はっきり言って、この敗北は今シーズンの中でも最大の屈辱と言っていい。これが理解できない向きはカープファンやめていただきたい。そんな盆暗ファンがカープを駄目にしている、いわば屋台骨を蝕むシロアリのようなものなのである。
相手のメンバーは、完全に飛車角落ちだった。当たり前だがカープは現状のベストメンバー。これで戦ってがっぷり四つにもなれずに転がされたのである。要するに、それほどまでに現状力の差があることを見せつけられたのである。これを恥ずかしいと言わずして、どんな屈場があるか。
昨日も書いたが、タイガースとの差があるとすれば、間違いなくオフェンスの火力である。しかし、その点からカープファンは目を逸らしているのである。とにかくふたこと目にはピッチャーがー、守りがーである。そんなことを言っているからカープは滅んでいっているのにもかかわらず。
来シーズンのことに敢えて目を移すならば、大威張りでレギュラー張ってよいのは小園と奨成だけだ。坂倉はもう一度打撃を磨き直し、コンバートを受け入れるならばここに入って良い。それ以外は。いてもいなくてもいなくても良いメンバーだ。両外国人は保険で残しても良いが、もうひとり欲しい。なんだったらシャビでよいではないか。
一方で、相当数のメンバーには肩叩きをしなければなるまい。はっきり名指しすると、田中、松山、堂林、上本、會澤、磯村はもういい。たぶん売り物にもなりゃしない。田中がファームで打ってる?ならくふうハヤテに出してやればよい。ついでに言えば野間もこの中に入れてよい。もう伸びしろないだろうから。
話が逸れたが、とにかくこの試合を見てカープの改革に思いが至らない向きは、頭が弱すぎる。厳しいようだが、今のカープのオフェンス力はハナクソみたいなものだ。これで優勝?日本一?冗談は野間の顔だけでいい。とにかく今必要なものは、強力打線への転換である。打って打って打ちまくる野球をやらねばならない。またそのほうがファンへの訴求力も強いはずだ。
ディフェンスは、点を取ってからだ。取った得点を守ることに「守り勝つ野球」の意味があるのであって、点も取れないのに守ったところで失点が削られるはずもない。そんなの子どもでもわかる道理だ。
明日?知らん。髙太一と小園と奨成だけ注目することとしたい。






コメント
日本は「独立国」ではないと言えば、そんな馬鹿な、という反応を示す人たちは、脳内「お花畑信仰」で占められているに違いない。戦前から継続されている”ダブルコンテインメント”と、戦後結ばれた日米同盟における”エントラップメント”の結果をみると、明々白々なんだけどね。現実から目をそらしたい平和ボケピープルが日本消滅に加担しているとも知らずに・・・
ま、政治的なコメントはこれくらいにして。
カープ(オーナー)の実態も、”ダブルコンテインメント”と”エントラップメント”を駆使しているかもね。まあポンコツオーナーに、そんな高度な知性があるか疑わしいけれど。
『今だけ、金だけ、自分だけ』は、今の殺伐とした日本社会の状況を俯瞰的に分析すると、益々支配力を増している強欲資本主義の風潮に巣喰って、甘い汁を吸っているように見える人間を糾弾し、溜飲を下げる道具としても使い勝手がよいワードなんだろう。カープオーナーの専売特許かと思いきや、我々一般庶民も『今だけ、金だけ、自分だけ』のパワーワードを無意識のうちに実践している一面がある。煩悩は本能に由来するが、本能は生存のために必要な衝動であることを思えば複雑やね。
いつもに増して、支離滅裂な文調になってしまった。今日は出だしから不調の予感。