あるいは「不都合な真実」〜交流戦の対策教えます

明日からいよいよ交流戦に突入する。普通に考えてペナントの行方を左右するには十分なのであって、当然どのチームも傾向と対策を練ってくるところだろう。しかし、交流戦を見続けてきて当然失敗例も豊富に見てきた私からすれば、そんなの簡単だ。これができれば、よほどのことがないくらい足元を掬われないという必勝法がある。

などというと、交流戦アレルギーを持っているカープファンからは疑問の声が上がるだろう。しかし、私だって伊達や酔狂でこんな事を言っているわけではない。今日は特にお日柄もよろしいのであえて公開することにしよう。なに、非常に簡単なことだ。

リーグ戦と戦い方を変えよう。以上。

そう言うとふざけんなという声が来そうだが、もちろん出鱈目ではない。ちゃんと根拠がある。以下説明しよう。

セントラルとパシフィックとでは、同じルールのもとで同じ道具を使ってプレイしているはずではあるが、やはり分立後75年目となるだけに、野球の質が違う。ただし、どちらが良い悪いではなくくて、それだけ野球というのは戦い方ひとつをして千変万化するのだ。ならば、セントラル相手と同じ野球をしたら勝てるものも勝てないことは、当たり前ではないか。

昔は交流戦などなく、唯一の対パシフィック真剣勝負といえば日本シリーズしかなかったのだが、それを最もわかっていたのは古葉監督だった。とにかく、格とか実績とか言う言葉を一切捨象し、活躍しそうな選手を次々投入したのである。逆にそれができずに失敗したのが緒方孝市だ。三連覇の時代は交流戦も打力で突き抜けたと思っていたのだが、実は単なる偶然だったのかもしれない。

それではどうするか。問題は方法論だが、簡単だ。パシフィックの投手相手に打てそうなバッターとパシフィックのバッター相手に抑えられそうなピッチャーを揃えればよい。ただし問題はここからで、選手の格は捨象されなければならない。これができないから、カープは交流戦で勝てなかったのだ。

しかし、ある種のカープファンにとってはそれは許されないことだ。カープにおける選手のヒエラルキィは厳然と決められており、神聖にして侵すべからざるものとされているのだ。もちろん、その裏で糸を引いているのがハジメであることは間違いない。だからリトルリーガーなみの打撃しかできないチビノーパワーズが跋扈するのだ。

とにかく、交流戦を制したきゃ主力選手絶対主義から自由になろう。今のカープの主力選手って、小園、床田あたりを別にしたら胸張って主力ですと言える選手はそうそういないはずだ。ならば、勢いと相性で使って、何が悪いものか。

しかし、交流戦が始まって二十余年、そろそろカープも目覚ましい成績を残して後半戦に弾みをつける姿が見たくないかい?そうか、だからハジメやその息のかかってる輩は口を開けば「勝率5割で」って言うんだな。ほんと、くたばってしまえばいいのに。

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“あるいは「不都合な真実」〜交流戦の対策教えます” への1件のコメント

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    2021~2023年交流戦投打の成績をざっと見ると、先発投手は九里・床田の防御率が良くて、大瀬良は毎年打ち込まれてまんなぁ。森下も全体的にリーグ戦より数値が芳しくなく、ソフバンとの相性は最悪、滅多打ちに遭っている。打撃のほうは2021は林、2023は坂倉がひじょうに好成績で、2021の宇草が平均よりやや上で小園は平均。秋山(2023)と菊池(2021~2023)は爆死。その他の打者も軒並みリーグ戦より成績を落としている。

    やはりパシフィックは、速いストレートで押してくる投手が多数居るので、中堅ベテランは控えに回ってもらおう。速球に負けない長距離打者をピックアップすると・・・
    C:石原・1B:坂倉・2B:二俣・3B:林・SS:小園
    LF:末包・CF:久保・RF:田村・DH:宇草

    先発投手は交流戦で打ち込まれる大瀬良はファームで調整してもらい、常廣を抜擢しよう。

    是非、佐藤の支配下登録を。

    勝率5割で構わない、と、目安として勝率最低ライン5割以上を目指すは意味が違うと思うけれど、お気に召さないようなので・・・じゃー、18戦全勝か18戦全敗のほうがスッキリするし、俺の性格にもマッチする。現実には勝利と敗北の両極しかない。勝負事ではそれがはっきりしている。勝ち数負け数が両極に振れると化学反応が起こる。中途半端に勝つから球団サイドは動かないが、全敗すると八百長球団でも動かざるを得ない。

    そもそも負けることが好きな人は居ない。誰だって負けず嫌い。
    我が家は代々スパルタ教育を施す家系で、何事も一番を目指せと耳にたこができるほどたたき込まれたので、二番を目標設定にする妥協は許されなかった。

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