絶望の赤ヘル2024

正確に言うと、スターターを見た時点でかなり悪い予感はしていた。それを思うと、負けなくてよかったという極めてネガティヴな思考に囚われているのもやむを得ないのかなという気さえする。引き分けで良しというのは首位に立つチームの特権である。下から上を追うチームにとっては、結局負けに等しいのだ。

しかも、延長12回スコアレスである。そりゃたまにはそんなこともあるかもしれないが、カープは4月だけで2度目、降雨コールドも入れたら3回目である。あまりにも多すぎる。それだけ得点力が下がっているのは明々白々なのだが、悲しいかなこのチームはなんの手も打たない。それどころか、今のカープは守備から入るなどという世迷い言ばかり言うのである。いくらゼロに抑えたって1点取らなきゃ勝てないという当たり前の論理を、誰かバカープファンに教えてやってほしい。

確かに、今のファームにもなかなか飛び抜けて打てるのは少ない。佐藤啓介を除いては。ならば彼を支配下にしてすぐにでも一軍に呼べば良さそうだし、多分他球団ならそうするだろうが、カープはやらない。現状浮いてるのはサードだから、サードでも守らせたら良さそうだが、ウェスタンでもやらない。何故か。それをやるとハジメのお気に入りの矢野や田中の出番が減るからだ。

だから、ハジメは御用プレスを使って盛んに矢野を持ち上げ、守りの野球なるものを推進するのである。しかし、それがいかに無力かということは、3度のスコアレスドローで証明されているところだ。いや、それでも負けなかっただけましとでもいうのだろうか。それではオール完封の4連敗、しかも3度のウノゼロ負けはどう抗弁するのだろうか。面の皮の厚い連中だから無視かもね。

今日のローカル中継でも、ことあるごとに矢野を褒めないといけないのかというくらいの讚美ぶりだった。しかし、矢野を使えば使うほど、他球団はほくそ笑む。なんせ強いストレート投げとけば一丁上がりなんだから。昔ブレーブスに大橋穣さんがいて、確かにショートの守りで魅せた人だったが、それなりにパワーもあって年間10本前後ホームラン打ってたからね。

幸か不幸か、今のセントラルは確かに低レベルの争いだ。こんなに打力が弱くても勝率5割だし、特定のチームが突っ走っている状況にもない。もし優勝するというのならば、今からでも得点力を上げればまだ間に合う。選手起用についても、まずは打てる選手から優先的に使えば良い。守りがーと言うなら、宇草なんて使えないという結論になるはずだ。

それに、もっと頭を使って野球やろうと言いたい。カープのオフェンスが弱い理由は、その点もあると思う。特に小窪の試合中のコメント聞くと本当にイライラさせられる。「いいコンタクトができているからそれを継続して」ばっかり。まあ迎の「甘い球を一振りで仕留めよう」よりはましだが、ほんと頭使って野球してないねと思うのみだ。ブラッシンゲームがいたらどやされてるぞ。

まあ、”birds of a feather flock together”である。指揮官がマダガスカルのキツネザルなら、周りを固めるのもこのくらいの低能になるということかもしれない。明日からはホームでのタイガース戦だが、きっと手もなくひねられるだろう。相手が現在首位にいるのは、守りの野球を推進しているからではなく、得点力が上がったからというのが、バカープファンにとっての不都合な真実なのである。

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コメント

“絶望の赤ヘル2024” への2件のフィードバック

  1. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    ヒロシマの地にカープがあって、プロ野球さえしてくれれば万々歳のバカープファンにとって、勝敗などどうでも良いのでしょう。あり得ない。
    悪徳領主様が繰り出す腐った料理に文句も言わず、食べさせてもらえるだけでありがたがる彼らには何を言っても馬耳東風。
    ハジメを打倒して彼らにかかっている呪いを解くしかないのだが・・・

  2. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    マイケル・ジャクソンの”They Don’t Care About Us”は、怒りを爆発させた歌だ。怒りのきっかけは、児童性的虐待で刑事告発および民事訴訟を提起された疑惑で屈辱的な取り調べを受け、その時の担当検事がユダヤ人だったことで歌詞にユダヤ人蔑視のメッセージを込めている。ミュンヘンのコンサートでは、ゲシュタポに扮するダンサーを従え、マイケルはナチス式敬礼に近い動作で煽り”They Don’t Care About Us”を歌っている。ちなみにドイツでは、ナチス式敬礼は「ナチ賛美・賞賛」と見做され民衆扇動罪で逮捕・処罰の対象となる。マイケルはその覚悟を持って、怒りのパフォーマンスを披露したのだ。表現方法は極端だけど、命懸けで怒らないと相手に伝わらないこともある。

    回りくどくなったけれど、カープの反オーナー派(ファン)は、口だけ番長になっていないか?本気and命懸けで怒ってるかい?
    阿漕な商売をするカープマツダ商店一族を、広島球界トップの座から引きずりおろすムーブメントを巻き起こすのは、一人一人の行動にかかっている。共闘を呼びかけ何となく集まった同好会に何ができる???一人一人が心底からカープを変えたいという思いが、ごく自然に行動に表れなきゃ意味がない。

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