天使:♪ゆうきとあいが、せかいをすくう、ぜったいいつかであえるはずなの、しずむゆうひに、さみしくひとり、こぶしにぎりしめるわたし♬
悪魔:おー、珍しく新しい曲やないか。いうても30年前やけどな。管理人の好みに合わせたか?
天使:それもあるけど、まあ聞いてしまったわよ、今日の「ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE」。最近また流行ってるということで本人が歌ってたけど、ちょっともう聞くに堪えなかったわ。声全然出てなかったしね。
悪魔:仕方ないやろ。あれから30年経って、同じキーで声が出せるほど修行はしてないはずやからな。それはどの歌手もみんな通る道やで。
天使:それにしてもまあね。ならキー下げて歌えばいいのにね。ちょっと悲しかったわ。
悪魔:あの辺の歌は広瀬香美が「歌えるもんなら歌ってみろ」というノリで作った曲と聞いてるけど、なら自分も年取ったらそれなりに対応すべきというのは一理ある。でも、自分の経年劣化だけは、受け入れられんのかなあ。
天使:経年劣化ねえ、うまいこというじゃない。早い話が、老いでしょ?
悪魔:人がせっかく回りくどく言うてるのに、あんたがストレートに言うてどうする。やから黒天使とかアンジュ・ノワールとか言われるんや。
天使:いいじゃない。いいにくいことをストレートにいうのがこのブログの持ち味でしょ?でも広瀬香美は許せるのよ。自分の声で歌ってるから。最近の流行りって、どうせみんな口パクなんでしょ?
悪魔:分からんと思うてるのかな。あんなの、聞くもんが聞いたらもろバレやのに。
天使:最近の人って生の音を聞いていないから、CDやストリーミングの音と区別つかないんじゃないかしらね。
悪魔:そういうのになじまされてるんやろな。てゆーか、ホンモノの価値が理解されないというのもまた悲しいものがあるな。
天使:結局管理人もいってたけど、しょせん最近の流行って一部ウケなのよね。ホンモノが理解されるというより、誰かがいいといってるから聞かされてるというのが正しいのよね。
悪魔:だから怪しげなインフルエンサーとやらが流行るんやな。こんなのカルトと変わらんで。というより、まんまカルトやないか。
天使:その意味じゃ、今のカープを巡る状況と一緒よね。声ばかりでかい自称ファンがインフルエンサー気取りやってるんでしょ?
悪魔:おっしゃるとおり。そういう連中がちゃんとした見識持ってりゃいいけど、からっきしやからな。むしろ害悪や。
天使:そういう連中を一掃する方法はないの?それこそあなたの仕事でしょ?
悪魔:そうは言うてもやな、閻魔さんも辟易されてるんや。閻魔さんは実は位の高いお方やから、ああいう知ったかぶりのあほうどもは一番嫌われるんやけどな。
天使:うーん、ここはまあ、管理人に頑張ってもらいましょ。年末に一大花火を打ち上げるんですって?
悪魔:それはええんやけどな。それまでの繋ぎと年始のネタ枯れの時期にはよろしくという書き置きを残したまま、行方をくらましたらしい。
天使:まったくどこ行ったのよ。「ももいろクリスマス」でも見に行ったの?
悪魔:そんな甲斐性はないはずや。せいぜい押し迫った年賀状書きでもやってるんと違うか?(TENSHI and AKUMA will be back soon……)