夏をあきらめないで

スポーツ

暑さのピークはまだまだ先なのは言うまでもないが、季節としての夏のピークは、実は今ではないかと思う。もちろん去る21日が夏至だったということもあるのだが、だんだんと陽の長さが伸びていってという感覚が感じられるのが、まさに今頃までなのだ。8月中旬などは暑さはともかく。夜の空は確実に秋だ。夏の甲子園は初秋の挽歌であるとさえ思う。

そんな今日だが、どうも当地の天気と同様なんか身体も頭もぐずついているのがわかる。私は占いはおろかバイオリズムなるものも全く信じないのだが、明らかに現状は心身の調子の悪さを感ずるのだ。今日は仕事中にうっかり鉛筆を手のひらに突き刺してしまったし、他にも肝心なものを忘れて仕事に向かうとか、リカバリィ可能なものばかりとはいえなんか嫌なミスが積み重なった。ハインリッヒの法則に従えば、何かやらかしても不思議ではない状況にあったと言っていい。

こういうときは、まさに三十六計なんとやらではないが、仕事を放り投げるのが一番良い。しかし、なかなかそれがうまくいかない。そこを無理やり木曜日に半日の休みをねじ込んだ。当日はスイーツバイキングで甘い物を爆食する予定だ。そうすれば、少しは気分も良くなるのかもしれないと思う。

思えば昨年くらいから、なんか疲れ切っている自分がいる。今はそれがピークに達しているだけなのかもしれない。寝落ちして未明から早朝に目が覚めるなんていつものことで、やがて寝落ちした感覚すらわからなくなり、先日は眠りについてから無意識のうちにエアコンを切ったらしい。さすがにそれは少し気持ちが悪い。

それだけなら良いのだが、困ったことに今や帰宅後や休日に何もやる気が起こらないのだ。読みたい本は多いのだが完全に積ん読状態だし、ベランダ菜園でもやろうと思ったも、種を蒔こうという気が起こらないのだ。じゃあ野球はどうなんだといわれそうだが、残念ながら昔ほど熱心には見ていない。かつては野球が始まったらすぐテレビやラジオにかじりついていたものだが。

今なんとかできていることといえば、ホームベーカリーでのパン作りと、時折化ける和装くらいだろうか。しかし前者は必要に迫られてというのが半分だし、後者は着ていく機会自体減っている。一番いい機会は外呑みなのだが、なんか行こうという気が起きないのだ。それに、真夏は和装の大敵である。現代の夏は、浴衣でも暑すぎる。

それではこの夏は、開き直ってエアコンの下でゴロゴロするだけにすればよいのだろうか。そうすれば積んでいた本も少しは手に取れるかもしれないし、思うところあって創作意欲の湧いている仕事も捗るだろうかと思う。いや、そうに違いないと思うことにしよう。天の神様は無駄にこんな暑さを与えているわけではない、と思う。

そういえばこれからの季節は、私が名付けるところの「自宅寝そべリア」で野球を見るには格好の季節である。臨場感はないがエアコン完備という利点がある。問題は積極的に見たいと思う試合をやってくれるかである。これだけは、自分のイニシアティヴでどうにもならない。

まあ、非力で非生産的な小粒ちゃんが跋扈するハジメ神権帝国では、そんなものを望んではいけないのかな。いや、そんなことはないはずだ。こんな現代のHeiliges Reichなんか、ぶち壊してしまわないといけない。

うん、愚痴ってたようで、結局最後は平常運転になってしまったかな。まあええか。

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