4月も半分が経過して、新年度ということでそれなりに張り切っていた心身が疲労を感じ始め、今日はヘトヘトだ。なので、標題にまで考えが及ばない。よって、今日の標題は投げ遣りだ。これに意味が生まれるかどうかは、このあとの展開による。
一昨日の試合でカープも少しは変わったかと思ったのだが、やはりたまたまに過ぎなかったということを昨日思い知らされた。いろいろ書きたいことはあるが、やはり柳に何回同じように抑えられてんねんということに尽きる。
そりゃ、他球団も同じようにやられているなら、まだ分かる。しかし、昨日の記事にコメントいただいたとおり、他球団が柳をここまで苦手にしているということはない。むしろ、どちらかといえば去りゆく老兵の部類だ。それがカープだけなんで?という思いがする。
その原因が無能コーチなのか、それともアホバカスコアラーなのかは、わからない。いずれにせよ、恥晒しもいいところだ。それを何とかせいと尻を叩くどころか、不都合な真実には口を噤んでいるファンもまた同罪である。
やはり、今のカープのオフェンスの最大の問題点は、2番矢野である。何度もいうようだが、こんな野球は半世紀前の遺物だ。少なくともカープ黄金期の指揮官であった古葉竹識監督は、これを駆逐した。しかし、古葉イズムの全否定に躍起になったハジメによりなかったことにされたのだ。
とにかく不自然なのは、在広プレスのおぞましいほどの矢野讃美だ。でも、滑稽だ。在広局以外のプレスでは、矢野はせいぜい守りを評価されるくらいだ。そりゃそうだ。致命的に打てないんだから。カープファンが絶対視する守りも、果たしてどれだけ評価されてるか。関西にいるカープOBのひとり、岡義朗さんの評価は攻守とも辛い。
ここはひとつ、とにかく野球をアップデートしないといけない。呪文を唱えて結果が出るものではないが、徹底的なオフェンス重視に舵を切ればよい。そりゃあまりにも守備がザルというのも興醒めだが、オフェンスの足を引っ張るバッターがいるのもまた興醒めなのである。
しつこく言うようだが、野球というのは点取りゲームである。だから、勝ちたければいかにたくさん点を取るかというアプロウチしかあり得ないのだ。オフェンス力は、盛りすぎるほど盛ってかまわないのだ。逆に、点も取れないのにディフェンス力の整備に汲々とするのは、愚の骨頂である。
明日からは西宮シリーズである。ここでまたディフェンスに汲々とするような野球やったら、まあ三タテ喰らって元の木阿弥だろう。本気で優勝とか日本一とか言うのならば、オフェンス力の整備をしなければならないのだ。カープがそうなるためには魔法の力を借りるしかないように思われるのが、なんとも寂しい。






コメント
カープは言うまでもなく、NPB全体のレベルが低下している原因は明白。ズバリ野球人口の激減である。野球人口の統計を見ると一目瞭然。2000年597万人に対し、2022年は268万人と約20年で300万人近く減少している。 10~19歳に限定しても、2000年282万人から2022年174万人と108万人の減少。分母が小さくなれば優秀な人材が出現する確率が低下するのは、小学生の算数でも分かる理屈では。
カープの打撃面で機能しているのは、小園と末包だけでしょ。2/8では打つ手がない。他球団もカープほどではないとしても、レギュラーの打線でまともな成績を残す選手は多くて4/8。だいたい8人中3人ぐらいなもんでしょ。
管理人さんが引き合いに出す、「ビッグレッドマシン」、緒方正田野村江藤前田ロペス金本西山のような強力メンバーが揃う良き時代の再現は、どのチームも無いだろうね。
以前から述べているように、NPBのレベルを底上げする残された唯一の手段は、外国人枠の撤廃しかない。MLBだって、レギュラーメンバーがアメリカ人より他国の選手のほうが多くなっているチームもあるからね。サッカーイングランドプレミアリーグに至っては、稀に11人全員が、イングランド人以外に占有されるケースもある。外国人勢力に占有されたからといって、人気が低下する現象は起こっていない。プロなんだから弱くてショボい地元の選手より、ハイパフォーマンスで観衆を魅了する外国人のチームがあってもいいのでは?
魅力がない弱いドメスティックのメンバーで固めたチームに拘っていたら、NPBが消滅する日も遠くはないような気がする。
老朽化した東京ドームでも、先日の東京シリーズのようにメジャーリーガーが試合をしたら素晴らしいスタジアムに見えた。
いくらスタジアム改装など、小手先でこねくり回しても、肝心のプレイヤーが泥団子ばかりでは試合がショボく見える。
プロスポーツは選手の質こそが最高のエンタメ。
矢野や會澤翼を出すくらいなら、その3人を外国人に換えたほうがはるかに期待出来るし面白そう。
闘志なき者、いや打球が外野に飛ばない者は去れ!