勝ったからいいってもんじゃない。

確かに、先制された後すぐに追いつき、追い越し、駄目を押したのは良かった。しかし、どちらかといえばヘマを打ちかけたという印象が強い。今のドラゴンズ相手に負けるとしたらこんな形だろうという轍を見事に踏んでいたのである。だから、手放しでは褒められない。

今日は本当にアドゥワである。確かにカリステのホームランは痛かったが、あれも変化球が真ん中に入ったのを振り抜かれたのだから仕方ないといえば仕方がない。むしろその後よく崩れなかったと思うし、その点は褒めなければならない。

納得がいかない主たる理由はオフェンスである。15安打打って6点しか取れないといえのは、まだまだうまく行ってない証拠だ。それに、JSPORTS1の解説で達川光男が言っていたとおり、今日の相手スターターのキャッチャー木下はバイオリズムが悪かったのか、冴えていなかった。その点は割り引かなければならない。

今日の地上波中継はNHK広島・山口のローカル中継だったが、解説の大野豊と緒方孝市は手放し讚辞のホメホメ解説で、やや興醒めだった。やっぱりハジメのせいで広島では言いたいことが言えないのだろう。今日に関していえば中継の質は、達川光男と森繁和が解説だったJSPORTS1に軍配が上がる。まあそれはさておき。

少しは褒めよう。前述のとおりアドゥワの誠実なピッチングには頭が下がる。それと石原だ。何と言っても恐怖の8割打者である(5打数4安打だろという突っ込みは却下)。これだけ打ててそこそこ守れるんだったら、当分石原でよい。さらにいえば、もう思い切って坂倉は打撃に専念させよう。今は極限までバイオリズムが悪いから打てそうにもないが。

あとはやはり矢野か。正直全く期待していなかったが、今日は猛打賞でタイムリーあり。やればできると言いたいが、やっぱりつなぎの打撃が関の山だ。ただ、必死に食らいついて結果出したのは買う。前記事で少し悪しざまに書いたのを読んだのかは知らないが(多分違う)、今日は最大限に誠実な攻守だった。あとは継続だ。今日の結果は君がスターターででられるようになるための最低限のものなんだから。

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