午後11時のモノローグ その129

昨日は例によって如月朔日を期して肩透かしを引いた、わけではなく、ぼんやり日南キャンプ中継の録画を見ていたら眠たくなってしかるべき時間に更新できなかった。まあ、そもそも書くべきことがあったかと言われれば微妙なので、どうでもいいのだが。

正直、キャンプ初日にニュースがあったとしても、正体不明の秘密兵器が喧伝されるか、さもなくば体調不良云々の悪い知らせだから、何もなくてよいのだ。実際、中継をずっと見ていたが、まあこんなもんでしょうという感じだったし、いたずらに不安を煽るような要素がないから、それでよい。

ひとつだけあるとしたら、ユニフォームが致命的に不出来だ。ホーム用ユニは背番号が小さく、アウェイ用ユニは赤に赤で予想以上にまったく見えない。よくこんなデザインにしたものだと思う。背番号と言えば選手のもうひとつの顔である。みんな背番号で選手を見分けるといっていいのに、それが難しいようなユニにして何が面白いのかと思う。

こんなデザイン誰が考えたか知らないが、まあアホかと思わざるを得ない。よく言えばAvant-gardeだが、ユニフォームにそんなものを誰も求めてはいないのだ。どうせならやるべき野球にこそModernismを見せてほしいのである。とにかく昨年の野球は古くささ満載だったからね。だいたい、長打も盗塁もないオフェンスのどこに興行的価値を見いだせというのか。

その意味では、新井に求められるものは重い。佐々岡の代わりに収まっているだけでは駄目なのだ。佐々岡のやってきたことを全否定し、それを形としてやって見せなければならないのだ。あんな昭和四十年代でも勝てないような野球は、完全に壊さなければいけない。

さらにいえば、あんな中途半端なディフェンシヴ野球は完全に過去帳送りにしてもらいたい。敢えて名前を出して申し訳ないが、上本や矢野や羽月がレギュラー候補に擬せられるような野球はもうこりごりだ。三人ともパワーが決定的に足らないのであって、高校野球ならまだしもプロの見世物としてはもの足らない。多分新井は分かっていると思うが、問題は彼らが球団上層部の覚えがめでたいというところだろう。佐々岡はそれに寄り添ってしまった。しかし、それではだめだ。

今年のオーダーは、オフェンス重視で決まらなければいけない。あとは、年功序列の排除だろう。今年私が推したいのは田村だ。既に体は出来ているらしい。是非外野の一角で見てみたい。秋山、西川、田村の外野陣なんてわくわくするではないか。野間?今の野間なら魅力ないんだよね。彼ももっとパワーあるはずなんだけど、初期育成が悪かったかな。

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1件のコメント

  1. カープは4年連続Bクラスなんだから、その4年間の個人成績は参考程度で、古いオーダーは完全に捨ててしまえばいい。結果が出ないスクラップにしがみつくなんてナンセンスもいいとこ。生ぬるい今のカープに必要なのは、緩やかな改善ではなく劇薬だ。いきなりイケイケの衝撃的な布陣で臨もう。うまくいけば当面イケイケメンバーのオーダーで、機能しないと分かったらシャッフルすればいい。弱いチームに死守しなければならない定型型スタメンなんてない。開幕からニューフェイスをガンガンぶち込めばいい。

    1:久保CF 2:小園SS 3:マクブルーム1B 4:林LF 5:デビッドソン3B 6:田村RF 7:二俣2B 8:清水C 9:P

    競技は異なるが、リーグ・アン(フランスサッカー1部)のパリ・サンジェルマンは2月1日のリーグ戦でクラブ最年少記録となる16歳のザイール・エメリが初ゴールで勝利に大きく貢献し首位をキープ。
    また、前から述べているように、プレミアリーグ首位のアーセナルは、スタメンの平均年齢が24歳未満。

    スポーツ界のトレンドは、ヤングパワーでリーグトップを奪取するほうへベクトルが向いている。若さの特権で成就すれば儲けもの、及ばなかったとしても悲観することはない。

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