超新星・越道草太に刮目せよ。

サッカー

カープと同様サンフレッチェについてもチェックは怠っていなかったところである。ただ、なにぶんDAZNに加入していないからなかなかライヴの試合がチェックできていない。それに、地上波で中継がある日に限って所用があるということが続いて、なかなかしっかりと見ることが出来なかった。ただ、昨日の対アビスパ戦は、しっかりと見ることが出来た。

まあ前半はどうなることかと思っていたが、さすがはSkibbes Zaubereiである。ハーフタイムで完璧に修正してきた。前半の満田の負傷交代は計算外だっただろうが、それすらも織り込み済みだったのではないかと思わせたほどである。なので、後半のサッカーはとにかく良かったということでいいし、良き結果をただ良かったと行っていればよいのかもしれない。

まああえて言えば、ナッシムとピエロスのツートップは合わないのだろう。サンフレッチェでツートップがはまって結果を出したというと、1994年前期制覇が典型だろう。あのときはポストプレイヤーの高木琢也に前線を動き回るタイプのイワン・ハシェックのコンビだった。いや、シャドウプレーヤーにノ・ジョンユンとパヴェル・チェルニィという豪華タレントがいた。高木がマークされたらハシェックが隙を突く。加えてフォワードも張れるノ・ジョンユンとチェルニィが後ろから攻め上がってきたのである。このサッカーは見ていて楽しかったが、なかなかそれだけのタレント育てるのも難しいだろう。

まあ、そんなことスキッベは承知のことだろうし、あえてまだシーズン前半ということで試したというところもあったと思う。ただ今後ツートップの戦術を組むなら、ナッシムかピエロスのどちらかとエゼか、あるいは満田当たりを絡ませれば面白いのかなと思う。ドグは、どちらかと言えばスーパーサブ的な役割の方が良いかもしれぬ。そういえばハシェックもそうだった。

ひとつだけ後味の悪かったことを挙げるとしたら、満田の負傷退場のきっかけとなった小田のファウルだ。あれはもう、レッドを出さねばならないほど悪質なものだった。ついでに言えば、後半にエゼのフリーになった場面を阻止した前嶋のファウルもレッド相当だっただろう。アビスパのラフプレイには90分通して辟易していたのだが、レフェリーも見て見ぬ振りであるかのような差配だった。一番レッドカード出されなければならないのは、主審の谷本涼だったかもしれない。

それを抜きにしても、今シーズンのサンフレのレフェリー運は悪過ぎる気がする。開幕戦のVARの判断ミスなどその筆頭だが、案外レフェリー団がそれを根に持っているのではないかとさえ思う。あるいは全国ネット地上波マッチがあるビッグクラブの試合だけ気合いを入れて裁いて、あとはどうでもいいと思っているのだろうか。それだけに、昨日のレフェリングなど厳しい吟味にさらされなければならないと思うのである。

それにしても、目下赤丸急上昇中のルーキー越道草太である。実は訳あって開幕前から注目していたところだが、想像以上のパフォーマンスを見せている。右サイドとしての献身的な働きもそうだが、敵陣深くボールを持ったときの必殺クロスがまた素晴らしい。昨日のピエロスにピタリと合ったアーリークロスなど白眉である。広島市出身のジュニアユースからユース、トップへの昇格という物語性もバッチリだ。昨年も満田、川村をブレイクさせたところであるが、今年ももうブレイク候補の筆頭といっていい。実は密かに、ツートップのオプションをとるときの候補は、ナッシムorピエロス+越道ではないかとさえ思っている次第だ。

次節はアウェイで首位攻防のヴィッセル戦である。今からどのような戦いをするかが楽しみだ。とにかく次はスターター起用となるであろう越道のパフォーマンスを期待してみたい。それだけに、在広プレスさん。地上波で中継してみませんか?くだらない野球やることが分かっているカープの試合より、よっぽどスペクタクルかつ誠実な試合をしてくれると思うけどね。

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