せっかく二夜連続のサヨナラ勝ちだから、まずは讃辞を述べよう。益田がジリジリとした場面で出てきてプロ初勝利となる好投を見せた。一方でアドゥワもよく試合の流れを立て直し、アンダーソン、大道もセットアップポジションに嵌ることがわかった。島内に疲労が見える今、ブルペンの再編ができそうなのはよいことである。
オフェンスは小園4安打はもちろんのこと、マクブルームに当たりが戻りそうなのが大きい。そしてデーヴィッドソン。それまでは打てる気すらしなかったのに、最後に一発回答。4番たるもの、これでよいのかもしれぬ。
さて、以下本音を述べると、まさに標題のとおりである。サヨナラ勝ちは良いけれど、なんとも試合時間が長い。9回までにケリつけてほしかったところである。なんせ15安打4点。効率激悪である。今永をじわじわと攻略したと言ったら聞こえはよいが、あまりにもチャンスで打てなさすぎた。1回2回ならともかく、ひとつ間違ったら終盤完全に流れを失いかねない悪い展開だったからなおのことである。
その張本人はデーヴィッドソン、であることは間違いないが、もうひとりは矢野だ。ことごとくチャンスでことごとく箸にも棒にもかからないバッティング。残念を通り越して、鹿の鳴き声が聞こえそうだ。いや、打てないのは織り込み済みだからまだどうでもよい。なんで2打席目、3打席目は代打を送らなかったのだろう。もちろんだからといって結果に繋がった保証はないが。
余談だが、なんで在広のアナウンサーや評論家たちはあんなに矢野を褒めるのだろうか。一方で小園は褒めようとしないのにね。ほんと、わかりやすいよね。まあ、理由はわかるよ。そうしないとスタジアム出禁になるもんね。
それにしても、つくづく火力は勝利の父だと思う。これでもなお非力なチビに頼りますか?バカープファンの皆さん。






コメントを残す