雨に咲く花。

まあ、ある意味いい試合だったと思う。内容がどうこうではなく、こうでしか勝てなかったという意味で。それでも、今シーズン初勝利だから、よかったというべきだろう。

スターターを見た時点で、絶望しかなかった。7番田中8番會澤。坂倉と小園に故障でもあったのなら別だが、そうでもないのにこのオーダーはあり得ない。確かに坂倉は完全にインサイドワークが狂っていたうえにオフェンスでもおかしかった。だからといって思いっきり時計の針を逆に回すがごとき所業はない。小園についていうなら、完全に人災だ。このまま小園を壊したら責任者は斬首じゃすまない。

それでも、今日は遠藤が粘った。昨年までなら気持ちが切れて甘いところにボールが吸い込まれていきそうな展開だったが、今日は違った。もちろん秋山とデーヴィッドソンは褒めなければならない。今日は遠藤含めてこの3人で勝ったようなものだ。3人も誠実な仕事をしたら、そりゃ勝てる。

いや、勝てると決めつけてはいけないのであって、それでも今のカープは勝てそうになかった。終盤になったら何が起こるか分からないし、一度悪い流れになったらそれを止めることは出来そうにないのである。まして一昨日の栗林を見ていたら、競った展開には不安が残るし、必勝パターンが脆くも崩れたあとの試合というのは不安ばかりが先に立つものなのである。

だから、それをうまく回避して勝つことが出来たというのは誠に幸運だったのだ。悉く運に見放されるような試合しか出来ていなかった今のカープだけに、そんなツキが残っていたのかという驚きがあるのみだ。

こうなったら、明日からの3連戦も波に乗らなければいけない。でも、難しいだろうな。今日は戦術とか言うところは出る前に終わったが、そういう勝負になったら、どうかな。

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コメント

“雨に咲く花。” への1件のコメント

  1. Иван Ивановичのアバター
    Иван Иванович

    6日のスタメン野手で20代は西川だけ。しかも28歳。夢も希望もないユルユルの老人サロン。こんな絶望劣化高齢メンバーで高額のチケット代を徴収するのは、観客をバカにしている。この老人サロンメンバーの大半は来年1軍に居ないでしょ。目先の1勝2勝しか考えられないアホな指揮官では絶望の未来しかない。ハッキリ言って今年もすでに終戦なんだから、来季を見据え大型若手メンバーに切り替えて経験を積ますしかない。

    ただ7日の讀賣戦は、老人サロンメンバーにおあつらえ向きの緩い二線級投手ビーディはチャンス。この二線級投手相手に、星を落とすようでは最下位まっしぐらだろう。

    どっちにしても、先が見えている老人サロンメンバーが、たとえ緩い二線級投手を打ち崩したとしても有害無益と言うしかない。プロがバッティングピッチャーレベルを打ちまくったところで優勝にも来季にも繋がらないことは、Bクラスの4年間で証明済み。ずるずると役立たずの老人サロンメンバーを起用していると、若手が育つことなく今年も1年無駄に捨てることになり、また来年の苦戦が決定的となる。いい加減、負のスパイラルを断ち切らないと、球団消滅の日が早まるかもね。

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