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だからおかしいものはおかしいのであって。

一昨日昨日のオープン戦は那覇と北谷、要するにアウェイである。ということはこの両試合ともカープの選手は当然ながらアウェイ用のユニフォームを着ていたのである。昨日はDAZNだけとはいえ中継があり、一昨日は日テレG+での中継があったから、全国のファンが目にしていたのである。カープファンだけではなく、ジャイアンツやドラゴンズファンも。

彼らにとって、このカープの新アウェイ用ユニフォームは、どう映っただろうか。少なくともジャイアンツファンは、あるいはドラゴンズファンは、なんやこれはと思ったに違いない。どう考えても、遠くから背番号が見えないユニフォームというのはおかしいのである。

しかし、残念ながらカープファン界隈ではそんな当然のことを言うことすら憚られるらしい。少なくとも、在広プレスでそれに言及した人はいない。今日のデイリースポーツ広島版における山中秀樹氏のコラムが初出だろう。これで分かるのは、要するにみんな球団当局者に忖度しているか、それを言うと出入り禁止になるかのどちらかである。山中氏は在京でタイタンの所属だから、自由にものが言えるのだろう。

その意味では、今カープにぶら下がって飯を食っている連中は、みんな消えてなくなればよい。いわば彼ら彼女らは、球団当局者、はっきり言えばハジメにしがみついてその害悪を垂れ流している有象無象に過ぎない。こういうのがいるから、頭の弱いカープファンが大量生産されるのだ。

その意味では、私もかなり反省している。あのユニフォームが発表されたときに厳しく批判しておくべきだったが、訳が分からないという程度でとどめてしまったのは不覚だったといわざるを得ない。今になって既成事実を作られたら、遅きに失するのである。結局のところSilent Majorityを作り出して球団当局者を利するだけなのだ。

今からでも遅くはない。おかしいものはおかしいという必要があるし、そうしなければならない義務があるだろう。このままでは、本当に恥の上塗りだ。アートとして優れているかどうかは別問題だし、どうでもいい。プロ野球選手の着用すべきユニフォームとして正当かどうかが問われなければならないし、あのデザインは明らかに不当だ。たとえ形式的には公認野球規則に反していないとしても。

一番いいのは、外圧だ。もうカープファン界隈には期待が持てないから、他球団のファンに働きかけておかしいと言ってもらったほうがよいのかもしれぬ。こんなユニフォームのデザインにゴーサインを出したものがいかに「はだかの王様」であるかを理解させるために。またそれが出来れば、案外この問題はカープの現治世を倒す一丁目一番地になるかもしれぬ。

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勝ったのはよいけれど。

2回終了時点では、もう頭の中が沸騰しきっていた。オフェンスがドラゴンズのルーキー仲地に封じ込められた上に、ディフェンスでぽろぽろやって4失点。これはもう、当分勝てないだろうと思ったし、こんな野球しかできなくて何が優勝を狙うんやといいたくなったのである。

確かに、結果として打ち勝った。しかし、それはまだどちらも調整段階ということでドラゴンズが明らかに不出来だった2番手鈴木博志を3イニングス引っ張ったからだから、あまり胸を張れたものではない。まあそれでも打てないよりましだからそのこと自体にネガティヴな評価はすべきでないが、やはりすっきりしないところはある。

それに、繰り返すようだが4失点の内容は最低だ。アキーノに一発打たれたのはまあよい。その後の細川のホームランには坂倉のファウルフライ落球が絡んでいるし、その後下位打線に不運な当たりもあってフルベースになったところで、またしても矢野が、田中がポロリ。本当に何考えてんだと思う。矢野についてはさして打てもしないのに(昨日の試合、矢野の打席の時のレフトの守備位置を思い出されたい)レギュラー争い面していたようだし、田中ももはや現状では走攻守とも相当やばいのにいかにもレギュラー復権があるかのような扱いをされていたし、要するにアホかというところだ。

