とにかく勝ちたきゃ点取らないとね。

今日明日は一二軍ともドラゴンズ戦が、バンテリンドームナゴヤとナゴヤ球場で行われる。まだオープン戦であり教育リーグではあるが、そろそろ結果で見せないといけない時期であることは間違いない。その意味では、一二軍で明暗が分かれる形となった。結果こそどちらも引き分けだが、内容は大違いだ。

まずファーム。8-8という結果をどうとらえるかだろうが、私はこれをポジティヴにとらえたい。確かに岡田と薮田が崩れて8失点したが、それまでに7点取って、勝ち越された後もさらに追いついたことはよかったのではないかと思う。誰が特によかったというのではなく、出た選手みんな張り切っていたのではないか。そりゃそうだろう。日曜日のゲームで、打てばお客さんの拍手がもらえる、首脳陣の目にかかることを学習したのだろうと思う。当たり前のことではあるが、それが当たり前でなかったのが哀しいところではあるのだ。

一方の一軍本隊。だめ。まったく。大野雄大に5回まで準パーフェクトに抑えられる始末である。きっと彼はやっぱり組みしやすしと思ったに違いない。確かに追いついた。しかし、ドラゴンズは先発がなんとか逃げれば勝負になるチームである。それを考えたら今日の試合展開はまったくだめだ。実際、祖父江が不出来だったから引き分けに持ち込めたに過ぎない。

よかったことといえば、田村と韮澤が躍動したことだろうか。この二人も、ファームで今日活躍した選手と同様に、打てば視界が開けるとシンプルに考えたのではないか。こういう選手が報われないようでは、きっとだめだ。守りがとか足がとか言うのはくそ食らえだ。これは標準以上打てる選手がさらにステップアップする手段に過ぎない。実際、もの知らぬファンが喜ぶディフェンス要員は、ここまで守りでも足でも魅せていないではないか。

実際、今の一軍、あるいはファームもそうだが、自分は少々守れるから大丈夫と言わんばかりの選手が多すぎる。そのraison d’êtreが説得力を持たない選手ばかりだ。守れるったって鉄壁の守りを誇るにはほど遠いし、走れるったって百発百中で走れる選手もいない。要するに中途半端なのだ。こんなのが主力を占めていたら、そりゃ弱い。

まあ、スターターからして6番會澤7番上本なんて笑えないギャグの域を出ない。いくら大野雄大相手とはいえ、これで戦おうとしてるんなら絶望的だ。新井は佐々岡と比べて少しはものが分かるのかと思っていたが、いずれ三年の恋一朝にさめて見れば、あんな意気地のない女に今までばかされてをつたことかと悔しくも腹立たしく相成候、となるかもしれないね。

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1件のコメント

  1. さっすが管理人さん。紀貫之を古今和歌集を、罵詈雑言で思いっきりdisった正岡子規の歌詠みに与ふる書。あの罵詈雑言を現代語訳で載せたら完全にアウトなので、原文のまま何気に挿入しているフレーズを読んで思わず笑ってしまった。やっぱ、こういうウィットに富んだセンスは敵わんワ。
    「紀貫之って歌人、なんかファンが多いですけど。あの人、歌人としてはヘッタクソですよね…。あんなもんのファンやってますとか、お前正気か?って感じっすよ。」というノリで紀貫之を罵倒している子規の書やね。紀貫之を新井に置き換えたら・・・。

    新井カープは全く笑えんけど、管理人さんはオモロイ。

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