まったく覇気がなかったカープのオープン戦の一方で、サンフレッチェはACLEの対ジョホール・ダルル・タクシム戦に挑んだ。求められていたミッションは勝利、すなわちグループリーグ突破のみ。だから内容不問、内余があればなお良いという試合だった。結果は内容はともかく白星。まずはよかったと思う。この白星がなければ、先に進めないのだから。
内容はともかくといったのは、やはり先制点の取られ方が悪かったことだろう。でも、あれもまたサッカーの一部だ。全てパーフェクトなパフォーマンスができることはない。そりゃミスだってある。あり得ないと思われる失点をすることだってある。しかし、それも含めてサッカーだ。90分間+αで取り返すことが許されているのだ。それを取り返したことを評価したい。
確かに、相手のペナルティエリア内でのハンドに助けられた面もある。でも、それもまたサッカーだ。こちらもミスをすれば相手もミスをする可能性があるのだ。いかにつけ込むかもまた戦術のひとつであるのだ。押すこともあれば押されることもある。サッカーなんてそのせめぎ合いだ。そこでいかに点を取るかというスポーツなのだから。
やはり昨日の試合でも鈴木章斗が輝いた。先日のV・ファーレン戦から戦術へのフィットが見られているところだが、なおかつ点を取ると言うことは自信を深めるはずだ。思えば昨年のジャメは、戦術へのフィットはともかくとして流れから点が取れずに結局最後まで苦しんだという面があった。もちろん、ジャメもこのまま黙っていやしないだろうけれども。
もうひとつ、昨日のガウル戦術でのヒットは前田直輝の左WB起用だろう。スターターを見た時点では中村草太を左で使うのかと思っていた。しかし、やはり昨年彼が左では輝かなかったことを見ていたのだろう。もしこれがこのまま嵌まれば、FW過多で頭でっかちの選手層を流動的に使うことができる。さすがは育成世代のプロ監督だけはあると思う。
以前も書いたが、ACLEを戦うと言うことは必然的に過密日程になると言うことでもある。事実、すぐに今週末には百年構想リーグのホームファジアーノ戦を控えている。途中出場だった選手やメンバー入りしなかった選手も黙ってはいないことと思う。次戦どのくらい選手を入れ替えてくるかは分からない。ただ、ターンオーバーをしても変わらない試合が見せられるだろうと思う。
確かに、週末のファジアーノ戦はある意味勝てばいいよねと言う試合ではある。しかし、一方で2特別大会とはいえJの2026年シーズンホーム開幕戦でもある。当然退屈な試合は見せられないだろう。特に昨年ファジアーノにはホームで敗れている。当然倍にしてやり返したいとみんな思っているだろう。だから引いてロングボールをFWに合わせるなどと言うサッカーはしないだろう。そもそもサンフレッチェはそんな退屈なサッカーはやらないが。
そう思うと、早くも週末が楽しみだ。一方のカープは週末から他流試合が始まるのだが、こちらはどれだけのパフォーマンスを見せられるかね。というより、現状でどの面下げて他球団と試合するのかと言いたいくらいだ。相変わらずだんまりを決め込む不誠実なカープ球団に、明日はないだろうと思う。今年は、サンフレ全力集中でいいかもしれない。
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