坂倉に関しては、昨日敗北の一端を作った上にまた今日もかと思う。正直な話、捕手を廃業して外野に専念した方がよいだろう。これに関しては、場当たり的な起用に終始した球団の責任も重大だ。よほど會澤に気を遣わなければいけないのか、早い段階での坂倉(あるいは奨成)への移行をしなかった上に、緒方には塩漬けにされ、佐々岡には世紀の愚策といっていい三塁コンバートを命じられたという指揮官運のなさも輪をかけた。本当に、アホな中間管理職は組織を壊すのである。

そう思うと、今日の戦果はないといっていい。アホなファンはスポナビのMVP投票で田中に票を投じたようだが、今日の田中、あるいは矢野が演じたのは筋の悪いマッチポンプでしかないことを理解できないのだろう。そもそも守りで存在意義を示さなければならない連中が守りでまたまた足を引っ張ったのだから、オフェンスで頑張るのはプロとして当たり前だ。

今日の結果を新井がどう見ているかは分からないが、私には少なくとも明るい明日は見えなかった。まだ今日は、調子の悪いピッチャーを打ち込んだだけであって、ある程度の力があって調子も普通以上のピッチャーをどう打ち崩すか、どうやって点を取るかという論点の解決にはなっていない。正直な話、新井新監督オープン戦初勝利、ぱちぱちぱちという以上のものではないだろう。

要するに、今の沖縄組の野手、とくにレギュラー未満の連中ではオフェンスは力不足という私の見解を結果で証明してくれたというべきか。しかも肝心なところでのディフェンスで頑張れないとなると、処置なしではないか。ただ、次のオープン戦は来週土日のPayPayドームでのホークス戦。すなわち、今の日南組との入れ替えができる。それをやらないようだったら、新井は佐々岡並みの盆暗だということだ。まあ生暖かく見守るしかない。

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絶望の赤ヘル。

試合終了後は、怒りを通り越して呆然としてしまった。PCの前に座っても、言葉が出てこないのである。なので気分を変えてこの時間までカープだとか野球のことをすべて忘れ去ってほかの趣味のことに没頭していたのだが、まあそうでもしないとやってられない。

今日の試合で、カープが野球をしていたのは、最初の10分だけだといってもいいだろう。その後は、もうボロボロだ。カープの悪いところが、すべてさらけ出された。頭の弱いファンは森浦に責任なすりつけるのかもしれないが、それ以前に1点しか取れないオフェンスも問題があるし、ほかの投手陣も問題大ありだ。大瀬良だってカウント0-2からヒットを打たれた後ストレートの四球なんて、立ち上がりが悪すぎるにもほどがある。これでエース?御冗談を。

確かに、まだオープン戦が始まったばかりではある。しかし、練習試合と違ってオープン戦は立派な興行なのだ。まだ今日はキャンプ地なので木戸銭取っていたかどうかは知らないが、だからといってこれは酷い。本当に内容がないというか、負け方が無様なのだ。正直、今日の内容はまったく救いようがない。

敢えて言うなら、カープの若い者には競争という言葉がないのだろう。ジャイアンツのレギュラー未満の選手は苛烈な競争にさらされているからか、出てくる面子の目の色が違うし、それがプレイに現れている。一方のカープは、まあ言うだけ野暮か。はっきり言って、そのレベルの選手が必要以上に持ち上げられているではないか。だいたい、羽月が菊池のポジションを狙うとか、矢野が小園のライバルになるとか、冗談は顔だけにせいと言いたい。

その意味では、新井はこの現状を理解できているのか、極めて疑問だ。いや、きっと理解できていないのだろう。その意味では新井もまた佐々岡並みの能力しかないと思っておいた方がいい。新井が監督になってマジックのように何かが変わるという刷り込みが当局によってなされているが、これも悪い冗談なのかもしれない。いや、こういう結果が出ることを見越して、今後の改革へ結ぶ腹なのであればよいが、まあ違うだろうな。

