2022年度のプロ野球公式行事は昨日すべて終わった形になり、これからは編成の季節となる。その前に行われるのは組閣なのであるが、なにか日本シリーズの終了を期したかのごとく、今日カープは来年度のスタッフの発表をした。
がっかりした。このチームは、ここまで落ちぶれてもなお変革する気がないと言うことをまざまざと見せつけられた。
カープOBでない藤井彰人、新井良太、OBではあるが出先で大きく育ちコーチ経験も積んだ福地寿樹の入閣は、結局のところカープファンに充満した不満のガス抜きに過ぎなかったことが明白になった。特に、今年のオフェンスの地盤沈下を招いた最大の原因である東出、迎を筆頭にその余のコーチは一二軍ガラガラポンでおしまい。まったくありえない。それほど、守旧勢力及びカルト的ファンの反撥が強かったのだろう。
彼らにとっては、変革は悪なんだろうな。現状がいかに成績が悪くても自分たちのパラダイスを手放さないつもりなんだろうな、ばかばかしい。なんせ強いチームを応援したければカープファンやめろと言い放つような集団で、旧統一教会を笑えない。本当にたちの悪いカルトだ。
そう思うと、がっかりした。十分予想はされたことではあったけれども、この佐々岡政権の歴史的不始末すら総括する気がないんだろうと思うと、悲しくてやりきれない。やはり、この球団を変えるには、生半可な覚悟じゃ駄目なんだなと言うことがよく分かった。
来年の一軍スタッフで、藤井以外に期待が持てるのは、赤松くらいかな。それにしても、新井と赤松に変革の期待を持たねばならないというのは、歴史の皮肉というかなんというか。






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