あーくだらないくだらない。

今日11月23日は、年に一度のヒロシマ球界恥さらしの場が繰り広げられる日である。もちろん十分佐々岡体制で恥という恥をさらしているからもはやどうでもいいかもしれないが、この日の恥さらしは、当事者が面白いと思っているから救われないのである。そう、ファン感謝デーでの来シーズンキャッチフレーズ発表である。

で、今年。「がががががむしゃら」。感想を一言、アホか。以上。

もういい加減、これが他球団のファンからの物笑いの種になっていることに気がつこうよと思う。新井貴浩をフィーチャリングして「がむしゃら」を前面に押し出すのならば、もっとかっこよく見せることができるだろうと思う。それがこのていたらくである。こんなの考えた向きはきっと「おもしろい」「ウケる」と思っているのかもしれないが、こんなのカルト集団の一部ウケに過ぎぬ。ある意味、彼らが人を選別する際の踏み絵になっているのだろう。

と、いうわけで、くだらないことにはかまってられないからこの程度にして、せっかくだから鉄道の話でもしよう。もともと私は時刻表検定1級を持つ正統的な鉄道ファンだが、この病は出ては収まりぶり返しては収まりを繰り返すやっかいなものである。このたびまた焼け棒杭に火がついたのは、こんなものを手にしてしまったからである。

このいわゆる「ゴオ・サン・トオ」改正は、国鉄末期ではあるが最盛期の白紙大改正である。まさに特急時代の幕開けを告げるもので、各線に優等列車が増発されたよき時代のものだ。故宮脇俊三翁の名作「最長片道切符の旅」の舞台となった時刻表でもある。そんなことを書いていくときりがないから、最後に私小説的にまとめると、国鉄の岡山電車区から80系が駆逐されたときにもあたる。もちろん、今は過去帳入りしたローカル線もまだ頑張っている。

残念ながらこのよき時代は2年しか続かず、いわゆる「ゴオ・ゴオ・トオ」改正(1980年10月)で早くも減便の嵐が吹くこととなる。それから国鉄が解体されるまで6年半しかかからなかったわけで、時の流れはまことに早いというほかない。いや、今のJRのサーヴィス低下というか悪化に鑑みたら、まだ私などよき時代の旅行をしてきたのかもしれない。夜行列車にも乗ったし、1997年2月には個室寝台特急にも乗ったしね。

本当にこの勢いだとこのネタで3本は記事が書けそうだし、今日もとめどなく書けそうだが、それをやるとこの本だけで1か月は時間が潰れてしまうのでやめておく。でも、よほどくだらない雑務に追われるより楽しいんだけどね。あまりの楽しさに、もう一冊注文してしまった。NPBもJリーグもないこの端境期を埋めるには、非常によいかもしれない。あ、今日は蹴球世界杯の独日戦があるんだった。

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1件のコメント

  1. サッカーW杯日本、ジャイアントキリングでんな。前半は一方的に攻められいいとこ無しだったけれど、後半はヤケクソ気味にオフェンス重視のフォーメンションに替え当たった。やっぱ、スポーツはオフェンスを全面に出さないとオモロナイ。
    あえてドイツをディスると、テクニシャンが14番ムシアラだけなんだよね。身体的な強さと高さは圧倒的なんだけど、ブラジルのようなテクニシャンが少ない。日本とすればテクニシャンの多い南米より身体の強さだけで押してくる欧州チーム相手のほうが、まだ希望が持てるかな。ま、それでもベスト16止まりやろね。期待せずに観よっと。
    日本のグループ以外の組み合わせを知らないけれど、ベスト4予想はブラジル・フランス・オランダ・イングランド。私の推しチームは毎回ワンパターンでブラジル(笑)。やっぱ、真剣の中にも遊び心を織り交ぜ抜群のテクニックで相手を翻弄し、攻めまくるチームカラーは観ていて単純にオモロイ。存分に観衆を楽しませてくれるチームはブラジルだけ。何から何まで余所とレベルが違う。負けても納得できるチーム。何せA代表候補が100人超もいるのだから、選りすぐられたセレソンにワクワクするのは当然かな。

    ワールドレベルのスポーツ大会から、ドメスティックなプロ野球しかもカープの話題じゃー何となくテンションが下がるので、今日は日本代表の金星を素直に喜ぼう。

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