はっきり言って、相手はそんなにギリギリ勝ちに来てなかったのであって、要するに負けたら恥と言っていいくらいの試合である。12-0くらいで勝って当然だったのであって、結果論から見ても今日の試合は実につまらない。
しかし、今日の試合のつまらなさの極地は、勝ち越し点を取った8回裏にある。マクブルームがヒットで出て代走矢野。ここまではよい。そのあと田村がどんなバッティングをするかと思ったら、代打磯村、そしてバント。はぁ?としか言いようがなかった。これはまさにファンを愚弄する所業である。
確かにクライマックスシリーズ争いの中、最後まで勝ちを取りに行くことは大事だ。しかし、一方でカープは深刻なオフェンス力の低下に苛まれているのであって、オフェンス力のあるプレイヤーよカモンという状態だ。なら、今の田村はまさにそれにうってつけであるはずだし、そのように鍛えねばならない。このイニングは松山の勝ち越しタイムリーに結実したのだから、結果は良かったとも言えるから。
でも、打順が進んでツーアウト。バッター羽月。代打なし。思わずずっこけ、そして新井を軽蔑した。今日振れている田村は代打、まだまだ箸にも棒にもかからない羽月はそのまま。がっかりにもほどがある。ほんまにね、なんでこのチームは非力なチビばかり優遇するのか。おかしい。
本当に、がっかりした。敵将ノムカン君は終始笑顔だった。別に勝てんでもええかなというくらいだっただろう。だからこそ、今日くらい圧勝で勝たねばならなかった。それがこの内容である。これじゃ仮にクライマックスシリーズファイナルに出たとしても参加賞も出やしない。残念ながら、これが現実なんだろうね。






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