それでも試合は続く。明日は北谷でのドラゴンズ戦である。まあ、そろそろ勝っとかないと、オープン戦とはいえ無様な惨敗で終わるよ。カープにとっての1985年のようにオープン戦を独走しても公式戦勝てる保証はないが、ボロ負けして公式戦反転攻勢する可能性は、極めて低い。まあ1986年の近鉄バファローズのようにオープン戦十何連敗して優勝争いした例もあるけどね。

明日はサンフレッチェ対アルビレックスの試合があって、ローカル中継もある。そちらを見るかな。その方が精神衛生上いいかもしれないし。

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あまからAvenue おもひで つれづれ よしなしごと

憎たらしいと思った街に

東京という街には、通算して3年11か月居住したのだが、まったくいい思い出がない。だから、東京から広島に戻るときには正直ほっとしたし、二度とこんな街には住むものかと思ったくらいである。

ただ、それから経過すること17年、いまだに悪い思い出は消えないのだが、わずかにあるよき思い出が美化されることにより相対的に薄まっているような気もするのだ。そこから思うことは、やはり東京というのは遊びに行く街だということだ。そんな憎らしくも懐かしい街に、来月久しぶりに足を踏み入れる。既に何度か書いたところであるが、その続編を書いてみることとしたい。なに、カープばかり肴にするのに疲れただけである。

東京と言えば、一番よき思い出はなんといっても国技館での相撲見物である。金額的には決して安くはない。椅子席でも1万円近くするのだが、その代わり午前中から18:00まで居座って相撲三昧に浸れるのである。その意味では決して高いお遊びではないと思う。いや、枡席を奮発しても一人で占領するなどという贅沢でもしない限りはさほど高い買い物ではない。

広島に戻ることが間近に迫った某年の一月場所は、思い切って一番いい枡席、しかも正面を奮発した。これはもう、感動しないわけがないのである。特に横綱朝青龍がひときわ大きく見えたのであって、これが横綱のオーラというものかと感じたのを覚えている。

ところで相撲と言えばやはり相撲料理屋でちゃんこをつつきたいところだが、一番よかったのは両国駅南にある「ちゃんこ巴潟」だと思う。お値段は張るが、味は一級品だ。広島には相撲料理屋がないのが残念でならない。

話は変わって、東京でものを喰らうと言うときにやはり外せない、というより是非行ってみたかったのは、帝国ホテルだ。これは帝国ホテルの料理長だった故村上信夫翁の著書を読んでいたからだが、念願叶って「ブフェレストラン インペリアルバイキング サール」に行ったときには感動した。その後に場所を移した「オールドインペリアルバー」でのひとときと併せてよく覚えている。

あと思い出の店と言えば、「たいめいけん」かな。これはレシピ本も持っていて、その通りの再現は出来ないまでも結構参考にさせてもらっている。最後に甘味の店として、浅草の「梅園」と「梅むら」を挙げておきたい。

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これじゃ話にならぬ。

スターターを見た時点から、ある程度の予想はしていた。そして、それと寸分違わぬ結果となった。まったくばかばかしい。こんな試合のどこに明るい未来を見ろというのか、ファンを愚弄するのもやめてくれと言いたい。

もう今日は、下位打線を見た時点で気持ちが萎えた。6番韮澤、7番大盛、8番田中、9番矢野。絶望的である。まあ韮澤はひとり気を吐いていたことは認めるが、それにしても現状6番の顔じゃない。申し訳ないが、こんなオーダーで何を試そうとしていたのか、新井を問い詰めたい気分である。

打てないだけならばまだ救いようがあったのだが、決勝点のきっかけは田中矢野の連続エラーである。本当に救いようがない。そりゃエラーするなというわけにはいかないが、今日のような試合の展開でエラーが出るというのは「持ってない」証拠といってもいいし、そもそも彼らは守備を売りにしなければいけない立場ではないか。それを自分で壊してたら、世話はない。

