Gailを起爆剤にしたいのか?

おもひで

昨日は、予想よりも早かったがそれでも仕事で遅くなったこともあって、心身がヘタってしまい、何もする気が起きなかった。三連休の初日の今朝も何となくけだるい。どうも先日の人間ドックで思いもしなかった所見が出そうなことが原因なのかもしれない。「病は気から」というが、まあそんなものかもしれぬ。

昨日からカープは秋季キャンプを始めたようだが、まったく興味はない。今さら新井は練習は量より質とか何とか曰ったらしいが、アホかと言いたい。その「質」を誰がどのように担保するかが問題なんだろうが。それが分かってないあんぽんたんどもに何ができるか。

それはさておき、カープと広テレがつるんで開催するカープOB戦に、ゲイル・ホプキンスが参加する旨発表された。あの初優勝決定ゲームの決勝3ランを打った伝説の人である。しかし御年83歳。安仁屋宗八翁や外木場義郎翁よりもなお年上である。そもそも動けるのかとも思うが、まあユニフォーム着て立ってるだけで絵になると思ったのだろう。

しかし、私は底意地が悪いから、何かあると勘ぐってしまう。蓋し、このOB戦、前景気が盛りあがっていないのではないか。事実、ローチケを見てみたら、そもそもの席数が少ないところは完売のようだが。そうでないところはその限りでないようだ。

そんなの当たり前のことであって、カープ球団、はっきり言えばハジメがカープの歴史を蔑ろにしているからに他ならない。本来なら被爆により壊滅した広島から苦難を乗り越えて三十年たって栄光を摑み、やがて強豪チームにのし上がったというのは誇るべき歴史なのだが、ハジメはそれが気に入らない。なぜならそこにはもれなくハジメが忌み嫌う古葉竹識監督がついてくるからだ。

まあ、それは抜きにしても、そもそもハジメはカープOBの存在なんて虫螻以下にしか思ってないらしい。今は亡き高橋里志翁(当時OB会副会長。ちなみに会長は安仁屋宗八翁)がよく仰っていたが、OB会でなにかするのも難渋するほどだったようだ。

今回のOB戦は被爆80年の節目という一面もあるようであって、広島市が後援に入っている。ハジメとカズミのズブズブの関係は自明だから、要するにいかにももっともらしいお題目をでっち上げて、カープOBを見せ物に使おうとしているのが見え見えなのである。

だから、今回の催しは決してカープの歴史を尊び、称賛しようというものではない。今回はもっともらしい理屈をつけて、江川卓、中畑清、高橋由伸をゲスト参加させるのだが、これも以上の観点からしたらさもありなんなのだ。ちなみに広テレの取締役には渡邉恒雄が入っていたのである。

そもそも論として、この企画、今のファンに訴求するものなのかね。きっと無関心だと思うよ。私と同世代のファンとかそれ以上のオールドファンの方々向けかな。それもハジメの意図が見えた時点で、シラケてしまうのだが。

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コメント

  1. Иван Иванович より:

    Gail Eason Hopkinsの現役時代を観ている世代として、カープ在籍の1975~1976年(1977のホークス時代は除く)の2年間、長打率5割超えのスラッガーで、 Gail抜きで初優勝は叶わなかったと思わせるくらい活躍したのは薄ら覚えている。

    Gailは現役時代もそれなりのインパクトを残したが、引退後もイケてるよね。帰国後は医科大学で学び、医学の博士号を取得。整形外科のプライベートドクターとなり患者の診察も行ってる。カープ時代は広大医学部の研究室に通って実験に取り組むバイタリティはエグい。また、医療の他牧師としての活動を行っている。プロ野球、医学、宗教という三領域を横断する稀有な人物でんなぁ。

    彼の生き様は尊敬に値する。

    ただ個人的に、OB戦たら同窓会たらの類いは苦手なんだよね。学生時代や現役時代を懐かしむような、追憶を反復することが俺には合わん。予定調和的なノスタルジーに堕する違和感に耐えられない。

    もちろん、幼馴染みや学生時代に出会った人物との繋がりがゼロではないけれど、彼らとの付き合いは未来志向重視。良きにせよ悪しきにせよ過去は変えられないが、未来は創れる。追憶は記憶の再構築にすぎず、実際の行動には直結しないことが多い。一方、現在の選択や未来への志向は、現実を変える力を持つ。

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