このやるせないもやもやを

昨日は、書こうと思えば書けたかもしれないが、頭の中がどうもまとまらなかったし、たいしたネタもないかと思ったので更新自体サボった。今日はまあ、いろいろネタも浮かぶかと思っていたが、あったらあったでなんとも胸くそ悪いことが続く。なんともやるせない。

まずはサンフレッチェ。アウェイでのFマリノス戦だったが、まあいい試合をしてくれると思っていた。いや、試合内容は悪くないと思うが、いかんせんレフェリーの池内明彦がデタラメだった。満田誠が取られた二枚目のイエロー、あれはシミュレーションだ。そんなのも見えないようなデタラメに笛を吹かれたら、たまったもんじゃない。いや、Jリーグはなんかサンフレッチェを敵視しているのではないか。前節での佐々木翔のイエローもデタラメだった。正直言って、JFAのライセンスの基準ってなあに？といいたい。

カープはカープで、今日はウェスタンリーグの試合があり、0－7を終盤でひっくり返す勝利を収めた。しかし、私に言わせたら大喝だ。相手はくふうハヤテベンチャーズ。そもそも先に7点取られるとはなんたることかと言いたい。終盤8点取ったといっても、弱い相手の弱いリリーバーから打っただけで何の意味もない。そもそもアウェイでドラゴンズ、ホームでホークス相手に各3タテ、計6連敗喰らっていて、その前の勝利がホームでのくふうハヤテベンチャーズ戦。もはや措置なしに近い。

ウェスタンでのカープは現在借金11の5位、首位とは15ゲーム差である。そして総得点177は実はくふうハヤテの170と大して変わらない。しかもその上のバファローズの総得点とは46点も差があり、トップのホークスとは121点差だ。これだけ見ても、オフェンスが崩壊しきっている姿が明々白々になっているのである。これはもう普通に非常事態である。

しかし、そうなっているのは選手だけの責任に帰すことはできない。これはもう組織の問題である。今のカープ、いくらオフェンスを頑張っても一軍に呼ばれない、使ってもらえない状況なんだから、そりゃ気力を見せろ、元気を出せというほうがおかしい。今日の公示で佐藤啓介が抹消されたが、他にいるでしょ？といわざるを得ない。先のイーグルス戦で見事にチームの足を引っ張った大盛はどうなの？走って守れれば何でも免責なの？もしこれで代わりに上本を昇格させたら、由宇にはしらけ鳥が何匹も飛ぶこととなってしまう。

ちなみに今日の試合で起死回生の逆転ホームランを打ったのは奨成である。しかし、スターターを外されていた。ウェスタンでは一番オフェンスで結果を出しているのだが、まあ起用されないだろう。それに、彼がなんかやらかすたびに、バカープファンが大騒ぎするからね。そりゃ好き嫌いを否定するものではないが、一応ファンを自称する人が選手としてのraison d’êtreを否定するのはいかがなものかと思う。それに乗っかかっている球団当局も。

もし、球団当局とバカープファンが寄って集って奨成を叩くのなら、もうトレードに出してやればいい。その代わりに中途半端なピッチャーとか走って守れるだけの劣化型「ユーティリティプレイヤー」を集めて喜んでればいいさ。それと引き換えに、カープは崩壊するだろうけどね。奨成を追っての移籍志願者がオフェンスに続出するよ。

まだまだ書きたいことはあるのだが、どうせワルクチのrefrainにすぎないだろうから、やめる。

私はカープファンの端くれだから、そりゃカープに勝ってほしいし、いい順位、端的に言えば一番上でフィニッシュしてポストシーズンも恙なく戦ってほしいと思っている。しかし、今のカープを見たら、そして現状のNPBを見たら、勝ちました、よかったですねえで済ましていいんだろうかと思ってしまうのである。でも、今年は40年遠ざかっている日本一を取るチャンスであることも間違いない。というより、今年取れなかったら、まああと数十年無理だ。そういうもやもや、いや救いのないような空しさに近いものを抱えているのである。