人の出入りは切なくて。

どうやらオンラインカジノ騒動はとどまることなく、日に日に新たな動きを見せているようだ。しかし、私の思うところは昨日書いた以上でも以下でもないので、当面取り上げない。むしろ、こんな時に声が大きくなる向きは疑ってかかるべきというのが、かつて様々なる事象を見てきた者の思いである。

さて、サンフレッチェは今日フランス人FWのヴァレール・ジェルマンを完全移籍で獲得した一方、満田誠をガンバに期限付き移籍で出した旨発表した。ジェルマンのオーストラリアでの行動を盾に批判する向きもいるようだが、そんなのは瑣末なことだ。満田に対する思いは分かるのだが、それですべてを切ってはいけない。

今のサンフレは、バリバリのセンターフォワードがジャーメインと井上愛簾しかいない状況だから、そこを埋める補強は必須だった。だからそこにジェルマン（奇しくも綴りはジャーメインと同じだ）を当てるのは、間違いではない。本来ならゴンサロにやってほしかったポジションでもある。

一方で、シャドウができるプレイヤーはそれなりにいる。満田の場合、コンディションの問題なのかメンタルの問題なのかは分からないが、明らかに昨年からパフォーマンスが悪かった。一度環境を変えて新たなチャレンジをさせるのも、悪くはないと思う。そして、それが競争というものだ。

一方でカープは、佐々木泰の昇格が決まったようだ。まあ選手を擦り切らせるのが大好きなカープにしては、よく辛抱した方ではないか。あとはオープン戦で結果を出せるかだろう。しかし、佐々木はダミーだと思う。今回の入れ替えの真意はきっと違うだろう。

おそらく、次の倉敷から当局の推しがねじ込まれることになるだろう。きっと野間や上本、松山、會澤がしれっとベンチに入るに違いない。でもいきなりそれをやると心あるファンの不満が出る。それをかわす材料が佐々木の帯同である、と読むのは穿ち過ぎだろうか。

まあ、全ては土曜日に分かる。忠実なるハジメの臣下である新井は、心の奥底では若手への切り替えなんてこれっぽっちも思っちゃいない。善意のファンはさぞ有井が若手を辛抱して使うと思い込んでいるようだが、まあこんなのが特殊詐欺に騙されるんだねという口にしか思えない。

悪口はそのくらいにして、カープ絡みではフランスアがメキシコシティ・レッドデビルズ入りが決まったことと、バティスタが北海道他の独立リーグのチームである士別サムライブレイズ名の加入が決まったことを挙げておきたい。とくにシャビには頑張ってほしい。独立リーグで打ちまくったら、NPBへの復帰があるかもしれない。

カープ？絶対ないね。あのハジメの腰巾着のバカープファンが認めると思うかい？オンラインカジノの問題と同様、こういう道徳至上主義者は始末に負えないのだ。だからこそ、シャビには意地でもNPBに戻って、特にカープ戦でガンガン打って欲しいとさえ思う。