今日カープは、藤井黎來に対して戦力外通告したという。育成再契約を打診したとのことだが、本人がどう思うかはまだわからない。彼の中では、カープでの使われ方が悪かった上に佐々岡などという盆暗監督に使い捨てにされたという思いが強いに違いない。とにかく、思うようにやって欲しいと思う。
さて、カープはここまでまだ4つしか支配下の枠をあけていない。ドラフトで5人獲得したから今のところ68人。外国人選手は純増とならないだろうから増減は考慮しないとしても、新規の枠は少ない。例年のカープであれば、もうここまでとばかりにほっかむりするかもしれない。
しかし、それではいけない。ポストシーズンでも顕れたように、今のカープの最大の論点は火力不足、攻撃力不足である。ドラフトでそれを賄わなかった以上、本来は移籍市場で取っていかなければならないのである。いや、普通のチームならそうする。
でも、カープはそうしないだろう。正確に言えば、ハジメがそうさせない。なにせ今のカープは選手起用やら現場の差配にまでハジメの推しがねじ込まれるという不健全な組織である。さしたる実力もないのに不自然に推されている選手はだいたいハジメの推しだと考えればよかろう。
もっとも、そんなことを続けていたら、カープは間違いなく来年最下位になる。来年優勝したければ、思い切った血の入れ替えが必要だろう。いや、そうしないといけない。やろうと思えばできるはずだ。
はっきり言って、野手の主力選手の中で出してはならないのは小園と坂倉くらいのものだ。後は、火力のある選手は出してはならないというくらいか。逆に言えば、それ以外の選手は商談次第で出してもよいとさえ言えるのだ。もちろん具体的に誰を出してという話はここではしない。バカープファンの中には滔々としたがるのがいるのだが。
敢えて言うなら西川と野間。私に言わせれば出たければどうぞ、である。私は彼らがチームの主軸になる姿が見えないのだ。西川はBランク(推定)だから人的補償か金銭が残るし、Cランク(同)の野間は権利附帯のまま売るという手もある。もちろん売ること先にありきの商売だけはしてはならないのだが。
とにかく、カーフの強化のためにはオフェンスの強化あるのみだ。これを否定する向きは、莫迦だとしかいえない。






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