一昨日は夜呑んでいたし、昨日はその行状のせいで昼も夜も眠りこんでいたから書くことが出来なかった。しかし、それでよかったのかもしれない。まあ2試合とも無様とか無惨とか言う言葉を通り越してあとから見たら笑えるような内容だったから、あたふたしている向きを尻目に笑い飛ばすのがよいような気がする。
両試合を通して顕著だったのが、打力の悲しくなるくらいの弱さである。いっちゃあなんだが、先発したのは申し訳ないがローテーション実績が乏しいか皆無の投手である。この相手関係でまともにヒットすら打てないようでは、まあ話にならぬ。大本営発表がその事実をようやく認め、それに連なるもの知らぬあほうどもが沈黙しているのを見るのも、ある意味楽しい。
打てないだけならまだしも、采配も疑問符だ。中﨑とか松山とか田中とか、もう終わっている選手を後生大事に起用する意味がよく分からない。どうやら新井は本気で彼らを戦力として勘定に入れているようだが、何も分かってないねといわざるを得ない。彼の目は節穴なんだろうね。一方でオープン戦やファームで実績を残した選手を頑なに起用しない。そのうちみんな腐ってしまうよ。人遣いの拙さは佐々岡とたいして変わらないね。
ヘボヘボの一軍本隊を尻目に、今見ていて楽しいのはファームのほうだ。まだ文字列でしか見られないのだが、それだけでも若い力が躍動しているのがよく分かる。もちろんまだまだ力及ばないところがあって、いい勝ち方をする一方で負けるときはきれいさっぱり負けるのであるが、それもまた成長途上の初期不良と思えばよい。すでに高卒ルーキー内田や清水も使われていて、まあ苦労はしているようだが、それでも実戦での課題克服こそ最大のトレーニングだからよいのだ。これを克服できたらものすごく伸びるだろう。今シーズン中に一軍に食い込むかもね。
ひときわ目立つのはやはり中村貴浩だ。なぜ支配下登録しないのかよくわからない。確かに左の外野手は飽和状態だが、今残している数字とかだけなら野間の何百倍もいい。あ、だから登録を見送られてるんだな。当局の推しと抵触する選手は徹底的ないじめに遭うのは小園を見れば顕著だしね。その意味でも新井はやっぱりティーチャーズペットに過ぎないのかもね。
ちなみに今日はウェスタンの試合は早々に中止になった。一方でオープン戦は予定どおり行われるようだ。だったら、なおのこと今日の試合で中村貴浩は使われねばならぬ。新井は盛んに今日の試合の位置づけを「本番モード」であると言っているようだが、今の面子のままで本番を戦えないのは福岡での2試合を見たら明らかだ。ならば、今必要なのは強力な梃子入れだ。はっきり言うけど、三連覇の残り滓とか4年連続Bクラスをチンタラ戦った向きは、退場してもらっていいんだよね。
今日の大本営発表で、秋山が盛んに精神的にも選手を鼓舞したことがさも美談のように書かれていた。しかし、ならば本来その位置にいなければならない生え抜きは何やってんだよということだ。名指しをするのはやめるが、チームが下降線を辿ったら比例して攻守にやる気をなくすような選手が散見される。でも、そんなのはいなくてもいい。今からトレードの玉にしたっていいんだよ。まあ、FA権が附帯している事故物件なんて誰も取っちゃくれないだろうけど。