ひょっとしたら、新井は「キャンプで頑張っていた選手に報いよう」と思っているのかもしれない。しかし、それは間違っている。今やるべきことは、今シーズンカープはどういう野球をするかということを確定し、かつ、他球団に見せつけることである。そして、それに叶う選手を選び出し、徹底的に鍛えることだ。正直、今日のような野球をやっていたら、新井も所詮は佐々岡と変わらないねと他球団に鼻で笑われるのが落ちだ。

と、いうわけで、今日の結果についてはこれ以上何もいいようがない。負けるべくして負けた、以上である。いくらこの時期は中身を見ると言っても、その中身が救いようがないからどうしようもない。ほんとうに、どうやって戦うよね。

まあ、今日までは練習試合だから、多少の粗が出てもいいかもしれない。でも、明後日からはオープン戦、立派な興行である。今日みたいな試合はNGだ。悪いことは言わないから、今日南で結果を出している選手との入れ替えを行うべきだ。打てないのが見え見えで結果打てませんでしたなんて最低だ。それなら、打てるかもしれないという期待を持たせてくれた方がよい。

それはさておくとして、ひとつ気になったのは田村だ。なんかバッティングが崩れてやしないかと素人目にも思う。あるいは末包もそんな気がする。ほんと、コーチは何をやっているのか。変なことを教えているんじゃあるまいな。これだけの逸材を潰したら、朝山も迎もただじゃおかないからな。

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悔しかったら打ってみろ。

実はほかに書きたいネタがいくつかあったのだが、やはり練り込むことが必要だなと思ったので、後日を期したい。それに、何でもかんでも脊髄反射的に書けばよいものではないと思う。と、いうわけで、昨日の延長戦でいきたい。

昨日の練習試合は録画していたのだが、結局見なかった。もう文字列が試合の内容を映像以上に雄弁に語っていたからである。今日のオープン戦中継でハイライト映像を流していたのだが、これを見たら負けた理由は明々白々である。マリーンズのバッターの振りの鋭さ、これに尽きる。まあこの時期だから仕上がっているバッターを使っているのだろうが、誰でも名前を知っている主力級だけではなく、出てくる選手出てくる選手振りが違うのだ。

それは当たり前で、今やレギュラーの条件は打てることなのである。かつてはディフェンスポジションであったキャッチャーやショートでさえ、打てないと話にならない時代なのだ。それを理解していないのは、愚かなカープファンだけである。

そんなカープファンが有り難がって祭り上げる上本、羽月、矢野、大盛などは、4人のうちひとりいればいい。守備要員がーとか代走要員がーというけど、今の構成で本当にそんなにたくさん必要かと考えてみればよい。デーヴィッドソンがフィットすれば内野の守備要員はいらないし、外野もせいぜい西川のあとくらいだ。代走要員?この4人の中で、百発百中で走れる選手がいるかい?古くは今井譲二、最近では赤松真人の域まで達すれば、はじめて代走要員としての存在意味が認められるのだ。否、赤松はオフェンスも強かったぞ。

この4人に比べて宇草はまだましだが、どうもスローイングの難ばかり頭にあってそれを何とかしようとしすぎて小さくなってしまっている気がする。宇草が一番鍛えるべきなのは実は打撃だ。3割5分で20本塁打、20盗塁くらいすれば、スローイングの難くらい誰も何も言わなくなる。そんなもんだ。

え?田中?彼に今更何を期待しろっていうんだい?小園のバックアップ?まさか。

と、いうわけで、今の沖縄のバックアップメンバーは見るだけで絶望的だ。そしてそれを在広プレスが持ち上げて褒めそやすからもっと絶望的だ。このままでは、とてもじゃないがカープは勝てない。それを新井は本当に分かっているのだろうか。昨日の練習試合など見てたら、非常に不安だ。

