松井、湯﨑、中国新聞、消えてなくなっちまえ。

昨日のエディオンピースウィング広島杮落としの試合は、惰眠をむさぼっていたこともあってライヴで見ることができなかった。昨晩になってようやく映像で確認することができたのだが、試合の結果はさておき、サッカー専用スタジアムができあがった姿を見て、やはり感動一入だった。ソフト面ではいろいろ改善すべき点はあったようだが、これは初期不良ということで、今後の改善を待てば良いのかなと思う。

ただひとつ言うなら、スタジアムグルメが些か値が張ることだろうか。これは私ではなく、すでに見に行く気になっている家人（ちなみにサッカーに興味はない）が調べて分かったところなのだが、確かに安いとは言えない。まあこれはサンフレッチェだけでなく、市民球場もいい加減高いから、やむを得ないのかもしれない。まあ、持ち込み禁止などという無粋なことは言わないようだから、きっと旧市民球場の時のようにそごうの地下で買ったりすることになるかもしれない。それはそれでよいと思う。

ところで、昨日のオープニングセレモニーには、ぬけぬけと松井一實と湯﨑英彦が出ていたらしい。これはもうふざけるなという話である。盗っ人猛々しいといえばよいか。明らかに街中スタジアムを忌避した松井と、さんざん煽りながらみなと公園案をごり押しした湯﨑。スタジアム建設の足を引っ張った悪のツートップをなぜ呼ばねばならぬかと思う。広島の恥ではないか。もちろんこんなのを当選させた広島市（県）民の恥さらしでもあるわけだが。よく帰れコールやブーイングが出なかったものだと思う。

もうひとつ、いかにもサンフレやサポーターに寄り添ってきたような紙面構成を見せた中国新聞も同罪だと言いたい。彼奴らは、サンフレが旧市民球場跡地への建設目標を掲げたときから、明確にそれを忌避し、新スタジアム建設に否定的な立場を取った。中国新聞の経営者である山本一族が、旧市民球場跡地でのイベント利権を失うことをおそれたのが明々白々だ。所詮こいつらはアンシャン・レジームの象徴であり、消えてなくなるべき存在に他ならないのだ。

本当に、エディオンの久保会長がいなかったら、いまだにスタジアムはできていなかったかもしれない。いや、永遠に広島ビッグアーチという欠陥スタジアムを押しつけられていたに違いない。財界人としての久保会長の評価はともかく、少なくともサンフレのファン・サポーターは久保会長に足を向けて寝られないはずだ。並みの広島の財界人だったら、きっとみなと公園案を飲んでいたに違いないし、広島ビッグアーチでいいと妥協したかもしれないのだ。

それだけに、松井、湯﨑、中国新聞、いやこれは広島財界と置き換えてもいいが、この悪の枢軸に対する怒りは、未だに消えない。スタジアムの一件のみならず、そもそも論として広島を駄目にしている象徴といわざるを得ない。無能松井、自己陶酔湯﨑、そして彼らの太鼓持ち中国新聞。そりゃこんな街、若者や有為の人材は見捨てるよね。

しかし、新スタジアムの完成で彼らに対する戦いが勝ったと思うのは早計だ。まだ戦わねばならない相手が残っているのだ。それはいうまでもない。当初中央公園案が真っ先に消えた原因となった基町市営住宅のプロ住民である。きっと松井や湯﨑は、彼らを焚き付けて騒音被害が何とかといわせてサンフレサイドを揺さぶるに違いない。そして中国新聞は陰に陽にそれを書き続けるだろう。そのくらい卑劣な連中なのだ。

だから、戦いはまだ終わっていない。次なる戦いは、「悪の枢軸」の一掃だ。間違っても、新スタジアムの完成を彼らの手柄にさせてはならない。マルクス兄弟の名作である”DUCK SOUP”のラストシーンのように、似而非愛郷者にオレンジを投げつけるくらいのことは、やっても罰は当たるまい。