球のことをすべて忘れ去ってほかの趣味のことに没頭していたのだが、まあそうでもしないとやってられない。
今日の試合で、カープが野球をしていたのは、最初の10分だけだといってもいいだろう。その後は、もうボロボロだ。カープの悪いところが、すべてさらけ出された。頭の弱いファンは森浦に責任なすりつけるのかもしれないが、それ以前に1点しか取れないオフェンスも問題があるし、ほかの投手陣も問題大ありだ。大瀬良だってカウント0-2からヒットを打たれた後ストレートの四球なんて、立ち上がりが悪すぎるにもほどがある。これでエース?御冗談を。
確かに、まだオープン戦が始まったばかりではある。しかし、練習試合と違ってオープン戦は立派な興行なのだ。まだ今日はキャンプ地なので木戸銭取っていたかどうかは知らないが、だからといってこれは酷い。本当に内容がないというか、負け方が無様なのだ。正直、今日の内容はまったく救いようがない。
敢えて言うなら、カープの若い者には競争という言葉がないのだろう。ジャイアンツのレギュラー未満の選手は苛烈な競争にさらされているからか、出てくる面子の目の色が違うし、それがプレイに現れている。一方のカープは、まあ言うだけ野暮か。はっきり言って、そのレベルの選手が必要以上に持ち上げられているではないか。だいたい、羽月が菊池のポジションを狙うとか、矢野が小園のライバルになるとか、冗談は顔だけにせいと言いたい。
その意味では、新井はこの現状を理解できているのか、極めて疑問だ。いや、きっと理解できていないのだろう。その意味では新井もまた佐々岡並みの能力しかないと思っておいた方がいい。新井が監督になってマジックのように何かが変わるという刷り込みが当局によってなされているが、これも悪い冗談なのかもしれない。いや、こういう結果が出ることを見越して、今後の改革へ結ぶ腹なのであればよいが、まあ違うだろうな。
それでも試合は続く。明日は北谷でのドラゴンズ戦である。まあ、そろそろ勝っとかないと、オープン戦とはいえ無様な惨敗で終わるよ。カープにとっての1985年のようにオープン戦を独走しても公式戦勝てる保証はないが、ボロ負けして公式戦反転攻勢する可能性は、極めて低い。まあ1986年の近鉄バファローズのようにオープン戦十何連敗して優勝争いした例もあるけどね。
明日はサンフレッチェ対アルビレックスの試合があって、ローカル中継もある。そちらを見るかな。その方が精神衛生上いいかもしれないし。






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