炎えろ、炎えよ吠えろ。

サッカー

カープのオープン戦とサンフレッチェの公式戦が重なった今日。たいがいどちらかが悪い内容になるというジンクスがあるのだが、今日は少なくとも結果では両方とも良いこととなった。しかし、双方ともにダメージが残ることまで同じになってしまった。

カープは、坂倉が右手中指骨折が判明し、少なくとも2カ月は出られないこととなった。これは痛い。正捕手が欠けることだけでも痛いのに、坂倉は主力打者だ。まだこの時期に発覚したことをポジティヴに思うしかないほど痛い。しかも現在石原が離脱中である。少なくとも1ヶ月間はなんとけ凌がねばならない。

しかし、こういう先例もある。1986年、近鉄バファローズは有田修三を放出したところにスプリングキャンプで梨田昌孝が故障するというアクシデントが発生した。しかし、そこで山下、光山、古久保という3人の若手捕手が擡頭するきっかけとなったのである。実戦こそ最大の授業と言えるのだ。

カープに置き換えれば、強肩の清水、強打の持丸、そして総合力の髙木と駒は揃っている。今からこの三人を代わる代わる鍛えていけば良い。少なくとも會澤が、磯村がいるからいいやと思ってはいけない。オープン戦期間中は上記の三銃士にチャンスを与えるべきだろう。特に清水は案外レギュラーに近いところにいると思っている。

一方のサンフレッチェ。なんと言ってもトルガイの負傷が痛い。いや、それを生んだのは今日のレフェリー清水勇人のいい加減な笛だけに、Skibbeならずとも腹立たし。まあ今日のレフェリーだけではないが、プレイングタイムを長くして世界標準にしようという理想を履き違えているのではないか。

その象徴は、フリーで突破した中野草太を引っ張って止めた行為にカードを出さなかったレフェリングだろう。さすがにファウルの笛は吹いたが、あれにカードを出さないようなら、レフェリーやめたほうがいい。あのレフェリングのせいで、ペナルティエリアのときでさえなければ引っ張って止めて良いという先例を作ったに等しいのである。

トルガイの負傷の原因となったソロモンのファウルについても、球際に強く言ってよいということと、相手がそれで痛んでも構わないというのを履き違えていたように見えた。いや、ソロモンや横浜FCを悪く言うわけではなく、日本のサッカー自体にいざとなったら相手を怪我させてでも止めて構わないという悪しきコンセンサスがあるように思えてなるないのだ。

そういう意味では、それを改善することなくやれプレイングタイムの増加とか世界基準のレフェリングとか言った野々村の無責任ぶりもまた際立つというべきだろう。今回のトルガイの負傷が大事に至ってしまった場合、野々村は表に出てきて弁明すべきだと思う。私に言わせれば、腹を切らなければならぬほどの失態だと思う。

しかし、サンフレッチェとしては手をこまねいているわけには行かない。トルガイに代わる選手はそうそうはいないと思うが、緊急補強が必要だろう。もちろん現優戦力のやりくりも必要だが、それだけでうまくいかないことも想定しなければならない。

それとは別に、やはりJリーグに対してはきっちり質問状を出すなりして落とし前をつけたほうが良いとも思う。もうSkibbeは日本のレフェリーに対する鬱憤が溜まりまくっているだろうから、そろそろそれをクラブが吸い上げて戦うべき時が来たのではないか。

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