「書類送検で終了」の嘘を暴く!矢野・前川の「代理人」が出した愚劣なコメントと松田元体制の最期

スポーツ

矢野雅哉・前川誠太の書類送検に伴い、メディアに流された「代理人」の談話——。法律実務の観点から見れば、それは刑事手続の基礎すら踏まえていない噴飯もののミスリーディングなものであり、球団の焦りと無知を晒す醜悪なパフォーマンスに過ぎない。「身柄なし=手打ち」などという出鱈目を一撃で撃ち破る。
試合のない大安の十四夜、在宅送致の真実と起訴の蓋然性を冷静に解剖するとともに、不祥事の隠蔽と「蜥蜴の尻尾切り」を企む松田元独裁支配の闇を暴く。「強いカープ」を取り戻すため、もはや猶予のない構造解体と現状打破を叫ぶ緊急リーガル・コラム。

【分析】「書類送検=幕引き」の滑稽——「代理人」コメントが晒した手続法の無知

弁護士という職業は法律のプロフェッショナルと一括りにされがちだが、その実態は専門分野によって千差万別である。民事実務と刑事実務では手続きの毛色が全く異なり、普段企業法務などを中心に扱っている弁護士が刑事の法廷に立つと、耳を疑うようなとんちんかんな振る舞いを見せることがある。刑事手続法に怪しい弁護士などごく普通に存在するのだから、「弁護士が言っていることだから100%正しい」などと信じ込むのはあまりに危険である。

なぜこんな前置きをするかと言えば、矢野雅哉と前川誠太の書類送検を巡り、彼らの「代理人」と称する人物が出したコメントがあまりにも噴飯物だったからだ。法律の素養がある者から見れば「アホか」と鼻で笑い捨てるレベルの出鱈目だが、知識のない一般ファンが鵜呑みにする懸念もある。試合のない大安の十四夜でもあるため、法律をかじる者の責務として、この愚劣な言説を冷徹に解剖しておきたい。

まず根本的なツッコミ所として、コメントを出したのが「弁護人」ではなく「代理人」と称している点だ。矢野も前川もすでに強制捜査の対象となっており、当然ながら刑事弁護人を選任できる立場にある。この期に及んでわけの分からぬコメントを垂れ流す「代理人」などを立てている時点で、彼らの周辺にいる人間の危機管理能力の無さが透けて見える。腕利きの刑事弁護人を立てて今後に備えるのが筋であり、表に出てきて無知を晒すなど滑稽の極みだ。

そもそも「書類送検」などという言葉は刑事訴訟法上に存在しない。逮捕・勾留によって身柄を拘束していない被疑者の捜査書類・証拠品を検察官に送致する運用を、メディアが俗にそう呼んでいるだけに過ぎない。身柄付きでない在宅送致になったという事実は、今後の起訴・不起訴の帰趨を何ひとつ保証するものではないのだ。今回の「代理人」は、あたかも書類送検で全ての手続きが終了したかのようなミスリーディングな印象操作を試みているが、悪質と言うほかない。

警察から検察へ事件が送致される際、警察側の「処分意見(厳重処分、相当処分など)」が付される。在宅捜査であっても「厳重処分(公判請求=起訴相当)」の意見がついて検察に回るケースなどごく普通であり、逮捕されていないことは不起訴の理由に一切ならない。在宅のまま起訴され、法廷で実刑判決を下される被告人など山ほど存在するのだ。

さらに言えば、公訴権を独占する検察官にも強い捜査権限があり、公判維持に向けた本格的な捜査は検察官送致の後にこそ行われる。検察官にも逮捕状請求権限はあるため、仮に矢野や前川が今後、口裏合わせや証拠隠滅を画策すれば、検察段階で突如身柄が取られる可能性すら残されている。刑事手続の基本すら踏まえていないあのコメントは、よほどの刑事音痴か、意図的な世論誘導の産物である。「ひまわりのバッジ」が泣いていると言わざるを得ない。

今後の蓋然性として、薬物事犯に対して極めて厳しい現在の刑事実務に鑑みれば、両名が起訴され公判廷に立たされる確率は非常に高い。警察・検察がここまで証拠を固めて送致した以上、不起訴や起訴猶予で済む可能性は極めて低いのだ。

【告発】「蜥蜴の尻尾切り」を許すな——松田元独裁支配がもたらす球団の終わり

もはや矢野と前川のプロ野球選手としての未来は断たれたと見るべきだ。カープ球団が取るべきまともな選択肢は「契約解除」の一択しかない。逮捕の有無を免罪符にして彼らを処分しなければ、先に事実上の追放となった羽月隆太郎との均衡が一切保てなくなるからだ。ただし、羽月の時がそうであったように、矢野と前川を単なる「蜥蜴の尻尾」として切り捨て、幕引きを図るような真似は絶対に許されない。球団にはエトミデート疑獄の全貌と汚染ルートを自ら公表する義務がある。

しかし、松田元という男が「自分さえ良ければいい」と考える保身の塊である以上、自主的な自浄作用など期待するだけ無駄だ。だからこそ御用プレスを使い、あのふざけた「代理人コメント」を添えて速報を流させ、幕引きを演出したのだろう。ならば、広島地検には容赦なく両名を起訴してもらい、法廷という公開の場で不祥事の真相を語らせるほかはない。

とりわけ若手の前川には、まだ真相を語る期待が持てる。彼がどのような経緯でエトミデートの蔓延を知り、球団はその蔓延を把握していたのか、そして誰に唆されて吸引に至ったのか。公判廷で全てが詳らかになれば、隠蔽を図ってきた球団幹部にとって極めて不都合な真実が白日の下に晒されることになるだろう。

だが、外部の司法判断を待っている余裕すら、今のカープにはない。このエトミデート疑獄とそれに付随するハラスメント体質を即座に膿出ししなければ、カープは国内の移籍市場から完全に孤立し、今後のドラフト会議でも入団拒否が相次ぐ暗黒時代に突入する。それはチームの機能停止を意味するのだ。これ以上の低迷とブランドの失墜を、手を拱いて静観することなど到底できない。

何度も繰り返し強調してきた通り、カープの構造的弱体化も、今回のエトミデート疑獄が泥沼化したのも、すべては松田元による独裁支配という桎梏が原因である。外圧によって倒れること自体がチームの恥辱ではあるが、手段を選んでいる場合ではない。松田元が生きているうちにこの支配構造を解体し、無力化せねばならない。仮にこのまま実権が松田一宏へと禅譲されるようなことがあれば、それこそが「カープという組織の完全な終わり」の始まりとなる。

一人のカープファンとして望むのは、球団の私物化ではなく、心からカープを愛し、常勝への哲学を持ったまともな経営母体のもとで「強いカープ」が蘇ることだけだ。自責の念も自浄の意思も持たない松田元は、プロ野球経営者として完全に失格である。一日も早く、このチームの歴史から消えてなくなってもらいたい。

「書類送検」という言葉の陰に隠れ、首謀者を野放しにしたまま逃げ切れると思うのは大間違いだ。法廷という公の場で真実が暴かれたとき、疑獄を隠蔽し続けてきたカープの欺瞞は完全に崩壊する。
不祥事の泥沼化も、チームの慢性的な弱体化も、すべては松田元による私物化と独裁支配という桎梏がもたらした必然の結末だ。次の世代への私的な禅譲など断じて許さない。このクラブが完全に死に体となる前に、私たちは冷酷なまでの意志をもって、松田一族支配の完全なる終焉を求め続けていく。

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