花は花でも木瓜の花

はっきり言って、こんなチームを応援することがバカバカしくなるくらいの惨敗である。2試合連続完封負け、そして10安打完封負け。アホかというほかないが、よくこんなのが鉄火場に出て戦ったふりしてるものだと思う。何が40年ぶりの日本一を狙うのか。こんな戦いしかできないようでは最下位確定だ。

それにしても新井の知性のなさには呆れるばかりである。もともとマダガスカルのキツネザル並みの知能だとは思っていたが、監督になってもそれはいかんなく発揮されている。昨日のまったくあり得ない1、2番起用を反省するかと思いきや、またしても1番田中、2番上本。アホか。そもそも田中になんかなにかできるんや。場違いも甚だしい。

いや、指揮官が指揮官なら選手も選手だ。もう今の主力選手、完全に腐っている。なんか楽しく野球がやれて、負けても負けてもたまに勝てばバカープファンが喜んでくれることをすっかり学習しているようだ。だから、そのプレイぶりに必死さとか献身性とかいうものはなにもない。だから今日みたいなこっ恥ずかしい野球やって倦まないのだ。

特に、田村が先頭打者でスリーベース打ったあとに最低の仕事すらできなかった菊池、松山。ワンアウトフルベースから手もなく三振した坂倉。明日からグラウンドに来なくていいよ。顔も見たくない。やる気ないんだろ?ならわざわざ出て来なくていい。目障りだ。

要するに、今のチームの中身が完全にぼろぼろになっていることの証左だろう。まともなチームだったら、昨日みたいな負け方をした翌日は、ぴしりと一本線が入ったかのように見違える野球をやるものだ。ペナントレースの長丁場、たまにはひどい試合をやることもあるだろう。中にはうまくいかずに連敗をすることもあるかもしれない。それを踏まえても、今日の内容は最低だ。負けたという結果以上に、虚無感を感じるのだ。

とにかく、今日の内容など見ていたら、負けることへの罪悪感のなさというものをひしひしと感じる。なんか楽しく野球やれたらそれでいいよねというような決定的なぬるさがあると言っていい。そういうものを作ってきてのが今のカープのヴェテラン連中であることは厳然たる事実なのだが、中堅どころまでそれにどっぷり使っているということが明らかになっているのである。

そしてそれを決定的にしているのが、新井という家父長制的疑似家族主義なんだろう。だから、心あるカープファンであれば、そんな「家族」性になんかNeinを突きつけなければならないのである。前任者の体制から既に主力選手と当局の推しが優先起用されている姿は見え見えだったのだが、実は新井もそれを批判するどころか、無批判に継承していることが明らかになっているのである。

昨年は、前任者があまりにもひどすぎたことのアンチテーゼのように新井が投影された側面がある。しかし、今や化けの皮は剥がされた。このままでは確実にカープは「諸国民の王」新井の手によって壊される。更に、その後に来るのは史上最低の指揮官になることに目に見えている東出Ancien Régimeだから、当面目も当てられない暗黒体制になるだろう。

それを打破するためには、今から動かなければなるまい。今日のようなクソ試合に対して徹底的に怒りの鉄槌を叩きつけなければならないのである。早晩カープは最下位に転落することは目に見えている。しかし、他球団に離されてからでは遅いのである。本当に、駄目出しするのは、今の今でなければなるまい。

幸いに、今のカープには現状を変えうるだけの若い芽がある。それを伸ばすために今シーズンが費やされるならば、少々の不出来には目をつむることができる。しかし、現状のままで1年が経過したら、残るのは50年は草木も生えない焦土だ。さあ、あなたは、どちらを選びますか?

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コメント

“花は花でも木瓜の花” への2件のフィードバック

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    昨日の続編?として。
    小学校だか?中学校だか?で習う物理の基本原理。ニュートン力学の運動方程式:力=質量×加速度。
    この不変の法則にバットの軌道を当て嵌めると・・・最小の力で最大のヘッドスピードが生まれ、確率よくボールをとらえ、最もボールが飛ぶスイング軌道がサイクロイド曲線を描くこと。このスイング軌道が最適なのは証明されている。プロの打者として基本中の基本。
    当て逃げを得意とするカープの打者は、このサイクロイド曲線に反し直線的なスイングをするのだから、ボールが遠くに飛ぶわけがない。そりゃ、運動の法則に逆らったらパフォーマンスを発揮できないのは当然やん。
    ハッキリ言って、スタメンでスイング軌道がサイクロイド曲線を描けている打者は、堂林と田村だけ。

    やはり、プロの打者に当て逃げを推奨するコーチングが大間違い。その元凶は、どうせ東出やろ。

  2. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    「よそ者の大砲を獲るより、カープは若手の生え抜きを育てるからええんよ」

    「カープが広島の地にあるだけで幸せ。大金をかけて外様選手を獲得しても、球団が潰れたら元も子もないけえの」

    「コツコツ繋いで足をからめて泥臭く点を取るのがカープよ。カープらしさ、カープの伝統」

    こんな世迷い言でハジメを増長させ、カープをプロ野球もどきになり下げさせた老若男女のバカープファンには、詰め腹を切らせなければならない。

    しかし10安打無得点試合なんて、カープの1軍打撃・作戦コーチは即日2軍降格orクビのはず。
    お遊びは野球ゲームでやらせることにして、“強いカープ”を実現させるために、癌細胞を徹底的に除去しよう!

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