なんとも疲労が困憊する夜に。

スポーツ

今日は文化の日、世が世なら明治節というありがたい祝日なのだが、結局無為に過ごした。理由は、あまりにも疲れ切っていたから。まあ、もともと休日だからといって何か実のあることをやろうという気はないし、無為を楽しむことのできない人間は莫迦だと思っているから、別にどうでもいいことなのだが。

その原因の多くは、やはり本業にあるのだろう。とにかく、ただでさえストレスフルな上に、組織として腐臭が漂っているような会社だから、早く辞めたくてたまらない。守るものがなければ辞表たたきつけたいことが、年に何度かある。こんなのがえらくなってるんやと溜息つきたいのも結構いるしね。ほんとうに、毎日が非常に辛い。唯一の救いは、今手がけている仕事が珍しく気乗りしてかつ生産的なものだということなのだが、これだってどう扱われるかは分からない。

自分は会社内で高く評価されるべき人間とはまったく思わないが、それでもえらくなっている人間の顔を見てなんやこれはと思ってしまうと、やる気は激減する。だから、今シーズンのカープの選手の気持ちがよく分かるのである。だれだって、あんなのが上司にいると思うと、目の前の仕事に全力で取り組む気力なんて起ころう訳もない。その意味では、無能指揮官をのうのうと3年もおいたこの会社の当局者の罪は重い。

その意味では、新井監督になるのはなるべくしてなったといえるのだろう。これで東出が監督なんて言ったら、このチームは崩壊する。問題は、新井貴浩という人にどれだけ指揮官としての適性があるのかというところだが、それは分からない。ちょっと嫌みな見方をすると、新井を監督に擬したというのは一種のボナパルティズムの象徴のようにも見えるのだ。むしろそう見るのが妥当だと思う。

まあ、本当にそうかは、やがて見えるだろう。とにかく結果さえ出せばすべて免責されるのだが、本当にできるかね。

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