天使:♪ター、タータタララララ、ター、タータタララ、ター、タータタララララ、ター、タータタタタ~
悪魔:おのおのがた、討ち入りでござる、って、いくら12月14日でもやり過ぎやろ。NHK大河ドラマと長谷川一夫が合体してるやないか。
天使:なんでこんな古いネタやらされなきゃいけないのよ。それに管理人はどこに行ったのよ。赤穂義士祭見に行って広島にいないんじゃないの?
悪魔:いや、外せない仕事があって無理やったらしい。来年は是非にというてるが、どうかな。
天使:今年は大石内蔵助役が中村雅俊さんだったんですってね。なんかイメージが合わない気がするわ。
悪魔:忠臣蔵の物語は誰がやってもそれなりのドラマが作れるんやが、王道のイメージじゃないわな。これまでの松平健とか西郷輝彦とか高橋英樹とはちょっと違うしな。今にジャニタレ上がりがやるようになるんと違うか。
天使:どこいらの祭りじゃないけど、それこそキムタクがやったりしてね。
悪魔:それはどうかな。赤穂市民というのは意外と気位が高くて保守的やからな。古典的なイメージに拘るかもしれんぞ。ちょっとキムタクはないかな。
天使:でも、古川緑波やビートたけしとかもやったんでしょ?内蔵助役。あんまりイメージもへったくれもないかもしれないじゃない。
悪魔:古川緑波とか、まあよく古い話知ってるよな。やっぱり年ごまかしてるんとちゃうか。まあ、忠臣蔵は吉良上野介と浅野内匠頭のキャスティングさえ間違えなければなんとかなる芝居やから。藤山寛美が吉良公で渥美清が長矩公やったとしたら、絶対おかしいやろ。
天使:でも、最近の役者さんじゃ忠臣蔵なんかできないかもね。そもそも芸無しばっかりじゃない。だから長いこと忠臣蔵ができないのかしらね。
悪魔:そうかもしれん。ならばみんなで討ち入りに行くか?本所松坂町ならぬ縮景園の近くに。
天使:ほんと、討ち入りに行きたいわよね。炭小屋どころか豪華な部屋でぬくぬくと寝ていること考えたら殺意が湧くわ。
悪魔:しかしな、どうやって47人揃えるんや?それに、敵方は十重二十重に信者が傭兵として囲んでるような状態やぞ。
天使:そうよねえ。嬉々として壺買ってるような人たちでしょ?多いのよねえ。虚しいわ。
悪魔:来年は、どうにかせんとなあ。あーあ。(TENSHI and AKUMA will be back soon……)