一縷の望みは、日南組がオフェンスで結果を出してるらしいことである。非常にいいことだ。明日の練習試合で本隊の中に結果が出せない選手がいたら、即刻入れ替えるべきだろう。練習試合と違って、オープン戦はお客さんから木戸銭を取る立派な興行である。銭の取れる選手を優先して使うべきではないか。

往年の南海ホークスの「百万ドルの内野陣」くらいまで行けば、まあ守りで銭が取れればいいかとも言えるのだが、今のカープにそこまでのスタアがいるとは思えない。いや、それでも西鉄ライオンズの後塵を拝してから鶴岡親分は「400フィート打線」に改造し、1959年の栄光に繋げたのである。とにかく、栄光をつかみたければ一番手っ取り早いのはオフェンスの強化、火力の強化である。それを理解できない向きは、カープファンを名乗るのをやめていただきたい。恥ずかしいから。

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初期不良だと信じたいが。

今日の広島、気温がどうこうよりも非常に風が冷たかったのであって、帰宅時は凍えそうだった。沖縄は暖かかったはずだが、繰り広げられていたゲームの内容はまた寒かった。これが実力差と言われたら、返す言葉もない。

今日の試合内容をどう見るか、少なくとも新井がどう見ているかは分からない。ただ、私は危機感を感じた。これじゃだめだろうという言葉しか出ない。4-6というスコア以上に、力の差が見えていたからである。新監督を迎えたというだけならマリーンズも同じなのだが、吉井理人は指導者としての経験が豊富だという違いだけで、済ませてよいのだろうか。

今日のカープでよいところがでたといえば、やっぱり主軸格の選手の調整がうまくいっていることくらいだ。逆に言えば、それ以外の選手のアピール具合は実に寂しい。これだったら、日南に残してきた選手を出して結果が出なかったほうが、まだよい。やっぱり火力のない選手をいくら使っても、出てくる結果は同じということである。てゆーか、私は何度も言ってるよ。それを理解できない向きがいまだ多いことに驚かされる。

いや、一番理解できていないのは実は新井なんじゃないかと思うくらいだ。いくらキャンプでよい結果を出しているからといって、大盛6番はあり得ない手だ。昨年の上本の重用とさして変わらない。そのくせ小園をそれより会の打順に置くのだから、訳が分からない。さらにいえば、今日の6番大盛7番上本などという打線は絶望の象徴といっていい。こんなオーダーを公式戦で組んだら、最下位を独走するであろうこと、請け合う。

もしこれが新井の本心からの起用であったとしたら、新井というのは実に緩くて暗愚な指揮官であるという見立てすら出来る。ただ、まだ新井的にも試行錯誤の段階であろうし、今沖縄にいるメンバーで最善を尽くすにはどうしたらよいかということを考えているといちおう信じたい。新井はともかく、藤井彰人というのはそんなに緩い野球を志向する男ではない、と思う。

まだまだ言いたいことはあるのだが、今日はまだ所詮練習試合であるので、呑み込むこととしたい。選手もキャンプの途中ということで必ずしもベストのパフォーマンスが出せるとも限らないという情状酌量の余地もある。それに、今負けて課題を浮き彫りにしておくというのも悪くはない。昨年のようになんの見所もない惨敗を続けると、それはそれで問題なのだが。

ただ、明後日のイーグルス戦には、今日の敗北を反省して変わった姿が見たい。厳しい言い方をするようだが、現時点の新井は前任者の初年度と立ち位置はさして変わらないのだ。今のままじゃ、前任者の轍をそのまま踏んでしまうだろう。主力に変わってメンバーに名を連ねている選手が明後日結果を出せなかったら、日南にいる選手との入れ替えも辞さずでないと、いかんだろう。

