1万9千人が見た空虚な勝利。シラけたお立ち台の果てに「松田一族誅滅」の幟を立てよ

スポーツ

発表された観客数は1万9883人——水増しの匂いが漂うスタンドで繰り広げられたのは、勝ったことすら忘れたくなるような空虚な試合だった。2球連続パスボールをかます捕手陣、気持ちの入らないお立ち台で冷めた言葉を吐く主力たち。プロ興行としての誠実さを完全に放棄した球団の姿がそこにある。
「投手中心の守り勝つ野球」が破綻し、二軍すら戦力が枯渇した惨状の裏にあるのは、不祥事をひた隠す体質と松田元による編成の怠慢だ。もはや目先の白星に騙されるフェイズは終わった。冷酷な視線で「空虚な勝利」を切り捨て、一族支配の解体へ向けて引導を渡す緊急コラム。

水増しの観客と「グズグズ」の勝利——プロ興行の体をなさない惨状

今日の発表観客数は1万9883人。いくらかジャイアンツファンが押し上げた面はあるにせよ、相変わらず水増し感が否めないスタンドを見渡しながら、ふと思った。この期に及んでわざわざマツダスタジアムまで足を運び、チケット代を払って観戦している人々は、一体この球団に何を求めているのだろうか。昨日のヘボ試合を見せつけられた直後の今日である。いまのカープがどれほどファンに対して不誠実な試合を垂れ流しているか、考えるまでもないはずだ。わざわざ観に行っている側も、結局はプロ野球というコンテンツを誠実に見る眼を放棄しているのではないか。

試合は勝つには勝った。だが、その中身は見るに堪えない「グズグズ」の内容である。予告先発の顔ぶれだけ見れば、今日などはボーナスステージと言っても過言ではなかったはずだ。それをすんなりモノにできないあたりが今のカープの限界であり、昨日だって余裕で勝っていなければおかしいレベルなのだ。相変わらず批判能力を欠いた地元プレスは目先の白星に浮かれているようだが、今日の勝利に一体どれほどの価値や内容があったというのか。皆無に等しいと言わざるを得ない。

そもそも、今日のスタメンのどこにプロ野球興行としてのプライドと誠実さを見出せというのか。2番セカンドに辰見鴻之介を据えるなど、ファンを舐めているとしか思えない起用だ。せめてバットにボールを当てて前に飛ばせる野手は他にいないのか。現在、まともにプロの打席に立っていると言える希望の星は、中村奨成と佐藤啓介の二人だけだ。強いて挙げれば勝田成がようやく見られるようになってきた程度で、彼とて来年の2月1日までに死ぬ気で身体を作り込まねば、来季の二遊間争いに残ることすら危うい。

集中力を欠いた捕手陣と「エトミデート疑獄」の影

昨日の持丸泰輝による致命的なやらかしを受け、今日は清水叶人がマスクをかぶったが、こちらも開いた口が塞がらない惨状だった。リード面で破綻はなかったにせよ、2球連続のパスボールなど正気の沙汰とは思えない。これでは僅差の終盤に怖くて守備に就かせられるわけがない。打撃はてんでダメ、千載一遇のチャンスを自らドブに捨てる姿勢には呆れるばかりだ。ファームでの成績を見ても「いまいち」の手前だったのだから、当然の結末かもしれないが。

それにしても、坂倉将吾が勝手に勝負権を放棄して開いた正捕手の座を争っている連中が、どいつもこいつも集中力を欠いているのは何故なのか。持丸然り、清水然り、石原貴規然り、まるで野球そのものに身が入っていないように映る。何でもかんでも結びつけるのは早計かもしれないが、世間を騒がせている「エトミデート疑獄」によるチーム内の動揺や影を勘ぐられても文句は言えないだろう。

