今朝空を見上げたら、青空がまぶしかった。霜月も十日が過ぎ、晩秋の趣が濃くなってきたが、すっきりとした青空を見ると、心も和むところである。もっとも、結局下らぬ業務で忙殺されて帰る頃には更けきった夜空であるので、なんとも気が重くなる。昨日など風呂に入って横になったが最後、3時30分くらいまで寝てしまった。どうもよほど疲れているらしい。
晩秋の空といえば、京都に住んでいた頃を思い出す。今にも泣き出しそうな鈍色の空から時折降ってくる時雨をみると、どうしても気が重くなったものだ。受験とかなんとか、春に向けて何かやらねばならないときには京都というのは良くなかったのかもしれない。もちろん、それが受験がうまくいかなかった理由にする気はさらさらないのだが。京都の秋と言えば、どんよりとした時雨空が思い出されるのである。
昨日は新聞休刊日だったので、沈黙を貫いているカープ当局も何か動くのではないかと思っていたが、結局何もなかった。今朝になって、九里亜蓮が海外FA権を行使する旨の報道がなされた。感想はない。きっと行使すると思っていたから。アメリカに住む父親に投げる姿を見せたいというのは表向きの理由で、きっと現状のカープに辟易しているからだろう。だから、MLBとの契約がうまくいかなくても、きっと国内球団に移籍するに違いない。それでいいと思っている。
一方で、カープが狙っているとされた佐野恵太は、ベイスターズ残留が発表された。さらに同じくカープが狙うのではないかといわれていた大城卓三も残留。まあ仕方ない。というより、今のカープに喜んできてくれる選手などいないといえばいい。松田元がいる限り。こんな奴がいるチームになど誰が行きたいと思うものか。きっと佐野恵太もこんな奴に使われる気にならないというのがひとつの決め手になったかもしれない。
あとは、新井兄弟と師弟関係にあるといわれている大山悠輔が動くかどうかだろう。しかし、動いたところでカープに来る可能性は上記の理由から極めて小さいはずだ。なんで金は出さないくせにチームの編成にまで口を出すような輩のところに行きたいと思うものか。その意味では松田元というのは強化のための癌細胞なのだ。野球選手だって人間だ。まして個人事業主ではないか。
そんな松田元も来年の2月11日が来れば74になる。まあよぼよぼの年寄りとも言えまいが若くもない。いわば後期高齢者にチェックメイトである。本来なら隠居して悠々自適でいいくらいなのに、箸の上げ下げまで口を出さなければ気が済まないのはどういう了見によるものなのだろう。現世での欲というのはこれほどまでに強いものなのかと思う。やはり資本主義というのは宗教的倫理とは無縁なのだろう。その意味ではMaxはやはり間違っていたのだ。
話が流れて自分でも何を書きたいのか分からなくなってきた。いいところでまとめたいと思っていたのだが、今日の業務が死ぬほどくだらなすぎて頭の中が真っ白になっているのである。本当に、寄るもの触れるものに切れ散らかしたいくらいだ。でもそんなことしても非生産的だからしてもしようがない。今日の暗黒への鬱憤は、明るい明日を夢見ることで解消することとしよう。
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コメント
日本のプロ野球を含め職場がオモンナイ最大の要因は、「遊び心」がない事。
海外では、ちょっとした「賭け」が渇いた心を埋める潤滑油になっている。
学生ならテストでトップの成績を収めるのは誰か。A君は卒業できるか。今年の総代は誰か。日常的な行動では、B君は遅刻するか。C教授のつまらん講義で何人居眠るするか。
職場では、Dさんのプレゼンテーションは成功するか失敗するか。Eさんの来期昇進はあるか。等々、あらゆる局面で日々「賭け」をする習慣があり、楽しみの一つになっている。
また、街の新聞売り場、コンビニ、宝くじ売り場、オンライン等、気軽にブックメーカーの賭けを楽しめる。スポーツ以外に、ノーベル賞受賞者、アカデミー賞グラミー賞受賞者等のエンタメ系の受賞者予想。首相&大統領選挙、議会選挙の政治系の当選者予想をリアルタイムで評価が変動しオッズが更新される。
イギリスのEU(欧州連合)離脱、通称ブレグジットでも当然のごとくブックメーカーで賭けが行われた。私事で恐縮だが、たまたまブレグジット騒動のあった2016年6月出張でイギリスに飛んだ時ブックメーカーで、Leave(離脱)4倍orRemain(残留)1.6倍のオッズで売り出せれていたので、Leave(離脱)4倍に2万ポンド張った。当時のポンド円レートは1ポンド150円代半ば。
さて、米国のブックメーカーでは、さっそく佐々木朗希の移籍先予想オッズが出ている。まあ、日米でいろんな批判があるものの、ちょっとした「賭け」で楽しんで怒りや不満を和らげる効果はあるんじゃないかなぁ。今回の騒動で佐々木朗希の言動は、道義的には好ましくないが一応ロッテマリーンズ球団の了承を得、違法じゃないのでね。移籍先の「賭け」でもして楽しもうや、というのが能天気な米国流なんやろね。
カープのモンテロなんかも、来シーズンのOPS、本塁打数、三振数等を組み合わせた予想オッズで楽しめる「賭け」があれば、カープファンの不満が1%くらいは軽減されるような気がするけど・・・どうやろ?