昨日は旧暦12月15日、要するに満月の日だ。もちろん何の意識もなかったのだが、例によって仕事後遅くなった帰り道で満月を眺めた。まあ、目に入ったと言うのが相当なんだろう。それでも、やはり月影はよいものだ。だからどうだと語るほどのものは持っていないが。
一昨日は娘の「成人式」でほぼ1日仕事だったこともあったからか、どうやら昨日は疲れ果てていたらしい。夜は横になったが最後で眠りに落ち、気がついたら明朝3時半である。いや、このところどうやら眠りが深すぎるようだ。浅い眠りもよくはないようだが、深すぎるのもよくないらしい。一種のナルコレプシィじゃないかとさえ思う。
眠れないのはもちろん辛いししんどい。しかし、眠れすぎるのもある意味しんどい。迂闊に横にもなれないし、寝たら寝たで目が覚めた時のだるさはそれなりにある。やはり、睡眠はほどほどが一番良いようだ。なんでも、過ぎたるは及ばざるが如し、なのだろう。
そんなこんなで、睦月もはや折り返し地点に来てしまった。やはり「一月は去んで」とはよく言ったものである。あと2週間と少しでプロ野球もスプリングキャンプに入る。ポストシーズンからプレシーズンに入るのだ。そうなるともう、春へはあっという間である。事実、まだ日は短いが、少しずつ夕方が明るくなってきた。それを見るだけで、ああ春が来るぞと言う思いに駆られる。
しかし、カープに春が来るかは、分からない。まだ始まってもいない段階からネガティヴなことは言いたくないが、ポジティヴにもなれないし、なれる要素が少ない。そもそも戦力にもならない選手抱え込みすぎだ。不良債権の見本市みたいな状況で、新陳代謝も出来ないのでは、見ていて哀しい。
今の球団当局は、チームの強化としてあるべき形のすべて逆を行っている。それはまさに意図的ではないかと思いたいくらいである。いや、一番の問題はそれに対して批判が起こらないことだろう。カープファンはいったい何を思っているのか、何を見ているのか。カープよどこに行くという前に、カープファンよどこに行くと言いたいくらいだ。
結局、カープファンの多数がハジメを筆頭とするヒエラルキィに取り込まれて、がんじがらめにされているのだろう。ハジメとの距離の近さを誇る一部カープファンなど縁なき衆生だが、残念ながら多くのファンはその姿を理想と見ているのではないか。なんとも莫迦莫迦しいが、それが事実だ。批判力が失われたサークルは、カルトと変わらないのである。というより、まんまカルトだ。
その点はさておくとして、当面の論点は、九里亜蓮のFA補償である。人的補償を取るのか、それとも金銭でお茶を濁すのか。もし後者だったときに多くのカープファンがどんな反応をするのか見てみたい気もするが、それは最悪の選択だ。それにしても、ちょっと遅い。キャンプインまでしかるべき間を置いてチームにフィットさせるのが理想だが、どうなることやら。
正直言って、申し訳ないが正体不明の秘密兵器はいらない。「〇〇二世」もいらない。今必要なのは、一軍の主力でバリバリ活躍できる選手だ。主力がプロテクトされてなければ引き抜くぞというくらいの気概が欲しい。その意味では昨年の選択は零点を通り越してマイナス点だ。だから当局は結局新井に丸投げをして「現場の要望」という線を強く出そうとしているのだろうが、噴飯物だ。
まあ、現状のカープを見たら、今年もちびっこリトルリーガーベースボールになるのは目に見えている。そんな野球はとてもプロの興行としては願い下げなのだが、それを良しとしている向きがいるから救われない。ほんとうにハジメ人民共和国の「ウリ式」社会主義と言うべきか。親愛なるKarlが見たら、この現状をどう分析するかな。孤独な戦士Charlieなら、どう洒落のめすかな。
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