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あの緑のスコアボードの下で

毎日毎日カープがどうたらこうたらという話ばかり書いていると息が詰まりそうだから、たまには軽い話を書いてみることとする。いちおうカープとの関連性は、ある。

さて、いまでこそSNSの時代であるもののファン同士の交流というのは容易くなっているのだが、昔、といってもまあ三十年前くらいまでは、その役割を果たしていたのは共通の趣味の人が集まる雑誌だった。そこには必ずペンフレンド募集のコーナーがあったのだ。「週刊ベースボール」にもあったし、私がただの鯉党から真っ赤なカープファンにかわるきっかけとなった「月刊カープファン」もそうだった。

ところで、「月刊カープファン」と出会う前、郵趣雑誌(確か「スタンプクラブ」だったと思う。今はない)のペンフレンド募集コーナーに思い切って投稿して何人かと文通をしていた実績があったので、次はカープファンとの交流をと思って「月刊カープファン」のペンフレンド募集コーナーに投稿することとした。なんせ親族を別としたら周りにカープファンなんて皆無だったのである。できるだけ同世代のカープファンとの交流をしてみたかったのだ。正直ダメもとだったのだが、案外お手紙をいただいたのである。

ところで、どんな書き方をして応募したかは細かく覚えていないのだが、これもダメもとだったのだが、あえて相手を「女性」に限定したのである。決して恋人探しをもくろんだのではない。なんせ男子校だったから、野球の話をする男どもなら周りにたくさんいたのだ。加えて同世代女子との出会いも少なかったので、敢えてそうしてみたのである。事実、手紙のやりとりは結構続けたりしたのだが、いきなり会ってどうこうということはしなかったし、ならなかった。まあ大学に行くまで続けばくらいは考えていたのだが、そうはならなかった。

もっとも、写真の交換とかもしたし、結構マメに手紙は書いた方だと思う。その意味では、疑似恋愛的要素はあったのかもしれないし、それは否定しない。もっとも、ラヴレターめいたことは一切書かなかったし、そんなことしなかったから長続きした相手もいたのかもしれない。今なら、もっとうまくやれるだろうにと思うのだが、それは酸いも甘いもかみ分けたからだろう。

時は流れて、今はSNSの時代。メールが手紙を駆逐し、さらにラインやSNSのダイレクトメッセージがメールを駆逐しつつあるのである。でも、古きを懐かしむわけではないが、あの頃の人間関係もまたよかったと思う自分がいる。自分もSNSを使っているわけであって、それを起点とした出会いもたくさんあるのだが、まさに「言葉だけが頼みの綱」の関係というのも、悪くないのかもしれない。

幸か不幸か、貯金叩いて市民球場のチケットを送ったけれども来なかったなどという悲劇は、起こらなかった。でも、はじめて市民球場のスタンドに立った日、これまで映像でしか見られなかった光景をはじめて目のあたりにしたことに感動した一方で、なんかもの足らない気分を感じたのは、やはりあのときの出会いが続いていたらなあと思ったからに、違いあるまい。

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勝ったからよいけれど。

カープの今シーズン対外試合の初戦、アトムホームスタジアム宜野湾で行われた対ベイスターズ練習試合は、3-1で勝ち、とりあえず新井新監督の初勝利ということになった。まずはこのこと自体はよかったというべきである。何事も滑り出しが大事なのであって、負けるよりは勝つ方がよい。

ただし、ぶっちゃけて言えば勝つべくして勝った、落とすという無様なことをせずに済んだといった方がいい。何もベイスターズを貶むわけではなく、ベイスターズのオーダーは格落ちだった一方でカープはある程度主力格を出していたからという以上でも以下でもない。その意味では後は内容がどうだったかが問われるのである。

問題はその内容だが、投手陣はよかったといっていい。8回まではベイスターズに得点の予感を与えなかったくらいである。アドゥワこそ失点したが、1点やむなしの場面で犠牲フライだけにとどめてその後の追撃を許さなかったことは評価してよい。ただ、9回の島内はいただけなかった。ライト方向が完璧に逆風だったから助かったものの、ハマスタだったらまずひっくり返されていただろう。正直、次回登板があればそれは追試である。生き残るための。

