このシリーズ、普通にやったら三タテできていた。ところが結果は1勝2分け。下手したら2つ落としてたかもしれなかった。あり得ない。特に今日は新井に大喝だ。いくらオープン戦とはいえ、緩んでいるにもほどがある。開幕が4月上旬だった頃ならまだしも、3月末開幕でこの時期こんなことやってるようじゃ、先が思いやられる。
まず今日はスターターからして謎だ。4番松山はまだ良いとして、5番菊池、6番野間で7番田村、8番小園。本当に頭に蛆でも湧いたかというような趣だ。わけがわからない。特に野間の中軸起用なんてもの笑いの種だ。そんな事はあってはならないのである。はっきり言うけど、今の野間に何ができる。本当に、爪楊枝を釘代わりにしているようなものだ。悔しかったらスタンドに放り込んでみろ。引っ張って長打打ってみろ。
もっとわからないのは持丸を捕手でフル出場させたことである。正直なところ、今日の持丸のパフォーマンスは木戸銭取って見せるものじゃなかった。どうも捕手で育てるのは荷が重いのでひないかと思う。もちろんパワーあるバッティングは魅力だから、それを押し出せばよいのに、何故かカープはそうしない。全く意味不明だ。
しかし、ここでこの組織を分析するときに必須のツールを持ち出せばよいのである。そう、意味がわからないままゴリ押しされている裏には必ず「党中央」あり、である。要するに、この球団の「党中央」は、よほど野間が好きだということだ。これと抵触する選手は冷遇されるのだ。このところ田村ですら出たり出なかったりだったのは、野間を蹴落としてレギュラーを取る存在だからだろう。
もちろん小園にもそれが当てはまる。あくまで「党中央」の推しは田中なのである。だから、小園を徹底的に冷遇したし、もはや勝負付けが済んだ今でさえ隙あらば田中なのである。さらに、これまた隙あらば矢野をねじ込もうとする。今日の9回表裏は矢野もいい仕事をしたが、今年の対外試合初めてだろう。それまでは、いなくてもいなくても良かった。
持丸について言えば、彼が推されてるというより、このシリーズ前に在広プレスによって吹聴された「北海道へ凱旋帰朝」という物語が「党中央」によって書かれたものだからと推測できる。あるいは、目下売出中の髙木が、未だに推されている會澤のライバルとなるからか。まあ、我々にとってはどうでもいい。
とにかく今日の殊勲は田村だ。他に言いようがないし、他に誰も推せない。というより、外野陣の中でひとり物が違うことを見せつけたのである。驚きはない。もっと早くでてきてもおかしくなかったと思ってるから。これだけのスタア候補に対して、開幕二軍でいいということをほざいたあほうもいるのだが、ものを知らないというのも恐ろしいものだ。
それにしても、本当に開幕まで日にちがなくなってきた今、こんな緩い野球をやっていたら絶対にだめだ。というよりこのカード、新庄がありとあらゆる手を使ったのに対して、新井はぼさっと立っていただけ。そりゃ勝てるはずの試合を落とす。前任者のようになにをやっても悪手になるのも困るが、不作為を決め込んで棒立ちのままなのはもっと困る。やっぱり、新井の評価は、まだ定まらないというべきなんだろうな。
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