九里に尽きる。

スポーツ

今日は以上、で良いかもしれぬ。先頭打者に二塁打が2イニングスあったのだが、そんなものもあっけなく消し去るほど今日のピッチング内容は万全だった。これで負けたら、もう勝ちようはないと言っていい。

正直なところ、先週のピッチングが影を落とさなきゃいいがと思っていた。先週だって内容は良かったのだ。それがオフェンス陣の機能不全とヘボ審判のせいで負けにすり変わってしまったのである。それで気持ちが切れてなきゃいいがと思ったのだが、杞憂だった。まあ、白星こそいい薬だろうと思う。

オフェンスは、4点取ったが、正直まだまだだと思う。もちろん涌井相手だからそうチンジャラジャラと点は入らなかっただろうが、やはり1回表の逸機が痛い。ああいうところできちんと1点でも取れていれば、試合の流れは変わってくるのだ。

その意味では、まだ1、2回の攻撃は、昨日までの悪い流れを引きずっていたと思う。特に1回の野間。せめてランナーを進めるバッティングしなきゃいけない。ランナー菊池がスタート切っていたが、もしヒットエンドランのサインだったとしたら大喝だ。結果としてタイムリー込みのマルチ安打だったが、そういうところが改善されないといけないだろう。

それと、もう少しオーダーは改善の余地があるだろう。昨日はマクブルームがいいところで打ったが、それまでは明らかにマクブルームとデーヴィッドソンが流れを悪くしているのだ。それとショート。矢野は守りはいいが打撃は期待できないし、上本はやはりサード向きかな。今だからこそ、赤ヘル百年の計に鑑みた起用をすべきだろうと思う。

しかし、この組織にはそれがない。むしろ、当局の推し活が見えてくるだけだ。昨日の広島ローカル地上波中継でも、まあいやらしいくらいの矢野讃美が聞こえた。特に当局ベッタリで売文もしている坂上だったから余計だが、まあ興醒めだ。こういうところが見えてきはじめると、やがて高校生有力選手に忌避されるようになるよ。

それに、まあこの組織はオフェンスにあまり貢献しない小柄な選手が大好きだ。なんでだろうかね。上本や矢野がショートのレギュラーに擬せられるなんて、時代錯誤も甚だしい。ショートは守れればいいなんてのは現代野球では流行らない。ダリル・ストロベリーの時代じゃないんだからね。

それと、現代野球では2番打者は強打者を置くのが流行り。その意味でも、カープの野球って三十年は遅れてるんだよね。いや、もっと昔のカープは時代を先取りしたモダンな野球やってたから、大きく後退しているというべきか。何がその原因かは、いうだけ野暮か。ね、ハジメちゃん。

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