と、表題はつけてみたものの、どう書き連ねていいのか正直よくわからない。あれだけジャイアンツにこだわった長野さんが人的補償でカープに来て、赤い長野さんとして活躍してくれた恩義は尽きることがない。しかし、この球団は本当に長野さんを戦力として見込んでいたのかというと、些か怪しい。むしろ飼い殺しにしてたのではないかとさえ思う。
これはあくまで仮説だが、カープの球団当局は長野さんが活躍されたら困る事情があったのではないかと思う。元はといえば丸のFA移籍だが、その前年の契約更改から丸に対する処遇はおかしかった。要するにハジメのカープ弱体化計画の一環で丸を体よく追い出したが。あまりにも反発が強かったので長野さんを取らざるを得なくなった、と見るのだが。どうだろう。
確かに長野さんはもうフィジカルが万全ではなかったようだが、それにしても使い方は変だった。あげくの果てがジャイアンツへの無償トレード。これは完全にカープファンを莫迦にしているとおわざるを得ない。こんな茶番でだまされてくれるとでも思っているのだろうか。
もしそうだとすると、ハジメの徹底したカープ弱体化計画の目眩ましのために、ジャイアンツに泣きついて長野さんをレンタルバック密約付きで譲り受けたのであるに違いない。カープ球団当局的には、長野さんに大活躍されては困ったのだろう。本当にカープファンはいい面の皮だ。
話は変わって、今年のカープのドラフト1巡目指名は、創価大学・立石正広内野手に決めたとの報が出ている。別に良いのだが、何でわざわざ他球団に先駆けて公表する必要があるのだろうか。誠意?何に対するどのような?零点答案だ。スカウト部長になった田村恵も誠意がどうたらと言ったようだが、相変わらず頭が悪いと思う。
ドラフト会議というのは、誠意の見せあいっこではなく、偉大なるシミュレーションゲームである。智略、策略、謀略に優れたものが勝者となるのだ。そのいみではカープのドラフトなんて、花いちもんめと変わらない。あの子が欲しい。じゃんけんポンでしかない。
そんなことを書いていたら、サッカーの親善試合で日本がブラジルに歴史的勝利を挙げたとの報が流れてきた。全く見ていないのでどんなサッカーをした結果なのかは分からない。しかし、スポーツは勝てば官軍である。そのうちポイチさんは歴史的名将と言わるかもしれぬ。ワールドカップでどうなるかはともかくとして。






コメント
サムライブルーがセレソンに初勝利を飾ったことは、まあ、良かったネという程度かな。
俺も試合を観ていないので大きなことは言えないが、日本の得点3のうち、2点はCBファブリシオ・ブルーノのオウンゴールような感じだったからなぁ。しかもファブリシオ・ブルーノは、2026年ワールドカップ南米予選の「お試し要員」85名のうちの1人に過ぎず、最終節に招集され出場はたったの1試合。そもそも、セレソン候補は100名いて、実際2026年ワールドカップ南米予選では、実に75名が出場している。ファブリシオ・ブルーノはセレソンの序列としては最下層で二度と代表に呼ばれることはない。
もう1点、ブラジル代表は2026年ワールドカップ南米予選で、ギリギリの5位通過という過去最低の成績で大苦戦している。前回大会までのようにW杯の出場国が32だったら、あわや本大会出場を逃す大惨事を招いていた可能性すらある。また、アンチェロッティは、セレソン史上初の外国人監督。名将と言われているものの「イタリア人」なので、当然守備重視スタイル。早くもブラジルのメディアでは、「セレソンのイタリア化が進行中」と報じられている。攻めまくるブラジルのスタイルからすれば、セレソンとアンチェロッティの関係は「水と油」か。
それでも、セレソンが予選で苦しんだ年は本選で強い。2002日韓W杯も地区予選で苦戦し優勝候補に挙がっていなかったが、ロナウドやらロナウジーニョ等タレント揃いのメンバーをみたら1番強いのは明らかだったけどね。
ただ、2026のセレソンはやや小粒で、本選での優勝は厳しいか。タレントは揃っているけれど突き抜けた選手がいないので本大会でも苦戦しそう。
ま、現在ブラジル代表の親善試合は、プロ野球で例えると消化試合みたいなもんだから、ポイチさんの「歴史的名将」は、W杯本大会の結果が出るまでお預けでいいのでは。
サムライも強くなったけれど、やはり世界のベストイレブンに選出されるような突き抜けた選手がいないので、W杯本大会は良くてベスト8、幸運が重なってもベスト4止まりか?
さて、あらゆる年代の選手から慕われる長野の立ち位置は、現役時代の新井貴浩に似ているような気がする。選手としては一流だけれど、「気立てのいい人」は指揮官や指導者に向かないと思うんだよね。
長野の人柄の良さからして、メディアから引く手あまたの存在となりそうなので、スポーツキャスターがお似合いなんじゃない?
長野16年間、お疲れ様。