韮澤を庇っても始まらないよ。

クライマックスシリーズファイナルステージの大敗北の引き金を引いたのは、第1戦での韮澤の盛大なやらかしにあることは否定しようがない。しかし、翌日韮澤をファームに戻したことで、一部バカープファンがざわついているらしい。結論から言えばアホかとしか言いようがないのだが、まあ何がおかしいのか考察してみよう。

あの試合を私心なく見ておられた方はおわかりだろうが、件のミスは救われないミスだった。間違いなくなにかエアポケットに入ったようなプレイだったし、少なくとも全力でプレイした結果とはいえないものだったから。言ってみれば死物狂いの一生懸命さに欠けていた。おそらくそれを察したからベンチは次の打席で代打を送り、そのままファームに送ったというのが正当だろう。

韮澤も野球学校で鍛えられているし、U18日本代表も張ったくらいの男だから、そんなことはきっと理解しているだろう。少なくとも自分の立ち位置を真摯に理解していれば、なにくそと立ち上がることこそあれそのまましょぼくれることはないだろう。もちろん、しょぼくれるということは結果自分のレゾンデートルが消えるというだけなのであるが。

なのに、なぜバカープファンはざわついたか。きっとこれはなにか韮澤を一段高く評価しているからだろう。そりゃ確かに主力クラスの選手にそれをやったら(たとえファームに落とさないまでも)一種のいじめだが、韮澤はまだそんな顔じゃない。いわばこの度の起用は、私は判断の誤りだと思うが、一種の抜擢である。そう考えると、今回の措置に対して騒ぐには当たらない。

しかし、バカープファンにとっての韮澤の存在は、主力選手に匹敵するものなのだろう。何故か。いうまでもない。彼らが忌み嫌う小園のカウンターパートナーになってほしいのである。

そういう意味で寵愛されているひとりが矢野だが、いかんせん打撃は三流、肩の良さだけが売りである。小園との格付けは終了した。しかし、韮澤は大勢から、そしてバウアーから打ったという実績がある。何とか小園と対等にと言う思いが強すぎるからこそ、今回の措置にざわざわするのだろう。しかし、そもそも前提が誤っているので、これまた救いようがないのである。

敢えて韮澤を庇うとしたら、いきなりファーストで起用されたことである。公式戦だったらともかく、一戦必勝の闘いではありえない戦術だ。要するに、起用した新井のボーンヘッドというのが正当だ。これは批判されてもおかしくないし、そういえばいいだけのことだ。

しかし、バカープファン、いや多くのカープファン界隈の言論状況を見るに、新井批判はタブーに近いものがあるらしい。だから大きな声をあげられないんだろう。これもまた救われない話だ。やっぱり昨年の今頃私が危惧したとおり、一種の新井ボナパルティズムが出来上がってしまったのかと思う。

やはり、おかしいものをおかしいと言えない言論状況は腐っているとしかいえないのであって、それを作り出したハジメは今頃ほくそ笑んていることは間違いない。ああ、ほんとうに太田川の河原で打ち首獄門にしてやりたい。

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