正直言って、今日もスターター見た時点で負けろ負けろと念じていた。3番以下は昨日よりましだが、野間羽月の1、2番なんてなんの悪い冗談かと思ったくらいである。きっとそれをいちばん感じていたのは実は遠藤だったに違いない。
試合の展開は間違いなく今日も1得点負けだったのだが、田村のひと振りが間違いなく空気を変えたと言っていい。なんせ五十何本連続単打という野間が長打を打ったのである。それでも、勝てるとは思えなかった。
なぜ勝てたかというと、残念ながらスワローズのリリーバーが弱かったからである。カープが攻略したからではない。磯村の決勝タイムリーも、打った瞬間はショートゴロ併殺打かと思った。本人もインタヴューで語っていたが、要するにここでツキがまわってきたのである。その代償が全くの無為でしかなかった6連敗だったのであるが。
本当に、この6連敗の内容こそ、今のカープの構造的欠陥の発露にほかならない。打てない、火力不足、得点力不足、それに尽きるのだ。守り負けた試合などひとつもない。そしてこんなチームになったのも、松田元とその取り巻き及びグルーピーたるバカープファンのせいなのである。セカンド矢野とか羽月とか、なにか面白いものか。どうして得点になるか。
だいたい松田元は、この6連敗の内容及びそれによる順位の降下は喜びでこそあれ不満ではないのだ。そのことに心あるファンは気が付きつつあるが、残念ながらすべてのファンがそうではない。それを最大限に悪魔的に利用しているのが松田元なのである。勝てないカープが愛おしいなどという敗北主義の塊が跋扈しており、それを束ねているのが松田元である。
今日はタイガースの優勝が決まった。そしてそのタイミングで、カープが6連敗を脱出した。なんか取ってつけたみたいで腹が立つ。本当に、今胸に去来する言葉は標題のとおりである。それ以上でもそれ以下でもない。
もちろん、今日を期して言いたいことはあるのだが、あえて昔の偉い人の言葉に託したい。
語り得ぬことについては、沈黙しなくてはならない。(Ludwig Wittgenstein)






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