ある鯉党のたはごと2025その6;書く気のなくなる日もあって

サッカー

カープは、まあ内容はともかくとして、勝った。甘いツーシームだったとはいえ、一発回答で逆転打にした中村奨成はあっぱれというほかない。やはり、火力は正義と言わざるを得ない。今は大盛が確変状態だからともかく、やはりレギュラーにふさわしいのは奨成かなという気がする。

サンフレは、映像を見ていないので内容については何とも言い難いが、とにもかくにも4-0である。木下康介の2得点が効いた。これで3位に浮上したというだけでなく、得失点差で2位のレイソルを上回り、首位のアントラーズにも迫っている。本気で日本一を目指すというなら、弾みのつく1勝になったかもしれない。

本当なら、これについて書いてみてもよいのだが、なんか今日はその気にならない。こんなに筆が重い日は、もうすぐまる20年目になるが、初めてかもしれない。なにか、カープがどうたらとかサンフレがどうのとかいうことをお気楽に書いていていいのかという気がしてならないのだ。

もうすでに報じられているとおり、イスラエルとイスラム諸国の対立関係は抜き差しならぬ状況となっている。イスラエルがイランを攻撃して云々というのはもうだいぶん前のことになるのだが、イスラエルがイランの核施設を攻撃したという話になって、正直かなりやばい話になるのではないかと思った。ただ、ネタニヤフもハーメネイもそれぞれ腹に一物持つ人物だから、すぐにどうこうはならないと思っていた。

ところが、ここにドナルドが噛んできたことで、おかしくなることは必至だ。私は彼はアメリカという国の限界の象徴としか思わないのだが、そんなのが最高権力者にいるとなると話は別だ。アメリカ国内のことはどうでもよいが、彼はアメリカ軍の最高司令官なのである。すなわち、核のボタンを握っているのだ。

これまで核のボタンを握ってきた人物は、主義主張の差異はあれど、まあそれなりの知性と教養を持っているのが多かった。しかし、ドナルドはまさに反知性主義の親玉のように見える。正直言って、国際政治上かなりやばいのではないかと思うのである。

私がこのような雑文を書いていられるのも、明日もまた国際社会が、いや地球が平常営業してくれるからである。それが危殆に瀕しているのであれば、その前提が欠けてしまう。これは日本がどうこうというものでもないし、仮に日本が付け焼き刃的に核武装したところで変わらないのだ。誰かが我慢できなくなって核のボタンを押したとき、その時点で地球そのものの死亡証書となってしまう。

そう思うと、本当に明日があるのかどうかすら、今はわからない。況や、ペナントレースの帰趨がどうなるかなどということを考えるのは、無意味を通り越して野蛮であるのかもしれない。九ちゃんが明日があるさと歌ったのも、たかじんが明日になればと歌ったのも、明日の存在が所与の前提であるからに違いあるまい。それが欠けるとすると、どうなるだろう。

もちろん、杞憂に終わることを願っているし、そうなるに違いないと信じている。しかし、現代の状況は、天が落ちるとかいうよりもっと恐ろしいレベルで進んでいると言って過言ではないのだ。東京がテル・アヴィヴのようにならないという保証は、ない。

と、いうわけで、今日はどうでもいいことだけ書いて終わらせる。もし明日があったら、今日のカープについて書いてみようかと思う。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    交流戦最終試合になってようやく、大盛の打ち取り方が分かったみやいやね。まだまだいい当たりをされているので、甘いっちゃー甘いけど。2ストライクと追い込まれるまで、インコースに山を張ってフルスイングをしているのだから、そりゃ、インコース甘めにいけば、一応プロなんやから打つでしょ。大盛ほど打ち取るのに分かりやすい打者はいない。初球はインコースに絞ってマン振りしてくるのだから、その好きなインコースへ落ちる球を投げるか、安全にいくのなら外角へ変化球でもストレートでもストライクを放っとけば、何も考えず強引に引っ張るだけやから打てるわけがない。2ストライクと追い込んでしまえば最後はめっちゃ簡単で、どのコースでも落としておけばへっぴり腰で振ってくる。
    セントラルの傾向がイマイチ分からなくても、わずか10試合程度で対策してくるのだから、大盛の傾向を熟知しているリーグ戦に戻れば、元通り安パイで落ち着くかもね。ワンパターンの打者は、好調が長続きしないような気がする。何か宇草の劣化版のようで・・・

    ファビアンもやっぱ、ストレート打ちはヒットになっても打球が伸びないね。150㎞超を投げられるピッチャーなら、ど真ん中に2球投げ3球目は外に曲げるか落とすかすれば、全打席、3球で打ち取れるんやない?今年は何とか通用しても、来年はデータを元に対策されたらマズい結果になるかもね。

    さて、以色列vs伊蘭の話題に加わると。

    核に汚染される前に、ホルムズ海峡を封鎖されたら日本は終わる。

    核のボタン、押すぞ押すぞと3年前から脅しているものの何とか留まってるプーチン。トランプが核のボタンを押すか押さんかは知らんが、核を放棄すればウクライナのように侵略される事実は変えられない。一応弱小国の北朝鮮でも、核武装で侵略を防いでいる。核保有国は相互に侵略しないという暗黙のルールがある。

    「核のボタンを押したとき」と仮定するなら「核のボタンを押さなかったとき」の仮定もしないとフェアじゃないよ。核のボタンを押さないからといって、平常に戻る保証はない。日本が安全圏に入るとは限らない。核のボタンを押さないことで世界は救われるかもしれないが、最近日本の政治家が自国を破滅させる法律制定や言動からして、日本政府はすでに中共の自治区になる準備が進行中の可能性すら否定できない。

    核武装をしないせいで、中共に侵略されウイグル人のように凌辱されたら耐えられまっか?核で終わる世界を妄想する前に、とりあえず、自国を守る方策を考えるほうが先でしょ。

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