投手陣に関しては、確かに結果だけは見せた。殊に森下暢仁が4回表のピンチを耐え抜いたのは大きかった。あそこで1点でも失っていれば、試合の流れは完全に逆転していただろう。ただ、今日のジャイアンツ打線で見どころがあったのはそれくらいで、相手の若手野手陣が勝手にガチガチになって自爆した感も否めない。その意味では、8回表に清水の拙守をカバーして無失点で切って取った大瀬良大地の方が、評価としては上に置かれるべきかもしれない。もっとも、これまでの失策の積み残しが大きすぎるため、素直に称賛する気にはなれないが。

シラけきったヒーローインタビュー——不誠実な組織が辿り着く末路

試合後、お立ち台に上がった森下と坂倉の姿は、実に気持ちが入っておらず味わい深かった。来季、彼らがどこのユニフォームを着ていようと知ったことではないが、今現在スタンドで応援してくれているファンへの敬意すら感じられない虚無的な言葉を並べられては、観ているこちらがシラけるだけだ。もし今日、彼らに何らかの「気合」が入っていたとするなら、それはカープのためではなく、自分を高値で買い取ってくれる移籍先のチームへ秋波を送っていただけ、と捉えるのが自然だろう。

これが、今日の空虚な勝利を見せられた率直な感想である。嫌みを並べたいわけではない。爽快感もカタルシスも欠片もない試合だったのだから、こう吐き捨てるほかないのだ。皮肉なのは、オフェンス面での救世主が、コアファンから存在意義すら否定されていた佐藤啓介と、一部の層から不当に嫌われ続けている中村奨成である点だ。もし球団が彼らを冷遇し続けていたら、今頃は5位と10ゲーム差離れたダントツの最下位に沈んでいただろう。

明日もまた、消化試合が待っている。当初からブルペンデイになると報じられていたが、予告先発は赤木晴哉だという。もっとマシな投手はいなかったのか。だが二軍を見渡しても、支配下登録されている投手で一軍の戦力になる者など誰一人残っていない。これが「投手を中心に守り勝つ野球」などという耳当たりの良いスローガンを掲げ続けた無能なフロントの結末である。実績のある投手は無駄にすり減らされ、実績のない若手はそもそも力不足。この惨状を、無批判に球団を擁護してきた信者たちはどう抗弁するつもりなのか。

バッテリーと二遊間が崩壊しているチームが勝てる道理などない。その主因は編成の致命的な誤り、すなわち松田元を筆頭とするフロントの無能さにある。そして残りの要因は、チームにゾンビたばこを持ち込んだ首謀者とされる矢野雅哉ら「エトミデート疑獄」の闇だ。頭の悪いファンは羽月隆太郎や小園海斗に責任を転嫁しようとしているが、お門違いも甚だしい。球団当局が嘘と隠蔽を重ねたからこそ、こうした不信感が蔓延しているのだ。

何度も繰り返すが、カープを蝕む諸悪の根源は松田元とその一族支配に他ならない。この構造に一切触れようとしない地元メディアの記事など、読む価値もない紙くずだ。カープを真のプロ野球チームとして再生させたいのであれば、松田一族を経営から完全に排除し、新たな経営母体のもとで「世界一を目指す。そのためには投資は惜しまない」と誓うほかない。それに異を唱えるような向きは、松田一族とともに歴史の闇へ消え去るべきである。

中村奨成と佐藤啓介という、かつて冷遇された男たちだけに頼り切るオフェンスの貧困。二軍に代わりの投手すらおらず、ブルペンデイでお茶を濁す敗戦処理の日常。これこそが、無能なフロントと信者ファンが持ち上げてきた「幻想の野球」のぶざまななれの果てだ。
どれだけ地元メディアが白々しい提灯記事を並べようと、グラウンドに漂う冷気とファンへの不誠実さは隠しきれない。カープが真のプロ野球チームとして息を吹き返す道はただ一つ。諸悪の根源である松田一族を経営から叩き出し、その不透明な支配構造を完全に誅滅することだ。白けきったスタンドから、私たちはただ冷ややかにその終焉を促し続ける。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    羽月隆太郎がTikTok配信で語った「自分を含め6人が同じ人物からゾンビたばこを購入していた」という発言の後、出回っていた写真の中に、56番と62番が入ってたが、フェイクだったのかな?

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