今日は大相撲、ドラゴンフライズ、カープ、サンフレッチェ、東京優駿といわば五股をかけて観戦していた。このうち東京優駿だけは見るだけなので別にどうということはない。ドラゴンフライズは勝ってチャンピオンシップファイナルを1勝1敗とした。まあ私は極めてライトなファンなので、勝ってくれと願う以上でも以下でもない。あとは、一応二所ノ関部屋の後援会に入っているから、大の里の優勝はうれしい限りである。
しかし、これだけハシゴしていたら、結局どれもしっかり見られなくて、印象が散らばってしまった。だから、今日のカープについてなんとなく見てきたように書くことは憚られる。なので、今日はかるーく書いてみることとしたい。かえってそこから見えてくるものもあるかもしれない。
結論から言えば、立っていたら相手が勝手に転んでくれただけと言っていい。それが言い過ぎだとしたら、ラッキーパンチが最初に軽くあたり、その後立ち上がり際に放ったジャブ2発で勝ったようなものだ。断じて力勝ちではない。むしろ力だけなら相手のほうが上だった。アドゥワがよく粘ったという側面はあるにせよ、まあ倒れる一歩手前だったかもしれない。
結局、出された力が相手に上手く伝わったかそうではなかったかの違いだったのだろう。カープはいわば1ラウンド途中からは防戦一方だったが、うまく有効打をもらわなかったのが勝因と言っていい。もっとも、これも上手く避けたというよりは、相手の拙攻に助けられたようなものだ。こちらから打った有効打って、石原のダメ押しタイムリーだけじゃないかな。
だから、隙を逃さないような相手にかかったら、現状ひとたまりもない。正直なところ、低レベルなセントラルの戦いではうまくいっても、パシフィックとの戦いではどうかなと思わざるを得ない。もっとも、今のパシフィックはそんなに強いかと言われればいささか微妙なのだが。
具体的にどう戦えば良いかの考察は明日まとめて書いてみることにしたいと考えている。それ以前の問題としてひとついうならば、バカープファンが常々言ってる「勝率5割で」などという甘い考えは捨てることだ。勝率5割でいいなどと思って戦えば、それ以下の数字しか残らない。とにかく意地でも優勝するんだという戦いをしなければ、また下位に沈むこととなる。一切の敗北主義的思潮を消し去らないと、優勝やひいては日本一なんてとてもとても。それを「現実主義」などというそれらしき美名の下に、積極的に勝利を追求しなかったのが「失われた二十余年」だったのである。
故アントニオ猪木はかつて「戦う前に負けること考える莫迦いるかよ」という言葉を残したが、戦う前から負けることを計算に入れるなどというのは、一種の敗退行為である。そんなの当たり前のことだし、プロスポーツならずとも仕事や試験などに引きつけて考えたら自明なのであるが、それを強調しなければならないほどカープを巡るサークルは腐っているといわざるを得ないのである。
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