堂林の打球が左中間を割ったときに、この3試合で初めて余裕を持って見ることができた。それまでは、もうずっとイライラしながら見ていたし、事実内容は非常に悪かったから、ほっとしたというのが偽らざる心境である。
とにかく、オフェンスの内容は今日も非常に悪かった。そもそも今日のオーダー自体絶望でしかない。いや、現状が現状だからメンツが揃わないのはいい。ならば出る以上誠実なプレイしてくれよといいたい。延長11回の攻撃はたしかに良かったが、それまでの攻守は本当に絶望感しか見えなかった。これはもう絶対に負けると腹くくったのである。
勝った試合にいうのも何だが、あえて言うならまず羽月。小園の打球が戸郷の足を直撃した直後の打席で、いかにもホームランでも狙うかの如く振る舞って凡打。あり得ない。君の仕事はこういうところでセーフティバントの構えして揺さぶることじゃないのかい?相手の弱点を狙うプレイやらないと、君は生きる道ないんだよと言いたい。
ついでに言うと、その後の8回の守り。ノーアウト1、2塁から小園の好守で併殺、のはずが1塁にありえない凡送球をしてセーフにしてしまう始末。本当に野球センスもなく野球頭も悪いといわざるを得ない。今の立ち位置に甘えてるんじゃないよねといいたいところである。
さらにいえば上本。彼なりに誠実な攻守をしているのはわかるのだが、8回表先頭打者での凡退ぶりはNGだ。カウント3-1からインハイのボール球を振り回して何になるよ。打つなとは言わないけど、あんなたまに手を出しちゃだめだ。もしそこで四球を取っていたらもっと早く試合にけりを付けられたかもしれないのだ。
そういう意味では、カード勝ち越したとはいえ、上位争いするにはあまりにもものたらぬ内容だ。こんな野球やっていたら、次のハマスタでは逆ねじ食らわされて終わるよ。オフェンスに関しては、ちょっと考えた方がいい。それに、今日の延長11回表も、上本がうまく死球を取らなかったらどうだったか。
賛辞も述べよう。この三連戦、ジャイアンツ打線にほとんど崩されなかったのは収穫といっていい。失点は単発の攻撃のみで、走者をためての連打を許さなかったのはよかった。昨日は森下がシャットアウトしたから当然だが、今日の終盤の内容はリリーバーは自信にしてよいと思う。特に島内の充実は頼もしく感じられる。
それだけに、もっとオフェンスが頑張らないといけない。繰り返すようだが、今日のオーダーには絶望しか感じない。ウェスタンでここ数試合マクブルームの内容がよいので、明後日からは合流するかもしれないが、それでもまだまだオフェンスが弱い。非常時であることはわかるが、だからといってチビを並べるのは違うだろうと思う。
そのベイスターズ戦。この3連戦のような野球は通用しないと思わなきゃいけない。水道橋もあまり広い球場とはいいかねるが、ハマスタは輪をかけて広くないから、オフェンスでガツガツ行く覚悟じゃないといけない。今日のような野球じゃ、また3試合イライラぎりぎりさせられるだろうね。






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