やっぱり広島ってねえ。

昨日は思いっきり非生産的な仕事で遅くなってしまい、帰ってきたら然るべき時間だった。普段は夜あまり食べないし晩酌などしないのだが、取り置いていた日本酒を冷やで飲んだ。伏見は「月の桂」の純米大吟醸「平安亰」。もともと月の桂と言えば濁り酒が有名で、事実非常にうまいのだが、なら清酒もうまかろうと思って呑んだら、やはりうまかった。よそ者広島人である私は広島の酒は余り合わないのだが、灘伏見の酒はやはりよい、と思う。

今日は所用あって福岡日帰りだったのだが、かような行状のせいで行き帰りの車の中では爆睡してしまっていた。所用といっても、広島進出から撤退した某スウェーデン家具量販店に行ったのと、千早駅前にあるパンケーキおかわり自由の店に行っただけなのだが、やはり栄えている街に行くと気分が高揚する。広島などどこに行ってもそういう感じが味わえないのが困ったところである。

昨日は、バファローズが西川龍馬の獲得を発表した。そのこと自体はまったく感想はない。むしろ西川にそんな大型契約結んで大丈夫かと思うくらいである。まあどうせサイドレター付きだろうから、最大年俸になることなんかあるまいと思って買いたたいているのかもしれないが。いずれにせよ西川には行く以上は稼げるように頑張れと言うまでである。我々の立場であれば。

しかし、経営者目線なら、話は別だろう。普通なら、西川の代わりをどうするかということで頭がいっぱいなはずだ。いかに西川が故障がちだとか成績にむらがあるとかメンタル面に若干の難があるとかいえ、伊達や酔狂で3割打てるわけがないのであって、少なくとも西川のあとをどうするかという論点が生起することは間違いない。普通の球団なら、それを埋めようと必死になるはずである。

しかし、この球団はぬるい。西川の移籍発表に対してオーナーを僭称する代表取締役社長がいかにも頑張ってこいなどと激励したのがWEBニュースになる哀れな組織である。アホかというだけだ。どうせならもう少しドライに出来ないのかという気がする。今日の信者の集い、もといファン感謝デーでも西川が出てきて挨拶したとかなんとか言うのがさも美談のように語られているが、そりゃ違うよと思わざるを得ない。

ことほどさように、もはや私は広島という街に気持ちが離れている。そりゃ最初広島に来た1989年4月はカープ情報が溢れていることが慰めになった側面があるのだが、CSで全試合観られて、WEBに情報が氾濫している現在、広島でカープファンやることはなにもアドヴァンテージがない。Harayaとカープ鳥きのしたがあることくらいかな。里志さんも亡くなったし国貞さんも水沼さんも撤退しちゃったしな。

でもね、適当な隠居先もないんだよね。本当なら兵庫県にでも戻りたいのだが、あの維新三莫迦が駆逐されないと行きたくないし。東京は食べ物が合わないし、沖縄はいろいろと住むには大変だ。京都の山奥にでも行くかな、市内はオーヴァーツーリズムで大変だし。

そうそう、今広島でカープの試合を全試合観るのって難しいんだよね。なぜかホームゲームを試合開始から終了まで見るためには、スカパーに入るかちゅぴCOMに入らないといけない。それ以外のCSではライブ放送を差し止めてるんだよね、ハジメと在広プレスの横暴で。こういうことを、誰も書かないからますますハジメは増長する。もちろんこういうカルテル的構造に連座しているのが分かっているから在広プレスのいうことも信じられない。今や広島って、カープファンのもっとも住みにくい街といわざるを得ない。

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コメント

“やっぱり広島ってねえ。” への3件のフィードバック

  1. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    カープに不満があって出て行く西川を今さらファン感謝デーに出させますか?
    しかも挨拶までさせてカープファンを愚弄するとは・・・
    いちばん気に入らないのは、西川の替わりとなる選手の補強もしないハジメとキヨアキ。

    先日惜しくもお亡くなりになられたKANさんにマツダスタジアムで歌って欲しかったな~
    「必ず最後に(カープ)ファンが勝つ~♪」と

  2. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    広島はファン感やったんやね。
    大阪神戸ではT&Bu優勝パレードだったようだけど、幼馴染みのオリキチくんは日シリ敗退以降不機嫌で、いつものようにうちに勝手に上がり込み、瓶ビールをラッパ飲み。俺はそれを無視して爆睡。完全にだらけた休暇モードの2人のもとへ、小5の塾生がやって来て、数学の解答は正解だったけど論述が不正確で大きく減点されそうなので、満点を取れるように正確な論述を教えてほしい、と。

    a³ーb³=65を満たす整数の組(a,b)をすべて求めよ。
    これは2005年京都大学文理共通の入試数学問題。難易度は平易で解答はすぐに出るけれど、論述をミスすると減点を食らう。己にしか分からない簡略した計算式を並べ正解できても、筋の通らない論述だと0点を付けられる可能性もアリ。計算式は平易でありながら、論述でしっかり考えさせるところが、いかにも京大らしい設問。
    ①因数分解で積の形
    ②不等式で範囲の絞り込み
    ③倍数、余りの利用
    この解き方はすぐに閃き、a³ーb³=65の整数解程度なら暗算で出来てしまう。でもそれでは、生徒に正確な論述を示せない。で、MIT出身のオリキチくんに一任。2分で明確な論述を示すと生徒は納得。無事解決した。
    N中のような進学校を目指す天童にとって、小中の数学は簡単すぎて、大学入試の過去問もほぼ正解してしまう。

    ところで、小園の父は陸上競技の選手で足がめっぽう速く、走り高跳びの選手として高校時代にはインカレにも出場している。母親は50mを6秒前半で走るスーパー俊足女子。高校卒業後は、なでしこリーグの前身、L・リーグ(日本女子サッカーリーグ)の旭国際バニーズ(現・バニーズ京都SC)と契約。MFとして4年間活躍している。
    アドゥワの母は、ダイエー・オレンジアタッカーズというVリーグのチームに所属。在籍していた期間では、1993年から94年の第27回日本リーグでは準優勝、1994年の第一回Vリーグでは優勝を果たしている。

    やはり、何だかんだ言ってもDNAの威力は凄い。
    俺のようにDNAに逆らわないほうがいい。我が家の先祖を辿ると、音楽家としてはそれなりのDNAを残しているけれど、アカデミックな血筋はごく僅かしか入っていない。やっぱ、蛙の子は蛙で素直に音楽家一筋で勝負したほうが達成感があったような気がする。

    ま、アカデミックな本業も、それなりに充実していたけど、お仕舞い。今日から年末まで、有給休暇の消化で・・・副業が本業になる。

  3. アングリーレッドのアバター
    アングリーレッド

    来季のカープのコーチングスタッフ発表を見ましたが、これでBクラスが確定しました(涙)
    ハジメに忠実なポチを集める事がカープの組閣なので来季勝てるわけが無いでしょう。

    仮にも“広島”という地域を名乗り、地元愛・郷土愛に訴えておきながら、実際はオーナーとその取り巻き達のやりたい放題球団。
    そして異を唱える者には、
    「ファンなら黙って応援しろ」
    「文句があるならカープファンをやめて、よそのチームを応援しろ」
    という宗教のような世迷い言を信者に呪文のように唱えさせる。

    仮にも“広島”を名乗るなら、しっかり補強をして他地域チームに遅れを取ることのないようにするべきだ。広島というところはやる気のない野球の弱い地域という恥をかかせないようにしなければならない。
    ハジメよ、それでも好き放題やりたいなら、球団名から“広島”の名を外せ。

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