攻撃陣は、主軸クラスの仕上がりがよかった一方で、バックアッププレイヤーの力不足が目立った。でも、それは想定の範囲内というか、あるべきことが見えただけである。この結果を見て、なお非力なピストルマンに拘りますか?といいたいところである。いや、ピストルというより紙鉄砲だよ、現状は。こんなのに拘って野球をやった佐々岡は本当に莫迦だったといわざるを得ない。

まあ、このあとコザしんきんスタジアムで行われる練習試合と、来週のオープン戦計4試合でこの現状を打破するようなアピールがなければ、彼らは即教育リーグ行きでよい。現代野球において、守備がうまいということはアドヴァンテージではないのだ。今日のTBSチャンネル2での中継解説をやっていた飯田哲也も言っていたが、今はどのポジションであろうが打てて守れるのがレギュラーの条件なのである。

新井監督が今日の結果をどのように見ているかは分からないが、もし優勝したければ、これからのレギュラー育成は依怙贔屓を発動してよい。今沖縄に帯同しているメンバーでそれに叶うのは末包と田村だけだ。あとは、日南に残っている火力のあるメンバーを随時引き上げてくればよいし、もし打撃内容がよければ内田や清水をもどんどん起用していいではないか。高卒ルーキーは二軍でじっくりなどという寝言をほざいているのは莫迦なカープファンだけである。

あとはね、やっぱりアウェイ用のユニフォーム、変えようよ。今日のTBSチャンネル2での中継で、露骨に「見えない」と言われてたよ。在広プレスは「党中央」に忖度して口をつぐんでいるけど、まあ「はだかの王様」じゃない?

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あと10日となった如月の雨空に

二月は逃げてとはよくいったもので、スプリングキャンプが始まったと思ったら、あっという間に明日から対外試合が始まる。来週はオープン戦が始まり、そうこうしてたら開幕が来るのだから、本当に時の流れは速いものだ。

ところでカープだが、とにかく昨年の今頃と比べてずいぶん雰囲気が明るいことは間違いない。野球選手だって人間だから、去年のような薄暗くて先の見えないような空気の中でやるよりはいいに決まってる。その意味ではいいことだと思うが、結果を出せないことには始まらない。その保証は、今のところまだない。

正直なところ、今のところ新しい風になりそうなのは、投手のルーキー三人を別とすると、田村くらいだ。あとは昨年一軍にいたけど佐々岡に干された末包か。もちろん今沖縄にいるメンバーがそのまま一軍確約なわけではないからなんとも言えないのだが、悪い意味でそうなるだろうなという気がしてならない。それだけ佐々岡の残した負の遺産は大きいのだ。

実戦で鍛えたいという意図はあるにせよ、この段階で健人や二俣や木下を沖縄に連れて行かなかった判断は疑問符がつく。今のカープに必要なのは長打力ではないか。ならば、それに貢献しそうなバッターを鍛えるべきだろう。それが不満だ。今のままだと、レギュラーメンバーはよいとして、バックアップメンバーがみんなピストルマンばっかりになってしまう。どんなに鍛えたってピストルは大砲になれないし、戦うには大砲も必要なのだ。

何度も引き合いに出すようだが、昨年のように上本がレギュラーで出たり、矢野や羽月がスターターで出るようでは、カープは弱い。守れる分オプションにはなり得るが、それはあくまでも非常時においてのものだ。レギュラーは、あくまでそれに見合うだけのオフェンスの力が必要とされるものだろう。いや、バックアッププレイヤーとしてですらそうだと思う。

まずは明日ベイスターズとの練習試合がある。まさに今シーズン初の他流試合だ。ここでどんなパフォーマンスが出せるかを見たいと思う。去年のこの時期の他流試合はさんざんだったが、今年はそうじゃないところを見せていただきたい。じゃないと、前任者を笑えないぞ、アライさん。

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