昨日私は、一日で急転直下佐々岡批判から佐々岡美化に転じた中国新聞はじめ在広プレスを揶揄したところだが、その流れはまさに奔流となって流れ出したようだ。
昨日くらいまでの段階では、カープのオーナーを僭称する代表取締役社長は、監督人事については白紙を強調していたし、今でもそれは変えていないようだが、今日の報道では、よせばいいのにまたまたOBから選定すること、その候補者には新井貴浩や緒方孝市はともかく、東出輝裕や高信二も候補に挙がっているとのことである。本当に、アホかとしか言いようがない。
さらに言えば、代表取締役社長のこの一言に私はぶち切れた。やっぱりこいつはダメだとしかいいようがない。「クライマックスに行ってほしい」。
はっきり言うが、この経営者は、優勝はおろか3位争いでいいと言っているのだ。心あるカープファンは怒らなければならない。チームは強くなくていいから自分の懐だけ暖めさせてくれと言っているのだ。こんな輩、消えてなくならなければいけない。
それと比べてはなんだが、井口資仁が突然の辞任を発表したマリーンズの河合オーナー代行は、同じく白紙を強調しつつも、監督の理想像を「我々が掲げるのは常勝球団になること。そこへ向けて、共通の認識で戦っていける人」としたのである。これが当たり前だ。クライマックスでいいなどとほざくチームは、しょせんどん尻争いしかできないのである。
話を戻すと、本当に来シーズン勝ちたかったら、勝てる指揮官でなければならない。運良く流れに乗って勝てただけでは足らない。だからこそOBたらい回しは本当にやめてほしいのである。それに、前政権の不始末の責任を取るべき人にやらしちゃダメだということをそろそろもの知らぬカープファンも学ばなければならないし、まして人柄がとか人格がとかいうのはくそ食らえである。体制との距離の近さを誇る一部自称カープファンのあほうの中には、訳知り顔で東出に決まっているという向きもいるが、くたばってしまえといいたい。
とにかく、まずカープが始めなければならないのは、佐々岡政権の全否定である。そうなると、どういう人材が必要かというのは、自ずと分かろうというものだ。
2009年事業仕分けをやってた時、世界でスパコンの計算速度を競い合っていた文科省・理研の担当者が「世界一を取ることで国民に夢を与えるのは、プロジェクトの目的の一つ」と説明した。それに対し、中共のスパイ・内閣府特命担当大臣の蓮舫が「2位じゃダメなんでしょうか?」と言い放った。特筆すべきは、GDPが中国に抜かれ世界3位に転落したのは翌年の2010年だということ。今や1人あたりのGDPは世界28位にまで落ちぶれている。国の代表である大臣が、2位じゃダメなんでしょうか?と放言しているうちに、日本の産業はトヨタ以外2位どころか20位以内にも入っていないという惨状だ。
余談として、日本の大学生で最もコンプレックスが強いのは京大生なんだよ。自分のような凡才からすれば京大生は十分に秀才だと思うが、学生の7割が東大を目指しながら2位の京大に留まってしまったことで無力感に苛まれる。50才を過ぎても尚、愚痴ってる京大卒生がいるからねえ(笑)。
私事で恐縮なんだけど、祖父(父の父)と母が、何事もやるからにはトップを目指せ!という思考で固まった鬼のような人種で、今なら確実に虐待に相当するスパルタ教育でビシバシやられていた。肉親2人の無理筋な要求に根を上げ、高1の時に完全にプッツン切れてしまいドロップアウト。日本の高校を中退し単独ロンドンに渡り好き勝手なことをして、けっこう充実していた。ロックバンドかオペラ歌手、はたまたサッカー選手などと夢見る少年のような職業に就けるよう色々と試みた。しかし、それらが無理だと自覚してから切り替えは早かった。何とかUCLに潜り込み成績凡常で卒業。トップを目指せ!思考の母からは、オックスフォードやケンブリッジじゃなく二流のUCLじゃー、人生詰んだわね、と肉親とは思えない辛辣な発言。でも今から思えば、やるからにはトップを目指せという思考は正しいと思っている。2番目でいいとう姿勢で取り組んでいるようては、2番にもなれないだろう。
管理人さんがご指摘されているように、カープの代取が3位争いでいいと言ってるようじゃ、永遠に下位争いに終始するだろうね。