昨日の試合もいい加減救いようがないものだったが、今日はもう、笑うしかない。最低だという言葉さえポジティヴに感じられるほど、酷い。もうこれは、救いようがないというレベルを通り越している。ほんとうにこのままじゃ、最下位になることは、請け合う。
昨日も書いたとおり、ドラゴンズというチームを相手にする場合には、ずるずると点が取れずに流れることはNGだ。断じて先発投手をガツンと叩かねばならない。しかるに今日もそれに失敗した。そもそも論としてスターターが×だ。この時期に9人野球をする意味なんてないし、2番野間8番田中なんてギャグとしか言えないし、要するに新井は下手な指揮官にて今のカープは下らぬチームに有之候、である(ちょっとやりすぎかな)。
さらにいけないのは大瀬良だ。今日からイニングを食わせるテストをしたら、案の定6回に沈没である。正直、がっかりしたというかあきれたというか、やっぱり今年もと思ったというか、まあそんなところである。これだから自称エースとしか呼べない。これで投手陣を引っ張ると言われても、ねえ。
それでも、末包が、田村が長打で逆転、突き放しの一打を放った。さすがに今日は勝つだろうと思っていたら、やらかした。堂林。打ってはチャンスぶつ切り、守っては痛恨の悪送球。ひとりで試合の流れを壊してしまった。きっと自分の置かれている立場を理解していないのだろう。まあ仕方ない。ある意味カープの勘違い主力選手の象徴なのかもね。
まあ、今日みたいな試合を楽に取れないようでは、先が思いやられる。でも、チャンスだ。いまこそ、チームを根本的にリストラクチュアして新たな赤ヘルを作るチャンスなのである。でも、新井に出来るかな。出来るくらいなら、今日みたいなスターター組んだりしないよね。
金曜日は一軍本隊はシティライトスタジアムでバファローズ戦、ファームは鳴尾浜でウェスタンの開幕戦を迎える。今の一軍メンバーの半分くらいを鳴尾浜に送るくらいじゃないと駄目だろう。もっとも、今日はファーム組もいいとこなしだったけどね。要するに、お先真っ暗だ。これを普通、絶望という。ただ、多くのカープファンには理解してもらえない。そのことの方が絶望的かもしれないね。
日本では、なんか今でもお金の話はタブーの文化が残っている。と言いつつ、いきなりお金の話題を。
クレディ・スイス銀行の大株主・米運用会社ハリス・アソシエイツが全株式を売却、その上2,022年度決算が1兆円の赤字。これはヤバい。世界第2位の投資銀行&プライベートバンクで、ここが傾くとリーマンショックどころじゃない。ついでに述べると、スイス銀行って言えばクリーンなイメージがあるけど、全くそんなことはなく、マネーロンダリングの温床になっており、その対策不備による刑事罰、汚職事件への関与等々、実態は真っ黒け。スイスSNB(中央銀行)や政府等、国をあげて守る態勢を見せているけれど、万一介入しなければ潰れる。
もう一つスイスといえば、永世中立国で平和なイメージをお持ちで、憧れている方も多数おられる。そういう夢心地になっているお花畑さんたちの無知を正すと、スイスには徴兵制がある。また、侵略に備え至る所に機関銃や爆弾を用意している。スイス軍は世界有数の強い軍隊で、スイス国民は国防の意識が高い。どこかの平和ボケ国民と大違い。
イメージと違うことなどごまんとある。カープの新監督・新井も、なんだかイメージと違って超保守的な布陣で開幕に臨む。佐々岡野球を踏襲する以上に酷い。オワコン田中のスタメン入りは佐々岡野球よりも大きく後退していると言わざるを得ない。4年連続田中起用の悪夢を見せられてきたカープファンにとって、顔も見たくない存在であろう。シーズンに入り田中を起用する時点でカープは終わる。田中を使うナンセンス新井のメンバー構成力はゼロ点どころかマイナス50点。4年連続Bクラスの非力小粒メンバーをほぼ変えずに新シーズンを迎えるって、八百長以外の何ものでもない。ア・タ・マがイカレテイル。
ドラゴンズは山淺、ベイは松尾の高卒ルーキーを起用している。この時期のオープン戦は、どんどん高卒新人をお試しすればいい。田中に使う無駄枠を、カープ希望の星、清水と内田に回したれや、看板倒れ新井!